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都会の昼食(102) 米’n Kitchen 天然ブリなめろう丼 [都会の昼食]

八重洲はまだまだ行ったことのないお店がたくさんあります。

今回のお店は、以前紹介した中華の「蓬莱」さんや韓国料理の「とうがらし」さんの前にある「こめいんキッチン」さん。路端でお弁当を売っているお店かと思ったら、中は立派なレストランでした。

店内にはクランク型のカウンターに10席位、他に2人掛けのテーブルが5つくらいはありましたから、満席なら20人くらい入りそうです。

ランチメニューは「カツ煮」「天ぷらバラちらし」「豚生姜焼き」が850円。「鶏からあげ」750円など、けっこう重量級の定番メニューが並んでいます。どれも弁当向きですね。ちょっと変わったところで「揚げ出し豆腐」850円、「ぶりなめろう丼」750円とあります。この二つで迷いましたが、今回は100円安い「ぶりなめろう丼」にしてみました。

丼の真中には卵の黄身が乗っていて、なめろうと混ぜてご飯と一緒にいただきました。結構しっかりと味がついていて、ご飯と良く合います。アボガドも入っていてコストパフォーマンスは高い感じでした。

白を基調にした明るい店内で、女性が一人でも入れるようなお店でした。

 

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会席 たち川 [ぶつぶつ]

10月は私の誕生月と同時に結婚月でもあります。

ちょうどアメリカから帰国した翌日の日曜日に、29回目の結婚記念のお祝いに出かけました。

夕食に予約したのは、藤沢にある会席料理のお店「たち川」さんです。家内は何度かランチで利用していたそうですが、夜の席は初めてです。予約の際に結婚記念のお祝いと伝えたためではないでしょうが、他のお客様もなく、ゆっくりと美味しい料理を頂けました。

ここの板さんは、築地の田村で修業されたそうで、どの料理も品があって腕の良さが光っていました。最近はフルコースだと食べきれないことが多く、予約の電話の際にも「少なめで」とお願いしたのですが、それでも満腹のボリュームでした。

メニューは、

しめ鯖の酢のものと柿の白和え

秋刀魚の七分干し、海老しんじょうの毬栗見立て、山芋、サツマイモのイチョウ見立て、里芋の柿見立て、銀杏

松茸の土瓶蒸し

お赤飯と鯛の桜の葉巻き

お刺身(かます、ほうぼう、いなだ、しまえび)

鰆のけんちん焼き、サザエの酒蒸し

キノコのグラタン

魚のすり身とホタテのあんかけに栗のスライス

鮭といくらの豆乳雑炊、お漬物

柿と栗むし羊羹、シャーベット

本来は先付からデザートまで9品の会席コースですが、結婚記念ということで、おめでたいお赤飯に鯛の一品をサービスで加えていただきました。

また、乾杯のビールの後でお願いした季節限定のお酒「瀧澤」は、かき氷の中で冷やして出されました。華やかな甘い香りで飲みやすかったです。信州上田の酒蔵で、大屋駅から南に向かい、武石温泉へ行った際に通った道沿いにあるそうで、なんとも不思議な縁でした。

どの料理も、見た目が綺麗で、味も文句なしでしたし、サービスも気が行き届いていて、気持ち良く過ごせました。季節ごとに料理を楽しみに訪れたいお店です。

唯一、一品づつの量は半分位でも良かったですね。お祝いの一品を加えていただいたこともあり、食べ終わった後は、これは食べすぎたなという加減でした。

それにしても、ゆっくりと会席料理を夫婦で楽しめる年齢になってきたのは、うれしい限りです。

 

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最新鋭機787で帰国 [番外編]

サンフランシスコを19時10分に出発するJL001便の機内への搭乗開始は19時までずれ込みました。台風の影響かどうか、折り返し運行となる到着便が2時間ほど遅れていたせいです。

このフライトは満席でした。木曜日の会議に同席した同僚は1週間前の予約でもこの便のチケットが取れず、ロス経由で日本に向かったほどです。その理由の一つに機体の大きさがあります。

