十ノ原 2018夏(8)奥蓼科行 [十ノ原]
水曜日です。木曜日は天気が崩れるという予報だったので、奥蓼科に出かけることにしました。
大屋から丸子、長和町から白樺湖を抜けて奥蓼科まで77kmで1時間40分でした。「御射鹿池」は農業用の小さなため池ですが、周囲の木々の綺麗な緑が水面に映っています。酸性が強く魚がいないためか水面がさざ波立つこともなく、鏡面のようです。以前にAQUOSというTVのコマーシャルで有名になり、画家の東山魁夷が題材にしたことでも有名だそうです。
続いては、そこから遊歩道を300mほど入ったところにある「おしどり隠しの滝」です。明治温泉という小さな温泉宿の下に多段の滝がありました。水量が多く、マイナスイオンが15,000個/CCとの表示もあり、癒されました。
ちょうどお昼になったところで、帰り道にあるお蕎麦屋さんに立ち寄りました。「おのこのそば家」さんで、通り過ぎてから家内の希望でUターンして入りました。有機自家栽培のそば粉を使い、「石臼挽き自家製粉」に「挽きたて、打ちたて、茹でたて」だそうです。あまりコシはありませんでしたが、蕎麦の香りの強い美味しい蕎麦でした。
その後、白樺湖に向かう県道152号線沿いに産直の店「はとざわ農園」を見つけました。家内の目に留まったのがトマト。ミニトマトは「ベリートマト」、朝どりのトウモロコシは「ピュアホワイト」で、どちらも甘くてまるでフルーツでした。桃やジャガイモも買って帰りました。
再び走り始めて山に登り始めた道沿いには真黄色の花エキナセアの群生がありました。往きにも気になっていた場所で、ちょうど駐車スペースもあったので車を降りて写真を撮りました。自生しているのか、林の中が黄色で埋められて見事な風景でした。
最後におぎわら農園でその「エキナセア」を買ってきて、植えました。先日間違って刈ってしまった花です。終わり掛けの株もありますが、来年にはまた綺麗な花を咲かせてくれます。
十ノ原 2018夏(7)ランニングとレンゲツツジ [十ノ原]
火曜日です。丸っと過ごせるのは木曜日までなので、もう半分以上が過ぎてしまいました。
今日は久しぶりにランニングです。菅平のランニングコースを2周して13.3kmを1時間28分でした。スタートが9時過ぎで25度になっていたので、菅平とはいえペースは上がりませんでした。去年の5月よりも(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2017-05-02)距離が短いのに4分も遅く、疲れました。
午後は道路の側溝の泥さらいをしてクタクタです。まあ、避暑に来ているとはいえ、たまには体を動かさないといけません。
夕方には横浜対花咲徳英の熱戦を観戦しました。最後はヒヤヒヤでしたが、無事横浜が勝ったところで、近くのIKさん宅を訪問し、レンゲツツジの株を頂いてきました。少し前に敷地内に植えた「メグスリノキ」が珍しいと立ち話になり、レンゲツツジが好きで小さな株を植えたと伝えたところ、増えて困っているからと分けてもらうことになりました。3株いただき、綺麗にした側溝の脇に並べて植えました。朝晩の水やりを3日間続ければ根付くそうです。
十ノ原 2018夏(6)小布施 手打百藝 おぶせ [十ノ原]
月曜日、十ノ原5日目です。
今日は飯山の鰻「本多」さんを目指して9時半に出発しましたが、11時の開店と同時に入ったのに、予約のみで入れませんでした。朝一番で予約しておけば良かったのに後の祭。さすがにお盆で有名店は人気です。
戻りながら見つけた中野の「郷土食堂」も、行ってみると駐車場が一杯で道路で待つ車がある混みようで諦めました。まだ11時過ぎというのに、美味しいお店は満席です。
そこで向かったのが小布施にあるお蕎麦のお店「手打百藝 おぶせ」。おぶせミュージアム中島千波館の北側、住宅地の中にあるお蕎麦屋さんです。駐車場はいっぱいでしたが、おぶせミュージアムの駐車場に停めて良いとのことで、すぐに入れました。
