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藤沢の獺祭で忘年会 [ぶつぶつ]

毎年恒例のご近所のTKさんとの忘年会ですが、今年は12月7日に藤沢の「獺祭」で開きました。

9月に新橋の「虎徹」さんでハーフマラソンの壮行会を開いてもらい、そこで飲んだ獺祭を家内に話して以来、このお店はチェックしていたようです。10月の結婚記念日の食事でも候補に挙がりましたが、今回やっと訪問することができました。さすがに年末で混みあっていて、予約は2時間のみです。

7日はジュリエッタの1年点検と、オンワードの社販会で飛びまわり、帰宅したのが16時ちょうど。獺祭の予約は17時からですから、20分ほどで出発しなければなりません。バタバタとベリーにおやつをあげて戸締りをし、バスに飛び乗りました。

東海道線を使って藤沢駅に着いたのが17時5分前。iPhoneで地図を確認して5分ほどでお店に到着しました。

お店はカウンターが8席、4人掛けのテーブルが3つほどのこじんまりとしたお店です。L字型のカウンターが厨房を囲み、良く目配りが利く大きさと間取りです。厨房には4人、フロアーも3人と、随分人をかけている感じですね。

エビスビールで乾杯し、忘年会のスタートです。

突き出しは「ブリのあんかけ」。一度揚げて香ばしくしてから三つ葉の上に乗せてあんをかけてあります。ボリュームも随分あって、突き出しというよりは十分にこれでお酒が頂ける一品です。注文したのは、

「豆腐のもろみ漬け」「手羽先唐揚げ」「大根と桜エビのサラダ」「ジャガイモの酒盗クリームがけ」「刺身盛り合わせ(ヒラメ、鮪、ぶり、赤むつ、黒むつ、サワラ、鯵、金目鯛)」

どれも美味しかったですねぇ。全体にやや味が濃い目でしたが、お酒のつまみだからでしょうね。手が込んでいて、普段食べたことがないような味でした。豆腐のもろみづけはまるでチーズのような食感で、お酒と良く合います。手羽先はパリッとでも中はジューシー。スパイスが良く利いています。お刺身も贅沢にぶ厚く切ってあり、醤油は甘口で出汁が効いていました。

最後の締めは「土鍋炊きご飯」と「湯豆腐」に「お新香」です。土鍋炊きご飯は1時間ほどかかるので最初にオーダーしておきましたが、ふたを開けるとご飯の上に骨を取った焼鯖がどんと載っていて、しかもそれを隠すほどの胡麻が掛けられています。店員さんが丁寧に混ぜ合わせてくれて、お茶碗に取り分けてくれます。また湯豆腐には、佐賀県嬉野温泉の温泉水を使うと言う凝りようです。温泉のアルカリ分によって豆腐が豆乳に戻り白濁し、上手くやると湯葉が出来るらしいです。

お酒は、さすがに店名にするだけあった、とても覚えきれない数の獺祭がありました。メニューには90mlと120mlの値段が書いてありますが、大体1合換算で1,000円から3,000円。高いものは磨きが2割3分とありますから、ほとんどお米の中心部しか使わない贅沢なお酒です。

一番高いのは、「獺祭 磨 その先へ」。何と90mlで5,250円。1合で1万円を超えるという超高価なお酒です。もちろんそこまで日本酒に知識も経験もないので、オーダーしたのは「獺祭 発泡にごり酒50」の360mlボトルと、年2回限定出荷の「獺祭 槽場汲み 磨き3割9分」を1合。それでも十分に満足できるお酒でした。さすがに獺祭独特の、フルーツの様な香りとフレッシュでまろやかな味を頂きました。

その後、男衆は焼酎に切り替えて、予約の2時間があっという間に過ぎました。

お会計は一人6千円弱。この量と質なら文句はありません。

ぜひ、時々訪れたいお店でした。

 

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