もう一度行きたい丸ビル マンゴーツリー

７月の初めだったでしょうか? 高校時代の友人MH子さんが上京、私が帰省した折にはおうちにおじゃましたりしましたが、卒業以来初めてランチをしました。彼女の腰痛がやっと良くなってきたところでしたから、あまり移動はせずゆっくりできるところ、と考えましたが、なにせ丸の内はあまりくわしくありません。美味しいものを一緒に食べたいし、東京だな、という雰囲気もありつつ・・・そこでミセス・Kにご相談。で、おススメしてくれたのが丸ビルの「マンゴー・ツリー」。

ネットで調べるとランチブッフェは11時から。MH子さんが11時ちょっとまえに到着すると、すでに列ができていて、先に並んでもらいました。11時ちょうどに案内開始。窓際ではなかったものの、35階という高層で、MH子さんも私も大好きなタイ料理が数々並んだ様子に嬉しさを隠せず! サラダもカレーも美味しかったですが、二人が一番気に行ったのが、「カノムチャン」というタピオカ粉でつくったきれいな緑色のお菓子です。何層にも重なった様子が縁起がいいそうな。

お料理に、いちいち感動しながら、本当によく食べました。 途中で、時間制限があるのかと心配になり尋ねると、「時間制限はございません、どうぞ3時までごゆっくりお楽しみください」と笑顔。近くにあるベトナム料理の「サイゴン」も主人と行ったとき振られているので考えましたが、そこはブッフェではなく、OLさんに人気のあるレストランなのであまりゆっくりできなさそうなコメントがありましたから、「マンゴー・ツリー」にして正解でした。

11時に入って3時まで、食べておしゃべりしてもまだ話し足りない私たちに、レストランをでた目の前にちょうど大きなソファが・・・ さっきまでお料理を前にしたテンション高いおしゃべりとは違い、悲しいことが続いたMH子さんと静かに話したり、考えたり・・・彼女の頬に伝った一筋の涙に、悲しみの深さを見ました。昨年末、やはり高校時代の親友の一人を病気で失いましたが、彼女のつらかったことを知らずにいた自分をとても悔みました。言葉ではうまく表わせませんが、友達が悲しいとき、つらいとき、寄り添えるならできるかぎり寄り添えるようにしたいと決めたのです。