戸隠神社 うずら家 [十ノ原]
待つこと4時間半の「うずら家」さん。後半は雨が強くなってきて待つ方も大変ですが、相変わらずの人気で、入口には人が溢れています。
こちらの予約システムでは、名前を呼ばれて居ない場合、次の人を入れるものの、戻ってきたらその時点で次に入れてくれます。だんだん自分の番が近づいて来て、そろそろと思ったところで、先に名前を書いていた人が戻って来ると、がっかりしますが、10時までに来て名前さえ受け付けて貰えれば、あとはゆっくり観光をして15時頃までに戻ってきて、すぐに入るというのも良い作戦です。
やっと順番が回ってきて、通されたのは2階の座敷でした。大きなヒノキの縦長テーブルに座り、オーダーしたのはざるそば2枚とキノコの天ぷら、そば豆腐です。
まず出てきたのが、生わさび。擦り下ろしたところ、もっちりと粘りのあるわさびになりました。ちょこっと食べてみると、ツーンと鼻にくる辛味以外に旨みのような甘みのようなものも感じられるわさびでした。
そば粉を使った豆腐も、もっちりすべすべの食感です。
メインの蕎麦が出てきました。
一本そのまま口に含むと、新そばらしく、蕎麦の香りが強く感じられます。汁たれに浸けずに食べても美味しい蕎麦です。そして一番の特徴は、その喉越し。そば豆腐で感じられたようなすべすべでつるっと喉を通ります。
なるほど、人気の理由が分かりました。
てんぷらは普段の野菜の盛り合わせを避けてキノコを選びました。旬のキノコで季節を感じる食材でしたが、味が単調で、ちょっと失敗。
ざるそばは880円、てんぷらが950円、そば豆腐が450円と、お値段も良心的でした。
その後帰り道で、ナツメから削り出しのお椀を2つ買いました。 しっかりとしてトン汁や具だくさんの汁ものにちょうど好さそうです。
少し強くなってきた雨の中、長野市内でABC Martで靴を買い、須坂のTSURUYAで夕食を調達して十ノ原へ戻ったのが17時近くでした。