787は最新機ですが、サイズはやや小ぶりで、搭乗者数が230名くらいです。国際線の主力777は747ジャンボの後継機で、最大搭乗者数は300名ですから、JAL国際線のフラッグシップナンバー001便を名乗るサンフランシスコ便の機体サイズとしてはちょっと寂しいですね。

ただ、装備はさすがに最新機です。シートはコンパートメント型でフルフラットになるSky Suiteではありませんが、それでも最新のShell Flat Neoで快適でした。モニターは15.4インチで解像度も高く、特に気に入ったのが隣の席のモニターが気にならないこと。視野角を狭くして、斜めからでは見えなくなっています。

窓はシェードがなく、スイッチで明るさを変えられます。ナイトフライトだったので効果は実感できませんでしたが、なかなか近未来の装備です。機体にはカーボンファイバーが多用されていて、トイレの扉一つとっても軽い感じがしました。またこの材料のおかげで、従来は機体が錆びることから出来なかった客室内の湿度制御ができるようになったそうで、確かに鼻が乾く感じもありませんでした。

で、お約束の機内食評価ですが、まあまあという、ちょっと残念なものでした。

いえ、もちろんどれも美味しかったのですけど、アパタイザのゴルゴンゾーラディップがちょっと塩辛かったり、前菜のチキンとポークのパテの量が多すぎたりと、バランスが悪かったですね。期待したUSプレミアムビーフのステーキは焼き加減がいまいちでした。やはり赤身が多い肉の旨味を味わうにはミディアムレアーでないと、難しいです。機内食に焼き加減の注文をつけることはルール違反ですが、ウェルダンになっていて、ボソボソの繊維を噛むような感じでした。

その中でも美味しかったのは、後から頼んだベイクドオイスター。小ぶりながら牡蠣の香りが離れた席からするほどで、思わずオーダーしてしまいました。チーズとモルネソースもお見事でした。また、わかめうどんは、腰のある麺にちょうど良いお出汁スープで、わかめもたっぷり。あえての注文は、七味をつけて欲しかったこと。それがあれば満点でした。

この便はナイトフライトですが、寝てしまうと日本に着いてから寝れなくなるので、無理して映画を見て過ごしました。「アップサイドダウン 重力の恋人」「ワイルド・スピード ユーロ・ミッション」「俺はまだ本気出してないだけ」「スター・トレック イントゥ・ダークネス」の4本です。

結構面白かったのは堤真一と橋本愛の「俺は・・・・」です。究極のダメ男が漫画家を目指す話で、肩の力が抜けて、のほほんとさせる話でした。スタートレックもお決まりのSFアクションものですが、正義を守る真っ向勝負のストーリーは楽しめました。

そういえば「ワイルドスピード」には赤いジュリエッタが出ていましたね。最後に軍用機の離陸を阻止するシーンでかなりの見せ場で活躍していました。このシーン、離陸ということは時速200km位で走っている設定なのでしょうが、10分以上も飛行機と一緒のカーチェイスが続いていて、一体どんな長さの滑走路なのだろうと思いましたが、なんでもありで面白かったです。

台風による大きな揺れもなく、ちょうど定刻の22時20分にスポット到着でした。さすが定時運行率トップのJALです。

駅には白いジュリエッタでお迎えをお願いし、自宅到着は23時30分。

5泊7日の強行軍で、どっと疲れが出ましたが、トラブルもなく、世界一周ができて良かったです。

 

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サンノゼ [番外編]

サンノゼはサンフランシスコからベイエリアを南に60kmほどいったところにあります。隣接するサニーベールやサンタクララ、マウンテンビューを含めて「シリコンバレー」と呼ばれています。

全米トップの英知が集まるスタンフォード大学が近くにあり、半導体研究に端を発して、あのヒューレットパッカード社が設立された所として知られています。その後コンピューター関連の多くのIT企業が集まるようになったことから、半導体の材料であるシリコンを冠にこの名前がついたそうです。

