SSブログ

都会の昼食(28) らーめん むつみ屋 [都会の昼食]

久しぶりに東京ラーメンストリートです。

午前の会議が12時半まで延び、他の同僚が13時からの別の打ち合わせのためにお弁当を買う中で、一人で八重洲口へ向かいました。ラッキーなことに、午後は特に予定が入っていないので、13時30分までに席に戻ってくれば良いし、ちょうど13時近くなれば東京ラーメンストリートも空くだろうという読みです。

定期券でJRの構内を抜け、八重洲口の地下街に回ると、予想通り、東京ラーメンストリートはそれほどの混み様ではありません。さすがに六厘舎さんだけは別格で、30分以上の待ちのようですが、それ以外のお店はせいぜい5人から6人が並んでいるだけで、行列なしのお店もあります。

すでに6軒を踏破し、残るは2軒。今日は「らーめん むつみ屋」さんです。

むつみ屋さんは、北海道創業の味噌ラーメン店で、味噌は赤味噌と白味噌があります。普通の味噌ラーメン以外に、醤油らーめんや塩らーめんもあり、六厘舎さんばりの「つけ麺」も人気とあります。まずはお店のNo.1をということで、「濃厚味噌らーめん」を選びました。

ここは食券制ではなく、店員の人が注文を取りに来て、食後に精算するシステムです。

待つこと5分で席につき、さらに5分ほどでらーめんが出てきました。口上を見ると、「酒粕を練り込んだ特製味噌ダレと刻み高菜がアクセント、かってない濃厚な味わいと深みを引きだした、むつみ屋史上一番人気の一杯!」とあります。

確かに、つゆはれんげですくっても、ねっとりとするくらいの濃厚さで、でも、それほどくどい感じはしません。味噌のコクが良く出ています。それほど塩味が強くないのも僕好みです。麺は黄色いストレート麺で、しっかりとした歯ごたえ。どうやら麺を黄色くするのは北海道ラーメンの特徴らしく、店によっては色素を入れて黄色くするそうですが、ここではビタミンB2で着色しているそうです。 

東京ラーメンストリートの中では、唯一のチェーン店で、人によっては悪く言う人もいますが、僕にとってはなかなかの味でした。値段も870円と、この場所にしては良心的でした。

実は直前の日曜日に横浜・松原商店街の「光屋」さんでキャベツラーメンを食していたので、なかなか厳しい状況下での評価でしたが、健闘です。

やっぱり、まだ光屋さんを超える美味しいラーメンには出会えていないのですが、残る東京ラーメンストリートは1軒、塩専門の「ひるがお」さんです。

果たして、一矢報いることができるかどうか、乞うご期待。 

 

らーめんむつみ屋看板.jpg

らーめんむつみ屋麺.jpg