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そうだ、京都行こう。 [番外編]

この時期に関西で紅葉と言えば、京都です。

伊勢湾岸道は東名阪、新名神、名神にも繋がっていて、みえ川越ICから京都南ICまでは100kmちょっと。車なら1時間半の距離です。

もっとも、四日市、亀山、草津の各JCTは渋滞の名所で、誰もが京都に行くような時期に、まともな時間に出発したら京都に到着するのは昼過ぎになってしまいます。さらに京都市内での渋滞や駐車場探しも大変です。

そこで、今回は早朝出発にし、しかも観光地から少し離れたところに駐車して、電車と徒歩で観光することにしました。

出発は、朝5時50分です。

みえ川越IC手前のミニストップで100円コーヒーを買い込み、伊勢湾岸道に乗りました。交通量はそれなりでしたが、特に大きな渋滞はなく、なんと7時には京都南ICを降り、予定した京阪電車の藤森駅に到着しました。駅前の「Times」に駐車し、行動開始です。ここは24時間停めても最大1,000円ですから、うろうろ車で動き回るよりは便利で安価です。電車での移動でも、今はSUICAが使えるので、切符を買う手間もありません。

京阪電車でまず向かったのが4駅先の「東福寺」です。

ここはMH子さんに教えてもらった紅葉の名所で、朝7時半だというのに、駅からの道はぞろぞろと人の列が出来ています。月下門を過ぎて臥雲橋まで来ると、朝靄の中、紅葉の先に通天橋が見えました。見事な風景です。

さらに進んで東福寺まで来ると、開門は8時だそうで、閉じた門の前に行列が出来ていました。10分ほど早く開門しましたが、中にも通行券販売所の行列が出来ていて、結局1時間ほど並ぶことになりました。販売開始の頃には、何百mもの長さになっていて、1mに10人としても何千人です。たまげました。

通行券を買ったあとは、皆走るように「通天橋」に向かっていますが、ここは一度渡ると戻れないというので、 先に「本坊庭園」と「龍吟庵」を見学することにしました。どちらも有料ですが、枯山水を基本として、苔や板石を組み合わせた趣のある庭で、紅葉も見事な庭でした。

その後、通天橋に向かいましたが、物凄い人で、橋からの眺めを愛でるというような状況ではありません。そろそろと人の流れに乗って進みながら、端に近づき、人垣の隙間から紅葉を眺める程度でした。後ろからの人に押し出されるように進み、渡り終わるという始末でしたが、それでも一度は見ておいて良かったと思えるような、見事な景色でした。

その後、月下門から外に出ましたが、朝通った道路全体に人の列が続いていました。ここから境内に入って通天橋まで、おそらく何時間もかかるでしょうから、早朝の訪問は大正解でした。

次の目的地は七条にある「京都国立博物館」です。

「京都の平安・鎌倉彫刻」と「鳥獣戯画展」がお目当てです。

 

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