アップルやグーグル、アドビといったIT関連企業があり、多くのベンチャー起業家が未来のアップルを夢見て新しい技術を開発し、また世界中の企業や投資会社がそれを見つけにきて投資合戦をしています。スティーブジョブスのように、ガレージ一つあれば新しい製品が生み出せるほど最近の技術は簡単ではありませんが、でもそうした雰囲気は街中にあふれています。

以前滞在したのは1995年から2年間ですから、すでに20年近く前になります。随分と街並みも変わって、というかあまり覚えていないのですが、車で街中を走ると、通りの名前を見て霞んだ記憶が甦ります。でも、こちらの人の話を聞くと、再開発が常時行われていて、最近の不動産の高騰と道路の混雑は尋常ではないそうです。

今回はそうしたベンチャー企業の調査をしている子会社を訪問して情報交換し、さらに投資可能な企業とも面談するのが目的です。

で、仕事の話は書けないので、やっぱり食べ物シリーズです。

朝食はホテルのサービス。シンプルで、まあアメリカだとこんな程度ですね。あとはオレンジジュースとコーヒーでお終い。

お昼は、近くの中華料理店「劉家香」へ。

昔も今も、中華料理は日本人にとって定番ランチです。日本食ほど高くないし、味もかなりいけます。今回は「Hot soup noodle」にしました。汁がたっぷり過ぎて麺も具も見えませんが、結構美味しいです。辛い麻婆豆腐に具を入れてラーメンに載せたような感じ。具は干した豆腐?、海老、グルテン(練り物みたいですが、強力粉だけで作ります)、シイタケ、豆、ビーマン、等々。懐かしい味に思わずかき込むと、ネクタイに汁が飛んでしまいました。

夜はこちらのスタッフと会食です。どうやら日本食好きな人が多いらしく、Cupertinoにある「Gochi. 旬菜たぱす」さんで宴会になりました。

このお店、お客さんだけでなく、お店のスタッフにも日本人や日系人が多く、終始日本語が飛び交っていて、まるで日本に戻った感じです。

頼んだのは枝豆やレンコンのはさみ揚げ、キノコバターといった居酒屋メニューばかりです。でも凄かったのがお刺身盛り合わせ。ボタンエビの頭数からもわかるとおり、これで5人前です。鯛やハマチ、サーモンやタコ、ホタテまで凄い量で、しかも日本で食べるより新鮮で美味しかったです。特にウニと秋刀魚は絶品でした。ここで秋刀魚のお刺身が食べられるとは思いませんでした。締めのお茶漬けも、土鍋で炊いたジャコご飯はおこげたっぷりで、パリッとした食感のご飯に出し汁をかけて頂くという贅沢なものでした。

さすがにシリコンバレー。

さて、残すところあと一日。

最終日の金曜日は午前中会議で、午後は16時までクライアントを訪問し、その後サンフランシスコ空港へ移動して帰路に着きます。19時05分発のJL001便です。どうやら台風も東に逸れて早目に立ち去るようで、土曜日の22時20分なら、羽田に降りれそうです。

最新鋭の787を楽しみにしてますよ、KDさん。

 

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ブリティッシュ・エアウェイズ [番外編]

中日の水曜日は、ブリュッセル空港からロンドンのヒースロー空港を経由してサンフランシスコ空港まで移動しました。

使用したのはブリティッシュ・エアウェイズです。JALと同じワンワールドグループですが、サービスとしては断然JALが上でした。CAが日本人で日本語映画も豊富ということを別にしても、サービスの質が全然違います。

そもそも、大西洋横断の長距離便は機体がジャンボでした。JALではすでに引退している機種ですから、その使い込まれた機体は、どうしても古い感じが否めません。だいたい燃費からいっても、最新機種にはかなわないでしょう。今はどこもLCCにおされて業績が苦しいですから、機体を買い替えるだけの収益が上がっていないのでしょうね。

