中秋の名月 [ぶつぶつ]
昨日というか、今朝まで中秋の名月が出ていました。
ちょうど出張で18時頃に帰宅できたので、きれいな夕日の後、東の空に昇る、これまたきれいな満月を見ることが出来ました。
高度を上げるに従って次第に明るくなって、ちょうど23時頃には真南から影が出来るほどの月光が部屋に差し込んで来ました。
そして朝4時過ぎに家を出ると、今度は西の空に沈みかけの月が。日の出が5時半頃で、さすがにビルの下で月が沈むところを見ることはできませんでしたが、空を見上げることの多い一日でした。
ニュースでも言ってましたが、中秋の名月は満月とは限らず、一昨年から今年までは満月でしたが、次に満月で見れるのは2021年だそうです。
これは「中秋の名月」が旧暦の8月15日の月のことを指すためだそうです。旧暦の秋は7、8、9月。その真中だから「中秋」と呼ぶのだそうです。旧暦は月の満ち欠けでひと月をカウントするので、それがちょうど30日ではないので、誤差がでて、年によっては満月から1~2日ずれることが多いのだそうです。
それよりびっくりしたのは、この中秋の名月、9月だったり10月だったり、およそ1ヶ月も動くのです。
たとえば、2014年は9月9日、2017年は10月4日だそうです。
これも月齢で暦を決めた旧暦によるからだそうですか、それにしてもこれほど太陽暦との変動があると、普段の生活は大変だったでしょうね。
潮の動きなら月も影響しますが、何といっても天候や日照時間などは太陽の動きで左右されますから、生活暦としては太陽暦のほうが便利なはずです。
どうして旧暦が採用されたんでしょうかね。機会があったら調べてみましょう。
それにしても、きれいな名月でした。