オーダーしたのは「発芽そば切り」1,500円と「更科」1,000円、「海老と野菜の天ぷら」1,050円です。甘目のきゅうりのお漬物をいただきながら待つこと5分ほどでお蕎麦が出てきました。こちらは「おお西流」とある通り、2015年に訪れた上田市内の北国街道のお蕎麦屋さん「おお西」(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2015-08-12)の系列店のようです。発芽そば切りはおお西と同じ大きな塗りのお椀に入れられて出てきました。蕎麦の香りがしっかりと楽しめる十割蕎麦でした。更科はまっしろなお蕎麦で、こちらも十割とは思えないようなしっかりとしたコシのあるお蕎麦でした。
特に美味しかったのがつけ汁。少し甘目で塩辛くもなく、気に入りました。
天ぷらは海老が二本にオクラ、カボチャ、ピーマン、シメジ。どれもパリッと揚がっていて美味でした。
おぶせのお蕎麦屋さんは何軒か行きましたが、一番美味しかったかも。
その後、もともと家内が行きたかった中島千波館で開催されていた版画家の朴再英さんの展覧会(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2017-07-16)を見てきました。
最後に高山村の「子安温泉」に浸かってから、松本ファームさんでシャインマスカットの注文です。今年は天気に恵まれ気温も高く、ぶどうの成りも良いそうです。9月中旬には出荷できそうとのことでした。楽しみ、楽しみ。
十ノ原 2018夏(5)小鳥、トンボ、チョウチョ [十ノ原]
日曜日です。
朝食を取っているとモミの木にコガラがやってきました。
午前中は大工仕事。ロフトの低い天井に付けた照明ですが、寝起きした時に顔に近いということで、壁際に移すことにしました。それにジュリエッタのバンパーの傷の補修に、洗濯機の上にハンガー掛けの取り付けです。
午後は高校野球三昧でした。夕方までは天気も安定していたので、ウッドデッキにパラソルとハンモックを出し、うつらうつらしながらTVを見たり、本を読んだり。
陽に誘われて、トンボやチョウもやってきていました。
十ノ原 2018夏(4)鮨 李白 [十ノ原]
土曜日の夕食は上田市内に下りて、お鮨にしました。
中央2丁目交差点近くにある「鮨 李白」さんです。駅前のメインロードから一本東の細い裏道沿いにあるお店です。だいぶ前に昼に訪れたことがありましたが、昼は営業していなくリベンジです。今回は夕食で十ノ原から出てくるので、昼に電話して予約しておきました。
近くの駐車場に車を入れ、予約した18時ちょうどに訪れました。後で聞くと、刀屋さん裏にある「海野町商店街駐車場」だと駐車券サービスがありました。まあ別の駐車場でも1時間200円ですから、大したことはありません。
店構えは重い木戸が2枚と、ちょっと入りにくい雰囲気ですが、中は7人掛けのカウンターがあり、奥にも個室があったようです。
カウンターに座り、にぎりの「おまかせ」3,600円をお願いしました。車なのでお酒はなしです。
席の前に置かれたお皿に、はた、トロ、中トロ、真鯛、車海老、イクラ、雲丹、鉄火巻が順番に出てきました。鉄火巻以外は煮切り醤油が塗られていて、そのままいただきます。最初の「はた」はコリコリでインパクトがありました。トロはふわっととろけるような大トロ、でも次の中トロが旨みもたっぷりで一番の美味でした。車海老も大ぶりで、イクラはちょっと塩が強かったのが残念ですが、雲丹はしゃりを感じないほど口の中でとろけました。鉄火巻も赤身と海苔の美味しさが楽しめました。
開店と同時で他のお客様が居なく、お酒もオーダーしなかったので、食べ始めてから終わるまで15分もかかりませんでした。せっかくならお酒やつまみもオーダーしてゆっくりと頂きたいお店でしたが、十ノ原からだと車になるのでちょっと難しいですね。
18時半には店を出て、帰りにはTSURUYAさんで買い出しをして十ノ原に戻りました。
十ノ原 2018夏(3)ガーデンパラソルとハンモック [十ノ原]