出てくるおしぼりも使い捨ての薄っぺらいディッシュのようなもので、とても顔を拭く気になりません。ディスプレイの大きさは10インチくらい、解像度も悪く、こちらも映画を見る気になりませんでした。まあ、JALの23インチが良すぎるんでしょうけど。

また、変わっていたのが、ビジネスクラスの席が前後反対方向に並んでいたこと。窓際は後ろ向きに座るので、通路側の隣の人とは向い合わせに座ることになります。JALのSS7と同じように少しずれているので、窓際でも出入りの際に隣の人を煩わせる必要はありませんが、割と近い距離で向かい合っているのは、あまり気持ちが良いものではありません。仕切りがありますが、離着陸や食事時などは下げてしまいますから、隣とは丸見えになります。文化の違いでしょうが、このあたりはJALのSS7は良く考えてあります。

さて、注目の機内食ですが、やはりこちらもJALの圧勝でした。

けっしてまずい料理ではありませんが、前菜とメインを2種類から選ぶだけで、JALのように色々と好きなものから選ぶ楽しみはありません。前菜はきゅうりと蟹身の和えもの、メインは牛肉を選びました。どちらもメインの食材は美味しいのですが、付け合わせが雑で、見栄えも良くありません。飛行機の上の食事にどこまでの質を要求するかは議論があるかもしれませんが、一度日本のサービスに慣れてしまうと、ちょっとがっかりするレベルでした。

ということで、機中では最初のランチだけを食し、到着前のアフタヌーンティー(サンドイッチと甘いお菓子)はスキップしました。

でも、素晴らしかったのはCAのサービスです。といってもAD君の好きな若い女性ではありません。男性のCAの手際の良さ、ジョークの上手さ、気遣いは大したものでした。ちょっとお姉さんぽい人もいましたが、後半の食事を要らないと言ったら、何度か席に来ては他のものを勧めてくれたり、飲み物を持ってきたり、こちらが恐縮するようなサービスでした。だから決して二度とブリティッシュエアウェイズなんかに乗らないという気にはなりませんでした。

それにしても、日本のサービスの素晴らしさを実感させてくれたフライトでした。

ロンドンを出発したのが14時で、サンフランシスコに到着したのは17時。太陽を追いかけながらの11時間のフライトです。ちょうど日本時間で夜の22時から朝の9時までなので、ベルギーに合い始めた時差がすっかり元に戻り、ぐっすりと眠ることができました。またアメリカに合わせなければなりませんが、今度は2泊ですから、合う前に帰国となりそうです。

現地のスタッフにピックアップしてもらい、サンタクララのホテルに入ったのが19時。近くの中国料理店で軽く乾杯し、ホテルに戻ってきました。

あと2泊です。

 

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N°7 レストランテ イタリアーノ [番外編]

22日の夜はベルギー駐在のスタッフ慰労の会食です。

ホテルから歩いて5分とかからない、シャトラン通りにある「N°7 Restorante Italiano」というイタリア料理のお店です。昼間の天気とはうって変わってザーザー降りの雨になり、傘をさして移動しました。お店は小さな街角のビストロという雰囲気で、お客さんも若い人からお年寄りまで、かなりバリエーションが広かったです。

メニューは、もちろんイタリアンなので、メインにはパスタやリゾットが並んでいますが、カルパッチョやタルタルといった生の肉を使った料理も多く、盛り付けもなかなか凝っていて良さげな感じです。

オーダーしたのは、前菜に「Croquettes de fromage a la tomate」11ユーロ。生チーズをコロッケにしてトマトソースをかけたもの、メインは当日お勧めの「Tagliata de thon」22ユーロ。まぐろのたたきですね。

