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再びの 世界一周(2) [番外編]

JAL413便は787です。

初めて787に乗ったのは5年前(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2013-10-28)でしたが、今回はシートもフルフラットになるセパレートタイプで、ずいぶんと良くなりました。窓側だと通路から入る部分が狭く、ちょっと窮屈に感じることもありますが、今回は隣が空席だったのでパーティションも下ろさず、ゆっくりとできました。

毎度のお食事チェックですが、JALのレベル上がってますね。前回の5月のサンフランシスコからの001便も良かった(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2018-05-28)ですが、今回も満点のお味でした。

洋食をお願いしましたが、アミューズの「魚そうめん」と「鮪のコンフィ」は上品な味で、無雑作に添えられたわさびがかえって新鮮でした。ツンとくるわさびが味を引き締めてくれるので、むき出しでわさびを添えては香りが飛んでしまうという配慮でしょう。続いてのオードブルは「ヤリイカのグリルと冷製クスクス」。クスクスのつぶつぶ感とイカの噛みごたえが良くマッチしていました。そしてメインは「和牛サーロイン」。前回の001便も見事なミディアムでしたが、こちらは厚さがそれほどないのにきれいな焼き加減で、とても柔らかく仕上がっていてました。別に添えられたキャビアベースのソースとバランスも見事でした。本当にステーキは美味しくなりましたね。最後のデザートは「ほうじ茶ディラミス」とコーヒーでした。

映画はスピルバーグ監督最新作の仮想空間アドベンチャー「レディプレーヤー1」、米国先住民の厳冬の地での殺人事件を描いたサスペンス「ウィンドリバー」、役所広司主演のやくざ映画「孤狼の血」を見ました。孤狼の血は、なかなかショッキングなシーンが多くて、アウトレイジばりの任侠映画でした。コナンの新作も見ましたが、途中から音声がノイズだらけになって断念しました。帰りの001便で再チャレンジです。最後に小一時間ほど残ったので綾小路きみまろさんのお笑いで時間をつぶしました。

到着前の軽食は、乗り継ぎ便の食事も考えて、JAL特製ラーメンにしてみました。機内でのラーメンは初めてでしたが、スープの美味しいこと。「トリュフオイルの豊かな香り」とありましたが、確かに美味でした。量も少な目でちょうどで良かったです。食後にCAが気を遣ってお口直しにと持ってきてくれたアイスクリームは「DEAN & DELUCA」のバニラで、これもまた美味でした。

ヘルシンキ到着は定刻でしたが、空港が工事中でゲートに余裕がなく、ずいぶん離れたところからバスでの移動でした。入国も混雑していて、アムステルダムへの乗り継ぎまで1時間しかなく、あわててラウンジへ。こちらもかなりの混雑でしたが、お決まりのビールで一息つき、FinnAirのアムステルダム行に乗り込みました。ビジネスクラスは前の2列のみでしたが後ろは満席のようで、後から普通は空けておく3人掛けの真ん中に一人座ってきました。私の横ではなくて助かりました。離陸後に出てきたおつまみはPennStateのプレッツェルで、懐かしくなりました。料理は選択肢のないチキンでしたが、まあまあ食べられました。

アムステルダム到着後、同行のMO君の荷物が出てくるまで30分以上かかりましたが、無事に受け取り、タクシーでハーグのホテルへ。乗ったのはテスラのタクシーでしたが、時速120kmでの自動運転を初めて経験しました。左手をハンドルに沿えていますが、ほとんど触りません。右手の奥に銀色に光って見えているのがアクセルですが、足は載せていません。道路が4車線でほぼまっすぐということもありましたが、速度はまったく変化なく、両側から追い抜いて行く車が前に入って、かなり近い距離になってもブレーキはかからず追走していきます。ドライバーの画面には周囲の車の動きがアニメーションで表示されていたので、車はちゃんと認識しているようです。自分が高速を120kmで走るときよりも狭い車間で追走するのには驚きました。

45分の乗車でホテルに到着したのは19時半でした。日本時間の午前2時半ですから、自宅を出てから21時間の長旅でした。

こうしてみると、やはり食べてばかりの長旅ですが、座りっぱなしということもあり、やっぱり疲れました。


アミューズ.jpg

オードブル.jpg

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ミディアム.jpg

デザート.jpg

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アイスクリーム.jpg

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