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ゆずの歯 [ゆず]

我が家にも慣れてきたゆずですが、口の中はトラブル一杯です。放浪していた時に何かをかじったのか、下の前歯はどれも削れてしまい、まるで抜けてしまったよう。なにより歯石がひどくて、そのためとても口臭が強いのです。

ご近所のITさんから良い犬の歯医者さんを紹介してもらい、歯石を取ってもらうことにしました。

ゆずはフィラリアに感染していましたが、5月に陰転し(https://sugadaira2011.blog.ss-blog.jp/2019-05-13)、麻酔を伴う手術も受けられるようになりました。無麻酔でもある程度の歯垢除去は出来るそうですが、何といってもゆずに怖い思いをさせるのが可哀そうで、麻酔下での施術をお願いしました。

1週間前に事前の血液検査を行い、ちょっと貧血気味であること以外、肝臓や腎臓の機能に問題がないことから、22日に実施してもらいました。

当日は家内がインフルエンザに罹患していたためと、私もちょっと他の案件もあったので会社をお休みにし、藤沢にある「サーカス動物病院」に連れて行きました。雨の金曜日の朝ということで、少し余裕を持って家を出たのですが、思ったより空いていて20分前に到着してしまいました。待合室に連れてこられて抱っこされたゆずはずっと震えていて、かわいそうでした。9時から丁寧に事前検査の結果と当日の手術内容の説明を受け、ゆずを預けたのが9時20分。実際の施術は昼から午後1時半ごろまでで、ガラス張りの部屋でやるので見学もできるとのことでした。

家に帰ってからも、ゆずの様子に気を揉んでいましたが、14時過ぎには病院から電話があり、無事に終了して意識も戻っているとのこと。ただ少し様子を見てから連れ帰ったほうが良いので、お迎えは17時半にとのことでした。

17時半に病院を再訪問し、手術前後の写真を見ながら先生の説明を受けました。やはりどの歯も歯石がひどく、特に大きな歯石がついていた右下の犬歯は、歯周ポケットが10mmもあってぐらぐらだったため、抜歯せざるを得なかったとのこと。でもそれ以外の歯は、多少エナメル質が薄くなって神経が透けているものの大きな問題はなく、根もしっかりしているとのことでした。また抜歯したところも溶解性の綿を入れて縫ってあるので、抜糸は必要ないとの説明でした。

抱き上げたゆずは、もう震えていませんでしたが、さすがに元気がなく、家に帰ってからも食欲がありません。まあ、歯茎を切開して歯を抜かれたのだから当然かもしれません。大好きな犬用の「チャオチュール」を薬やドッグフードにかけて食べさせ、何とか日曜日には食欲も復活してきました。口臭もなくなったし、ITさんからの助言で爪切りや耳の掃除もしてもらうこともできました。

事前の血液検査と当日の手術費用で8万円超かかりましたが、何より、かわいいゆずがこれで長生きしてくれたら安いものです。


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