ビールで乾杯してから白ワインで頂きました。どれもかなりボリュームがあって、中には前菜をスキップしてメインだけにした現地スタッフもいました。

前菜のコロッケは、ふんわりと柔らかいモッツアレラチーズに衣をつけてフライにし、トマトソースをかけてあります。バジルとオリーブオイルの味付けも上手でした。

メインは見ての通りで、大きな鮪の塊の表面をあぶってたたきにし、厚めにスライスしてバジルの上に載せてあります。ソースはオリーブオイルとバルサミコに、少しペッパーが効いていて、こちらも美味しかったです。写真ではあまり綺麗な色に見えませんが、鮪も新鮮でした。でも鮪は切り身の厚さが5mm以上あって、まるで一柵を一人で食べているようで、ちょっと多すぎました。サイドオーダーのポテトを半分くらい残して、なんとか完食しました。

最後にはカプチーノで締めて、お開きになりました。たぶん飲み物を入れると一人50ユーロ位だったので、前日の「Belga Queen」と同じくらいだと思います。

連日のディナーで飲み過ぎの薬「パンシロン」が手放せません。

おそらくサンフランシスコでも美味しい食事が待っているので、機内食の状況によっては、水曜日の夜はあっさりしておかないとまずいかもしれません。

 

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ブリュッセルの紅葉 [番外編]

22日は朝から良い天気に恵まれました。

朝は近くのカフェ「Natural Caffe」でクロワッサンとカプチーノにしました。合わせて4ユーロです。ホテルの朝食だと15ユーロ以上しますし、昨日のディナーで食べすぎたので、このくらいがちょうど良いです。

その後打ち合わせ場所へ移動し、終日会議。ちゃんと仕事してます。

昼休みに近くの家のアイビーが紅葉しているのを見つけました。

綺麗ですねぇ。

この時期にこんなに青空になるのは珍しいそうです。

気温も、この時期としては異常に上がって20℃はあったようです。

 

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BELGA QUEEN [番外編]

毎回お決まりのディナーパーティー紹介です。

今回も現地のスタッフが良いレストランを予約しておいてくれました。街の中心部、ブリュッセルセンターにある「BELGA QUEEN」というお店です。元々は郵便局、その後銀行になった建物だそうで、内装も石のレリーフが天井脇まで続いて歴史を感じさせます。一方でフロアーの真中には銀色の馬の置物、お客様も正装ではなく、カジュアルな服装の人が多く、気楽にディナーを楽しんでいます。

メニューは、まともに前菜とメインを選ぶと、一皿25-50ユーロ位しますが、今回は「SUGGESTIONS」というお勧めコースにしました。前菜が二皿にメイン、デザートのコースで、面白いことにベルギービールが料理に合わせて出てきます。値段は50ユーロ。割安です。

最初の冷たい前菜は牛肉のカルパッチョです。妙に強い香りのお肉でジビエかと思いましたが、オリーブオイルのソースにトリュフがかかっていたようです。食べ慣れないので分かりませんでしたが、現地のスタッフが教えてくれました。バジルの下、チーズのように見えるのはラビオリで、中に鶏肉が挟んでありました。脇にあるのは生ハムです。

次の温かい前菜は、貝柱のソテー。下に敷いてあるのは白菜です。濃厚なクリームソースとホタテの旨味で、オーソドックスな味ですが、とても美味しかったです。

メインは、これも聞いて初めて分かりましたが、仔イノシシ(ウリ坊)の肉だそうです。赤ワインにクランベリーのソース仕立てで、付け合わせはチコリ、洋ナシ、ポテトフライです。赤ワインソースに甘めのクランベリーはこの時期の定番だそうで、ちょっと堅めの赤身のお肉に良く合います。お肉は臭みもなく、こちらの人は野生の子豚だと言ってましたが、辞書には小さいイノシシと出ていました。

これらの三皿には、それぞれの料理に合わせてベルギービールが出てきます。だんだん味が濃くなるのに合わせて、ビールも最初は白ビール、次がゴールデンエール、最後はトラピストの濃いビールと変わり、上手に料理と合わせてありました。まるでワインをシャンパンから白、赤と変えていくようで、新しいビールの楽しみ方を知りました。さすが、ベルギーはビールの国です。