土曜日、3日目です。午前は雨でしたが、昼前から明るくなりました。
午後からは別荘地の総会がありました。70名近くの人が集まり、盛況です。世話人の人たちもずいぶんと年をとり、また会に登録している人の数も減り、その運営も難しくなってきたようですが、年に一度の集会で情報交換もでき、ありがたいことです。特に今年のような猛暑になると、やはり涼しい十ノ原でひと夏を過ごしたいという人も多いようです。
会の後はデッキにハンモックを出してパラソルの下の日陰で読書です。久しぶりに発売された「数学ガール」の最新刊を持ってきました。以前読んだ(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2012-08-17)第五弾の「ガロア理論」から6年ぶりの新刊「ポアンカレ予想」です。このシリーズはなかなか読み応えもあって面白いです。
しばらくしてロールケーキとコーヒーで休憩。ひさしぶりの読書でくつろぎました。
夕方は上田に下りて、お鮨です。
十ノ原 2018夏(2)草刈り [十ノ原]
2日目スタートです。
前回訪れた小布施見にマラソンの際にも草刈をしましたが(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2018-07-17-1)、剪定鋏で背の高い草を刈る程度でした。敷地は以前はクマザサだらけでしたが、それを刈ってからははなぜかフキが多く生えています。フキは葉が大きく広がり根元を遮るので鋏では刈りにくく、エンジンカッターが活躍します。
朝9時半から開始し、刈り終わったのは12時。アメリカハナノキやメグスリノキの近くは植栽が多いので、家内が剪定鋏で刈り込みました。終わってみるとところどころに地肌も見えてスミレが顔を出すほどにすっきりしました。
ゆずは危ないのでウッドデッキに繋がれたままでしたが、広げたパラソルの影の下、ぐっすりと眠っていました。
十ノ原 2018夏(1)スタート [十ノ原]
バッタバタの大阪の仕事を終え、十ノ原へやってきました。
今回は9日の木曜日から17日の金曜日まで、8泊9日の長逗留です。ともかく今年は蒸し暑く、涼しい高原でチコちゃんに怒られるほどボーっとしてくるのが目的です。
そうは言っても週報などの残務があったため、横浜を出たのは昼前になりました。お盆休み前で、木曜日というのに圏央道はかなりの渋滞で八王子JTを超えるのに1時間かかりました。関越道は流れていましたが、上田菅平ICを下りたのが15時近く、TSURUYAで食料品を買い込み、十ノ原到着は16時。さすがに涼しい!ゆずも走り回っています。
夕食後には、久しぶりに小鹿をロックでいただきました。
氷は小布施見にマラソンの際に買った直径5cmもあるロック氷。TSURUYAさんで氷を買おうとしたら、ふつうの氷は売り切れで、これしか残っていなかったのでした。それでも、なかなか融けない氷がカラカラと音をたてて、いい気分です。ずいぶん昔に行ったバーのロックを思い出しました。
大阪出張(4)了 [ぶつぶつ]
水曜日の朝は、再び始発で大阪へ向かいました。
早朝にお客様との電話会議があったため、昨日までのデータをまとめ、資料を作らなければなりません。少しでも早く到着するため、新大阪から業者さんのところへはタクシーで飛ばしてもらいました。30分ほどで資料をまとめて、何とか間に合いました。
お客様も納得の条件が決まり、作業開始です。今日は午後には高砂へ行く必要があるので、あまり時間がありません。業者さんも人数を増やして対応してくれました。
午前の作業を終えてランチは前回と同様の龍虎さん(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2018-06-22)です。迷った末に頼んだ特製中華丼がとんでもなく大きく、とても食べきれません。具もたっぷりで美味でしたが、ラーメンどんぶりから盛り出るほどの量で、下に隠れていたご飯を1/3ほど残してしまいました。隣のMO君はペロッと平らげていました。さすが若い!
