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都会の昼食(139) 張家 麻辣刀削麺 [都会の昼食]

日本橋高島屋の裏手まで足を延ばしてみました。と言っても、東京駅からまっすぐに京橋を抜ければ歩いて10分もかからない距離です。

西安料理の「張家」さんは、完全に中国人の人がやっているお店のようです。厨房とフロアーの人たちの会話には、全く日本語は出てきません。注文を取りにきたお姉さんも、日本語はかなり怪しげで、メニューを指さして確認してから、厨房に向かって「××× !」と中国語(たぶん)で注文してました。

待つこと5分。運んでくる途中の匂いからして辛そうな刀削麺が出てきました。見るとさらに辛そうです。

まず、たっぷりの麺の量に驚きました。スープの中に麺があるというよりは、麺が半分以上を占めていて、その上にスープをかけたようなボリュームです。刀削麺ですから、麺の形が不ぞろいで、厚い部分と薄い部分が混在しているのも、それはそれで良さげです。浮き上がるラー油のようなマー油。凄いです。

でも、この辛さが癖になりそうに美味しいから、たまりません。むせないように、注意しながらすこしづつ口に入れますが、唇からジーンと痺れが口中に広がってくる感じです。上に載せられたチャーサイも良いアクセントになっています。

汗が出てきました。でも、美味しいです。

それにしても、本当に量が多いです。

後から来た人が頼んだ海老チリ定食も、たまげた量でした。普通に夕食で中華料理店に行き、1,300円くらいでオーダーする一品料理の海老チリと同じ量で、それにライスとスープがついてきていました。これで880円ですから、大サービスです。

外の入口の上にある写真ですが、ちらっと見た厨房の中で、麺を削っていた、まさにその人にそっくりでした。

うーん、お見事。ご馳走様でした。

最近近くに事務所が移ったFK君にもお勧めです。

 

マーラー刀削麺.jpg

張家.jpg