そして最後のデザートは、チョコレートのスポンジケーキの上にクリーム、洋ナシとベリーにチョコを載せたデザートです。

それぞれの料理は決して量が多くありませんが、味の変化を楽しめて、最後には満腹になりました。やっぱりベルギーでは美味しい料理が食べられます。

いつもの申し開きですが、けっしてディナーを食べにベルギーくんだりまで来ている訳ではありません。昼間はちゃんと大事な会議に、眠気を吹き飛ばして頑張っております。

 

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機内エンターテイメント [番外編]

JALの10月の機内映画は、随分とアクションものが多く、結構目が疲れました。

最初に見たのが「ワールド・ウォー・Z」です。ブラビ主演で、ウィルスに冒された人間がゾンビになる奴ですね。ストーリー仕立ては良くあるパターンですが、楽しめます。ただ前半の戦闘シーンは、まあ、これでもかという場面ばかりで、ちょっと飽きました。ブラビファンには申し訳ないですけど。

次の「マン・オブ・スティール」は言わずと知れたスーパーマン誕生の話です。こっちも動きの速い戦闘シーンばかりで、次第に目がしょぼしょぼしてきました。

ドンパチシーンばかりの映画を2本続けてしまったので、これはいかんと、次に見たのが「真夏の方程式」。そう、皆さんご存知のやつです。複数の事件が絡みあっていて、さすが東野圭吾さん、話の展開が面白かったです。朝ドラの杏さんが出ているんですね。なかなか難しい役どころでしたが、上手でした。

続いて見たのが「モンスターズ・ユニバーシティー」。サリーとマイクの出会いから「モンスターズ・インク」につながるまでの話で、万人向けの娯楽作品で楽しめました。前作(というか、繋がりとしては後作になりますが)のサリーとマイクとは大違いのキャラで面白かったです。マイク、真面目なんですね。

で、最後が「奇跡のリンゴ」。阿部サダヲさん、良い味出してましたね。菅野美穂さんも献身的な妻で、山崎努が渋いオヤジ役で全体を引き締めていました。

それでもまだ時間が余ったので、「ホンマでっか!? TV」を見て、ちょうどパリ到着となりました。

シートをフラットにしたり起こしたり、色々と体勢を変えながら、5+1本で約11時間、結構しんどかったですが、DVDになる前の新作映画が見られるのは、食事とならんで、国際線のお楽しみです。

また、こうして映画を見ながら過ごしておくと、ベルギーに到着してからぐっすり眠れて、翌日が割と楽に過ごせます。

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JL405便の空の旅 [番外編]

今回のJL405便、大変大変良かったです。

何が良かったかというと、まず乗ってみて座席がSky Suiteだったこと。777のみに搭載と思ってましたが、773でも載った機種があるのか、あるいは機種変更で今回の便は777だったのか。機内に入って、思わず歓喜してしまいました。各席が仕切られたコンパートメント型になるので、窓側好きの私としては、お隣さんを気にすることなく出入りできますし、フルフラットのシートで、この上なく快適な空の旅になりました。

さらに素晴らしかったのが、メインの洋食のオードブル。「マグロのタルタル サラダ添え」でしたが、今まで食べたことがないような美味しさでした。

KD君、脱帽です。ぜひ、関係者の皆さんの労をねぎらってあげてください。

過去10年以上、JALにお世話になって、生涯マイルは52.5万マイル、国際線の搭乗回数も90回を越えましたが、その中で食べた中でトップ3に入る美味しさでした。しかもメインディッシュでなく、オードブルというところが素晴らしいです。

メインは牛肉と牛タンの赤ワイン煮込みで、こちらも美味しかったですが、オードブルの美味しさの余韻で、メインが色褪せるほどでした。

その後の軽食は、「北海道産 鮭いくら丼」をお願いしましたが、鮭が無くなったので「いくら丼」とのこと。気を遣って、すこし多めにいくらを載せてきてくれたそうですが、ちょっと残念でした。セットメニューの「フミコの洋食」が美味しそうな伊勢エビで随分迷っていたので、もし事前に鮭なしと教えてくれたら伊勢エビに変更していたかもしれません。Sky SuiteではCAを呼ばずにリモコンから注文するので、スピーディーで手軽な反面、細かいお客様のリクエストは聞きとりにくいかもしれませんね。