午後は14時過ぎまで作業をして、何とか大阪の仕事は完了しました。続いて高砂へ移動です。2時間ほどJRを乗り継いで高砂の工場に到着したのが16時40分、そこから1時間半ほど打ち合わせを行い、今回の出張の仕事がすべて終わりました。
帰りは西明石から18時49分発のこだまに乗り、新大阪でのぞみに乗り換えて戻ってきました。新幹線のチケットを購入した時には新神戸乗り換えでしたが、MO君が奥様の好きな「赤福」を買って帰るため、新大阪乗り換えに変更しました。伊勢名物の「赤福」は名古屋と思っていましたが、新大阪でも売っているそうです。こだまの自由席だったので、一駅乗り越しても問題ありません。おかげでこだまに2駅乗れたので、西明石で買ったビールをゆっくりと飲むことができました。
新横浜着は21時半過ぎで、自宅には22時半近くに帰ってきました。台風の遅れもなく、良かったです。
大阪での大仕事もひとまず完了しましたが、8月下旬に再び訪問することになりそうです。その前にも色々とありそうなのですが、それはまたのお話。
明日からは蒸し蒸しの横浜を出て十ノ原に長逗留し、疲れを癒す予定です。
大阪出張(3)トンボ返り [ぶつぶつ]
翌日の朝は4時から天然温泉へ。誰もいない露天風呂と五右衛門風呂を満喫しました。特に露天風呂は35度と体温と同じでお湯を感じず、体を伸ばすとまるでプカプカと浮遊しているようでリラックスできました。MO君が前日入った時には内湯と同じ42度だったそうですから、早朝で設備点検のためか、理由は分かりませんがラッキーでした。
朝食はオープンと同時の6時15分からいただきました。和食も充実していたようですが、いつも食べ過ぎることが多いので、今回はサラダとゆで卵にミニパン、ヨーグルトにしておきました。
8時20分にチェックアウトして昨日と同じ業者さんへ出向き、11時半には作業を終了、新大阪へ向かいました。12時20分の新幹線で新横浜へ戻り、そこでMO君と分かれて横浜線で相模原へ。駅からタクシーで30分で工場に到着しました。
工場では大阪で試作したサンプルの特性をチェック。作業は1時間ほどで終了し、本厚木へバス、その後小田急線と相鉄線で自宅へ帰ってきました。帰宅後、前日に次男が持参してくれた青森のお土産「奥入瀬ビール」をいただきました。
翌朝は再び始発で大阪です。
大阪出張(2) 鶴橋 白雲台 [ぶつぶつ]
ドーミーイン大阪谷町のある「谷町四丁目」から地下鉄谷町線で「谷町九丁目」へ。そこで千日前線に乗り換えて一駅で「鶴橋」です。
地上に出てみると、すぐに焼肉のいい匂いが街中に漂っています。東京だと新大久保、川崎や蒲田あたりの喧騒と似た雰囲気です。
向かったのはMO君が選んだ「白雲台」。駅から数秒の近さです。到着したのは19時30分。予約なしでしたが、うまく空き席に滑り込めました。その後は入れないお客さんもいましたから、かなりの人気店みたいです。駅前ですし、ビール半額の看板につられて、ちょっと一杯という人もいたみたいです。
席について、もちろん、まずは生中から。一杯520円が半額で260円。結局一人4杯オーダーしました。お肉はハラミとタンをベースに、黒毛ハラミ900円1つ、塩タン1,230円を2つ、上撰ハラミ1,390円を2つ、アカセン420円1つ、サンチュ500円1つ、キムチ盛り合わせ630円1つを頂きました。ハラミは柔らかくて肉のうまみ一杯、タンは噛みごたえがあってレモンでサッパリ、美味でした。およそ2時間後の21時半に、ハラミを追加しましたがすでに売り切れ。赤身はどれもなく、お店のお勧めでロース1,050円を1つオーダーしましたが、さすがに脂が多く、締めのお肉としては失敗でした。
お肉たっぷり、ビールもたっぷりで、ご飯や冷麺などなしでもお腹一杯になりました。合計11,500円でした。
その後2人でホテルに戻りましたが、最初の地下鉄は一駅で乗り換えることろを乗り越し、戻った谷町九丁目では再び乗り間違えて逆方向に向かってしまいました。大の大人二人、朝からバタバタで疲れてたとは言え、ただの大阪の酔っ払いになってしまいました。
ホテルに戻ってから、再び13階のレストランで無料ビールを飲み、さらにグラスワインも。べろべろで部屋に戻ったのは23時でした。
大阪出張(1) [ぶつぶつ]
月曜日から大阪出張です。
