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サイバーショット DSC-QX100 [ぶつぶつ]

AD君の強い勧めもあって、富士山登山に合わせてSONYのサイバーショットを買ってしまいました。

あのレンズの型をしたファインダーなしのデジタルカメラです。

ネット通販では到着が金曜日になってしまうため、内視鏡検査の後、御徒町にある店頭販売もやっているネットショップに行って購入してきました。ちょっと前にご紹介したのはQX10でしたが、買ったのはその上位機種のQX100です。違いは色々あるのですが、一番のポイントはマニュアル撮影が出来るところです。

カメラが露出やピントを決めてくれるオート撮影は便利で、スナップ写真をパチパチ撮るには最適ですが、それならスマホに内臓のカメラで十分です。わざわざ専用カメラで写真を撮りたいという時は、たとえば花の接写や、ちょっと長めのレンズで背景をぼかしたい人物撮影、シャッターを遅めにして水滴を流したい滝などで、それには意図に合わせて絞りやシャッタースピード、露出感度を設定出来るマニュアルモードが必要です。

QX10は大きさが手のひらに入るほど小さくてズームは10倍、値段も手頃なのですが、何といってもこのマニュアル撮影が出来ません。一方QX100は、大きさは2倍でかさばりますし、ズームは3.6倍しかなく、値段は2倍もしますが、マニュアルモードを搭載しています。さらに、高級デジカメでも使われる1.0型のイメージセンサーを搭載し、レンズはカールツアイスのバリオ・ゾナーT*です。「迷ったら高価なほうを買え」という親の教えもあって、こちらを購入することにしました。

下に載せたのはマニュアルならではの写真で、富士山の須走駐車場で撮影した夜空です。レンズをジュリエッタの屋根の上に置き、絞りは開放、シャッタースピードを1.6秒にして撮影した午前3時の東の空です。ファインダーがないので、レンズの向きが変なのはご愛敬ですが、右下に見えているのが駐車場の柵です。降り下りるように見えた細かい星まで綺麗に写っていて、うっすらとかかる雲もちゃんと写しています。漆黒の空にはノイズはありません。ブログに載せるために640x480まで解像度を落としていますが、実際には4,864x3,648の高解像度で撮れています。これで十ノ原の満天の星を撮ったら、さぞ素晴らしいことと思います。

しばらくは、色々と遊べそうです。

QX100.jpg

QX10-100.jpg

夜空1.jpg