でも、JAL頑張ってます。

水曜日のブリティッシュエアはおそらく肉料理を選ぶでしょうし、サンフランシスコから羽田のJL001便でもステーキを選んで食べ比べてくるつもりです。赤身が多い分、肉の旨味が楽しめるUSビーフだそうで、今から楽しみです。

 

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世界一周 [番外編]

久しぶりの海外出張です。

今回はベルギーに3泊、アメリカに2泊の世界一周です。日曜日に出発し、月火と会議、水曜日は大陸間移動で、木金と会議、金曜日の夜にサンフランシスコを出て、羽田に土曜日の22時20分に戻って来ます。ちょっとハードですが、まだビジネスクラスに乗れたので良かったです。

今日はJL405便でパリに入り、TGVでブリュッセルのMIDI駅へ向かいます。そこからはタクシーでホテルまで15分くらい。何だかんだでホテルに入れるのは現地の22時頃、日本時間の月曜朝5時頃ですね。

朝は5時起きで6時過ぎのJRで成田空港に入りました。どんよりとした空から冷たい雨が降っていて、まるでこの時期のベルギーの天気を暗示しているようです。

最近訪れていないので知りませんでしたが、サテライトとの間のシャトルは廃止になったのですね。屋根が付いて、動く歩道で移動することになっていました。

以前ロンドン便に乗って体験したセパレートになったビジネスクラスの席777Sky Suiteはパリ便にもありますが、残念ながら夜中に出発するAir Franceとのコードシェア 5055便に使われていて、今回の405便は普通の773です。先日のハーフマラソン壮行会で会ったKD君は、ぜひサンフランシスコから羽田に使われる最新鋭機787を満喫するようにとのことでしたから、今から楽しみです。

今回の機内エンターテイメントは、「マン・オブ・スチィール」「ワールド・ウォー・Z」「アップサイドダウン」「華麗なるギャツビー」「モンスターズ・ユニバーシティー」「許されざる者」「真夏の方程式」「奇跡のリンゴ」といったところですかね。楽しみです。

では、そろそろサテライト側へ移動です。

行って参ります。

 

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三重のお土産 [ぺらぺら]

9月、三連休を使って実家に帰ったときのお土産です。

久しぶりに「貝新 新左衛門の蛤の時雨」と柏屋さんの「安永もち」にしました。四日市には、笹井屋の太白永餅もありますが、妹が桑名まで送ってくれ、駅の近くに安永餅さんがあったからです。

蛤の佃煮は、100gで1,950円もしました。突然のエアコン故障で、庭の草刈りまでやってくれた主人に奮発です。大事に大事に食べてくれてます。

安永餅は、写真でおわかりいただけるかどうか、表面にうっすら焦げ目がついていて、ぺたんこのお餅の中にあんこがはいっています。三重に御親戚があるIさんに差し上げたら、「懐かしくて、家族で 奪い合ってたべたよ~。」と喜んでもらえました。

 

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都会の昼食(101) 幸の鳥 鳥もも一枚辛みそ焼定食 [都会の昼食]

今日は近場で八重洲地下街にしました。

「まかない丼」が美味しい宝田水産さん(都会の昼食 71)の向いにある「幸の鳥」さんです。どうやらメインのランチは唐揚がドカッと載った唐揚げ定食のようですが、さすがに脂質を気にしている身としては油ものは避け、焼き鳥系を選びました。もも肉を焼いて辛味噌を塗った焼き鳥定食です。