今回はちょっと忙しく、まずは新横浜6時発の始発の新幹線で大阪に行き、前泊のMO君と合流してから、ガラス処理の業者さんに向かいます。朝9時から業者さんと打ち合わせ後に作業開始。MO君は昼前に高砂の工場へ移動し、午後は一人で試験です。夕方に終了し、その後ホテルへ移動し、高砂から戻ったMO君と一緒に夕食。
翌日の火曜日は再び9時から業者さんで作業を行い、昼過ぎにサンプルを持って横浜へ戻ります。私は海老名の工場へ、MO君は京浜の工場へ持参し、それぞれサンプルの物性評価を行います。測定は3時間くらいで終了するので、その後私は自宅へ、朝に弱いMO君は最終の新幹線で大阪へ戻ります。
水曜日は、再び始発の新幹線で大阪へ向かい、9時からアメリカのお客様と電話会議です。サンプルの評価結果を元に処理条件を決定し、残りのガラスの処理を行います。14時くらいで作業が終わったところで、今度はMO君と一緒に高砂へ移動し、MO君が月曜日に持参したガラスの分析結果について打ち合わせして、全作業が終了です。高砂を出るのは18時頃になるので、自宅へ戻るのは22時過ぎになります。
月曜日の宿泊は「ドーミーイン大阪谷町」でした。
地下鉄の「谷町四丁目」駅から歩いて5分ほど、最上階に天然温泉の露天風呂があるのは姫路と一緒です。朝食付きで9,500円でした。しかもこちらはオープンしたばかりで、19時からはレストランでビールやワインが飲み放題、夜泣きそばのラーメンも食べ放題のサービス付きでした。前泊したMO君の情報だと、夜のレストランは中国や韓国からの旅行者でごった返していたそうです。飲み放題ですからね、さもありなんです。
ということで夕食前にタダのビールを飲んでいくのはあきらめ、シャワーで汗を流しただけで夕食に出かけました。
向かったのは大阪の焼肉の聖地「鶴橋」です。
プロジェクタースクリーンの購入 [ぶつぶつ]
先日AVアンプを修理したこともあって、休みの日には大画面で映画を楽しんでいます。特にこのところ暑い日が続き、外に出る気にもなりません。
現在使っているスクリーンは業界では名の知れた「キクチ」製のホワイトマットですが、少しくたびれてきて、スプリングロール機構もロックしにくく、何度も出し入れをしなければなりません。また、スクリーン幅は和室との出入口に合わせて160cmで、最近の画像のアスペクト比16:9で映すと、72インチ相当と、ちょっと物足りないサイズです。さらに最近はマット材質も良くなってきて、明るいものやコントラストの高いものが出てきていますので、今回奮発して買い替えることにしました。
目を付けたのは掛川にある「ファーストスクリーン」さん。それほど頻繁に使うものでもないので、電動ではなく手動のスプリングローラータイプで探したところ、国産メーカーでヒットしました。しかもスクリーンの材質も明るい「マイクロビーズスクリーン」や、コントラストを高めた「スーパーグレイ」などがあって、値段もお手頃です。スクリーンは従来のマットに比べてゲインの高いマイクロビーズが良いか、コントラストが高いスーパーグレイが良いか、悩んだ末に電話してみました。
さっそく担当者から折り返しの電話があり、普段の使い方などを説明すると、悩ましいところなのでサンプルを送るので、現状のスクリーンの上に貼って、投影して選んでほしいとのこと。翌日にはA4サイズのサンプルが届きました。実際に貼ってみると、マイクロビーズは確かに明るく、ダイニングでわいわいと食事をしながら見る時でもしっかりと映る明るさです。さらに側方からの光を反射しにくいので玄関側からの光の影響も少なそうです。一方のスーパーグレイは、確かに色が落ち着いて締まって見え、緑や青の発色も綺麗ですが、明るさは従来のマット材とあまり変わりません。部屋の中をしっかりと暗くして投影するならスーパーグレイのメリットも活かせそうですが、少し光のある中で見るならマイクロビーズが良いだろうと、今回はこちらを選びました。サイズも特注でこちらにぴったりのものをお願いしましたが、特に値段が高いということもありません。特注だとキャンセルができないので、クレジットカードが使えず、振込か代引きとのことでしたが、問題ありません。
水曜日の午前中に電話で注文し、昼過ぎにネットバンクで送金したところ、すぐに製作に取り掛かってくれ、金曜日には発送、土曜日の昼に我が家に到着しました。早いです。
