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ジュリエッタの秘密 (その6) フロントワイパー [ジュリエッタ]

大雪が降るような夜、皆さんは車のワイパーどうしますか。

ワイパーが凍りつくと、翌朝ワイパーが動かないし、ゴムのブレードが痛むこともあります。また、積雪がひどくなるとその重みでワイパーそのものが変形して壊れてしまうこともあります。だから、ワイパーを立ててフロントガラスから離して置くようにと、教習所でも習いました。

でも、ジュリエッタの場合、それが出来ません。ワイパーがボンネットの縁の下に入っていて、通常のワイパーが止まった状態からでは、ブレードを起こすことができません。

マニュアルを見ると、ちょっとびっくりするような対処方法がかかれています。

ワイパーを立てておくためには、ワイパーを動かし、ちょうどワイパーが上に来たところで、イグニッションキーを切にし、エンジンを止めます。ワイパーもその位置で止まるので、ワイパーブレードを持って引き起こします。

この方法、もちろん、やれば出来ないことはないのですが、心配なのは、次にエンジンをかける時です。もしワイパーを元通りに戻さずにエンジンをかけ、ワイパーのスイッチが入ったままだと、当然ながらワイパーが動き、ボンネットにぶつかって、たぶん塗装が禿げます。

だいたい、ワイパーを動かしながら、途中でエンジンを止めるというのも、あまりエレガントな方法ではありません。

このあたり、寒冷地が多い欧州仕様でありながら、ちょっとびっくりするジュリエッタの秘密です。

 

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