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ジャンゴ 繋がれざる者 [ぶつぶつ]

もともと、クエンティン・タランティーノ監督のことを好きなのは家内です。

ジョントラボルタが主演した「パルプ・フィクション」や「キル・ビル」 など、それはもう、全編で血が飛び交うハードボイルド・バイオレンス・アクションムービーが彼の醍醐味です。

今回の「ジャンゴ」も期待を裏切らず、いきなりライフルを相手の頭にぶっ放すシーンから度肝を抜き、ひとたび銃撃戦になると、これでもかというほどリアルに血潮を飛び交わさせる。相変わらず、この手のシーンになると、彼の右に出るものはいませんね。

ご本人いわく、アメリカの恥部である奴隷制度を扱った映画を作りたかったそうなのだけど、それにしても凄まじい迫力です。正義がどうこうよりも、人殺しを描きたかったんじゃないかと思わせるようなシーンばかりでした。

ぜひそうした流血ものがお好きなかたはどうぞ。 

私は楽しみましたよ、エンターテインメントですから。やはりこうした映画はサブウーファーを効かせて、台風にも負けないような大音量で鳴らさないと。  

昔、工藤夕貴が主演した「台風クラブ」という映画があったけど、こうした嵐の中では何か気持ちが高ぶるものなのかもしれませんね。

気をつけないと。

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