オーダーしたのは92インチのスプリング巻き上げ式スクリーン。スクリーン幅は203cm、背後の金具幅は208cmでした。到着早々、家内にも手伝ってもらい取り付けてみました。傾かないようにバックプレートを位置決めし、4箇所に下穴をあけてから木板に固定し、そこにロールをはめ込めば完成です。金具の端から10cm以内の位置でねじ止めをするようにとのことでしたが、今回はぎりぎり11cmで、まあ大丈夫でしょう。
カバーもなく、ロールはむき出しですが、投影面は内側に巻き込んであるのでほこりが付くこともありません。しかもスプリングは手を放しても最後の40cmほどはゆっくりと巻き取る安心設計です。このあたりはWebには書いてありませんでしたが、とても良心的な設計だと思います。サンプルを無料で送付してくれたり、発注後の対応は早いし、とても良い会社です。
さっそく家内のリクエストで「God Father」を見てみました。画面が明るすぎたため、プロジェクターのランプ照度を50%から15%まで落とし、その結果、黒の沈み込みも改善でき、大満足です。
これで送料税金込みで38,500円とは、大変良い買い物ができました。
かかとの修理 [ぶつぶつ]
以前も書きましたが(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2012-09-20-1)、靴のかかとの修理は戸塚Modi地下にある「ポッコリ」さんにお願いしています。
こちらは仕事が丁寧なのと、お兄さんが顔なじみで割引クーポンを出さなくても毎回お安くしてくれるため、他お気に入りです。
今回は夏になると多用するスリッポン型のドライビングシューズです。つい履き続けてかなりの部分がすり減っていました。お兄さん、さっそく修理開始。まずは削られたところをさらに削って斜めの平面にし、そこにくさび型にゴムを貼っていきます。貼るゴムは平板なので、貼ってからまたグラインダーで斜めに削り、そこにゴムを貼り、かかとの底が平になったところで、新たに靴底を貼ります。写真を見ると全部で3段階になっています。機能に合わせてゴムの種類も変えているようで、なかなか細かい仕事です。
かかとを直したあとは、少し荒れていたレザーにブラシを使ってしっかり汚れを落としてからクリームをブラシで磨き込んでくれました。
出来上がってみると、かかとのみならず、靴が見違えるほど綺麗になりました。こうした手間をかけてくれても、料金はいつもと変わらずかかと修理のみ。とても良心的です。
つい申し訳なくなり、使っていたブラシとクリームも一緒に購入してしまいました。
ピロリ菌 除菌失敗!! [ぶつぶつ]
5月に行ったピロリ菌の除菌ですが(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2018-05-09-2)、薬を服用してから6週間後の検査で除菌失敗が分かりました。
7月上旬に病院に行き、尿素呼気試験という方法でピロリ菌が残っているか調べました。朝食を抜いて6時間以上の空腹状態で呼気を採取し、続いて薬を飲んでから横になって5分、座って15分待ち、再度呼気を採取して中の尿素濃度を測定しました。ピロリ菌は胃酸から身を守るためにアンモニアを出すため、そのアンモニアと胃酸が反応して尿素ができます。呼気中に含まれる尿素が規定値以上になると、ピロリ菌がいると判定されるわけです。
呼気試験を行ってから1週間後に再訪問すると、先生がニヤニヤしながら「残念でしたね。失敗です」と結果を告げられました。5月の除菌時にも成功率は70%くらいと聞いていましたからそれほどガッカリしたわけではありませんが、でも残念です。
ピロリ菌は長く胃の中に居る中で、抗生物質に対する耐性菌となり、除菌のために服用した抗生剤が効かないと除菌されません。そのため、ある比率で除菌失敗が起こり、別の抗生剤で再除菌する必要があります。次の抗生物質に対しても耐性があると、また除菌できず、その場合は保険適用外で、さらに別の抗生剤での除菌を目指すことになります。
2次除菌では90%が成功するらしいので、今度は成功してほしいです。7月24日から飲み始めて30日で終了しました。今回は禁酒が必要とのことで、また1週間のオールフリー生活でしたが、それもやっと終わりました。
再度のピロリ菌検査は6週間後の9月下旬です。
今度こそ、きれいにいなくなってほしいものです。