お客様の7割は唐揚げ定食を頼んでいるようで、厨房では次から次に唐揚げを作っています。一度揚げてある唐揚げを二度揚げにしてお皿に盛り付けていますが、見ると一口では食べられないくらい、ゴルフボールよりも大きいサイズの塊肉を7個くらいドドドッとお皿に載せていきます。凄い量です。これだと低カロリーの鶏肉料理といっても1000kcalはあると見ました。がっつり系ランチを所望の人にはぴったりで、周囲を見まわしてみると確かに体の大きな若いサラリーマンが多いようでした。でも、中には女性もいて、結構な勢いで唐揚げ頬張っていました。脱帽です。男女雇用機会均等法が施行されて、はや40年。もはや丸の内や八重洲のこの手のお店のランチ風景に性差はありません。

カウンターに座り、5分ほどでランチが出てきました。

写真の卵の大きさから分かる通り、見た目もボリューム感があってインパクトがあります。味も結構いけます。ちょっと辛みが強いかとおもいましたが、ご飯と一緒に食べればちょうど良かったです。付け合わせもキャベツの千切りにナスの煮びたしと大根おろし、味噌汁にちょこっと漬物と生卵。これで850円です。最初はどうかなと思いましたが、気づいてみると、ご飯に生卵まで完食してしまいました。

店員さんの元気も良くて、気持ちいいランチでしたが、やっぱり午後は胃がもたれてしまいました。

ちょっと身の程知らずでした。以後気をつけます。

 

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コスモスの花 [十ノ原]

今回の十ノ原訪問で楽しみにしていたのが、玄関先のコスモスです。

春の雪解けを待って、片手一つかみほどの種を道路際の側溝に沿ってパラパラと播いておいたのですが、前回来た時に幾つか細い茎が立ちあがっていて、一つ二つとつぼみが付いていることに気づきました。

実は、毎週ジョギングしているコースの中、和泉川沿いの遊歩道には沢山のコスモスが植えてあって、花が終わると種が着いたまま萎れて茶色くなっていました。それをこっそり頂いて冬を越し、5月に播いてみたのです。10cm角くらいのビニール袋に一杯あったので、何百という種を播いたと思います。

落ち葉や下草をどけずに播いたので、どれだけ芽を出すか分かりませんでしたが、結局10株ほどが細い茎を立ちあがらせ、中には30cm位の高さになったものもありました。

まずは大成功です。

さらに落種から芽が出て、だんだん株が増えてくれると嬉しいです。

 

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O家自慢の男の手料理 [十ノ原]

日曜日の午後、善光寺に行ってきたOさんが夕食の食材を買い込んで帰ってきました。

Oさん ♂ は毎週末の食事の半分くらいを担当しているそうで、前日の鶏やキノコのBBQから趣向を変え、シーフードのイタリアンにしてくれました。

アペタイザーには、銀杏をレンジでチンして、チーズに、昨日の残りのキノコやさつま揚げを七輪で焼き、前菜は海老やタコを使ったシーフードサラダ、メインはホタテと蟹を使ったトマトソースパスタです。

パスタソースのベースには玉ねぎとニンニクを炒め、トマトソースにはたっぷりとほぐした蟹とホタテを入れてある、なんとも贅沢なソースです。

さすがだったのがパスタの茹で加減。狙い通りのアルデンテで、美味しかったです。十ノ原は高地なので沸騰温度も違うでしょうが、お見事でした。たっぷりのトマトソースの中でもパスタの存在感があって、ホタテや蟹のほぐした身との絡みも抜群でした。

二日目のワインは南米アルゼンチンのシャドネーでTSURUYAさんで850円だったそうですが、口当たりが良く、ワイワイと飲むには十分に美味しいワインでした。

夕方、現在行方不明になっているO家の老犬「まる」ちゃんが見つかったかもしれないとの情報が入り、翌日は急遽の帰宅となり、ゆっくりしてもらえませんでしたが、久しぶりの再会で楽しく過ごすことができました。

残念ながら「まるちゃん発見!」の連絡は入りませんでしたが、どうやらO家の近くにいるようで、何とか寒くなる前に見つかってほしいものです。

 

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