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ジャパニーズ・ヨーグルト [ぶつぶつ]

さっそく麹を使って甘酒作りをしてみた。

準備するのは、米麹(乾燥)200g、お米1合のみ。お粥は炊飯器で炊けるし、60℃での保温も炊飯器任せ。時間はかかるものの、何とも簡単だ。

お米を研いで、2.5合の目盛りまで水を入れてお粥に炊く。

炊いている間に週末ジョギングをし、戻ってくるとすでに保温状態になっている。温度を測ってみると70℃と少し熱い。お釜を炊飯器から取り出し、少し冷ます間に麹を準備する。

乾燥麹は板状に固まっているので、バラバラに解す。買って来た袋のままだとスペースが無いので、一旦取り出して、ビニル袋に入れて、指で潰す。ビニールに入れるのは菌糸が飛び散るからだ。雷おこしを砕くように崩してゆくと、次第に米麹一粒づつに分かれてゆく。こうしてばらばらにした米麹を、少しさめたお粥の上にザザッとかけ、しゃもじで混ぜ合わせる。

分量とすると、後から足した乾燥した麹のほうが多いくらいなので、最初はパサパサで混ざりにくいが、次第に馴染んで、モルタルのような感じになる。表面を平らにして、後は炊飯器に戻すだけだ。

一旦炊飯器のふたを閉め、保温ボタンを押してから、ふたを開け、布巾をかけておく。これは空気を入れるためと、温度が上がり過ぎないようにするためだろう。途中で温度を測ってみると、65℃だった。少し高めかもしれない。

あとは、ひたすら待つ。1時間に一度位、しゃもじで全体を混ぜ合わせて、発酵が均一になるようにするのだが、2時間位すると、ぼそぼそしていたものがベタベタとし、ちょっと口に入れてみると甘味が出てきている。色も真っ白から次第に黄色見を帯びてくる。時間が経つにつれ、シャバシャバになってくるようだ。

ネットで調べたレシピだと60℃くらいで6時間保温すれば完成とあったが、結局10時間、午前11時から午後9時まで保温して完成とした。

布巾をかぶせていても熱で水分が蒸発するためか、粘度が上がってきたので、取り出す前に水を100ccほど加えて、タッパーに取り出し、粗熱を取ってから冷蔵庫に保管した。

出来上がった甘酒は、1:1でお湯で割り、塩を一つまみ入れて飲む。かなりの甘さだ。

まずは、大成功。

あとは1週間飲んでみて、ご利益があるかどうか。

 

米麹袋.jpg

お粥.jpg

お粥+麹.jpg

発酵温度.jpg

発酵中.jpg

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