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南万騎が原 ノスカシェット [ぶつぶつ]

年末最後の外食は、相鉄線の南万騎が原駅にあるフレンチのお店「ノスカシェット」さんになりました。

年末は長男も戻って来て家ご飯が増えるので、外食はこれが今年最後です。最近ランチで家内が行きつけのこちらのお店に、バスと電車で繰り出しました。こちらはシェフが一人で切り盛りしているそうで、18時に予約が2組入っているので、30分ほどずらして来店してほしいとのことでした。

こじんまりとしたビル。歩道に小さなメニューが出ているだけで、見落としてしまいそうな入口からエレベーターで2Fへ。店内は4人掛けのテーブルが6つ、2人掛けが2つほどでしょうか。奥にはシェフが忙しそうに動き回る厨房が硝子越しに見えます。 その手前には大きな生ハムの塊が置いてあり、オーダーが入るとシェフがスライスしてサーブしています。

こちらのシェフは、スペイン大使館の料理人を務めていた人だそうで、家内によると、特にお肉が美味とのこと。確かにどれも美味でした。

コースメニューは2つ。オーダーした4,000円のコースは、前菜がウニと人参のムースとフォアグラとアン肝など色々盛り合わせ、魚料理がタラのポワレ 焦がしバターのソース トリュフ添え、肉料理が和牛ほほ肉の赤ワイン煮込み、最後にデザートとコーヒーです。6,000円のコースだと前菜に生ハム、鱈白子のソテー、お造り、海の幸などが加わります。また、魚料理はエイとキャベツの蒸し物、肉料理が短角和牛ミスジの低温調理になります。

今回は二人とも4,000円コースにしたものの、ぜひステーキが食べたいと無理をお願いし、片方の肉料理のみ6,000円コースのミスジのステーキに替えてもらいました。

ビールとスパークリングワインで乾杯した後、出てきた料理は、どれも講釈が不要という美味しいフレンチでした。ワインはシェフおススメのReices de Garnacha 2012を選びました。残ったら持ち帰れば良いと思って1本にしましたが、料理と共にグラスもすすみ、結局2人で空けてしまいました。

シェフ一人でやっている分、料理が出てくるのが少し遅いのが難点ですが、最初に生ハムでも別オーダーしてスタートすれば、ゆっくりとしたペースで食事を楽しむことが出来ます。

2つ隣の弥生台駅には、鉄人坂井シェフのお弟子さんのフランス料理店がオープンしました。どうやら相鉄が有名シェフの店を駅前に誘致しているようです。

自宅からタクシー圏内の近場に美味くて洒落たレストランがオープンするのはうれしい限りです。

 

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