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ベルギー出張 (1) [番外編]

今年初めてのベルギー訪問だ。月曜日から4泊6日で土曜日に帰国する予定だ。

昨年は5月、8月、10月と3回ベルギーに来たが、今年になってからの海外出張は2月、3月ともにアメリカで、ベルギーは久しぶりだ。今年は9月にもう一度ベルギー出張が予定されている。ただ、最近の円高や主力事業の収益低下で、長時間のフライトでもエコノミークラスを使うことが検討されているから、ビジネスクラスで体を伸ばせるのも最後かもしれない。前後に休日を付ければエコノミークラスでも良いだろうという乱暴な意見もあって、世知辛い世の中になってきた。

今回は4泊なので、まあ、短い方だ。会議以外にちょっと厄介な案件があるのだが、それはそれとして、相変わらずの往きのJAL便レポートからだ。

こんなことを言っては大変失礼なのだが、最近のビジネスクラスのCAは年配の方が多い。皆さん気がつくし、若かりし頃を彷彿とさせるきれいな方ばかりだ。ジャケットの差し出し方一つでも丁寧さが伝わってくるし、決して年齢を重ねることが悪いわけではないのだが、それにしても20台、30台(たぶん)のCAがいないのは、いかがなものか。素人考えだと、リストラするなら賃金の安い若手よりも中堅のほうがコストメリットがありそうに思ったが、ひょっとして退職者の再雇用でコストダウンだろうか。若い人の就職率が低い昨今だから、ぜひ皆さんにチャンスを広げていただきたい。

まあ、余計な話は別として、食事と映画の話です。

今回は、あまりにもステーキの話が続き過ぎとの、一部の方からの苦言を鑑み、シーフードにしてみた。その結果は、これがなかなか良かったのだ。先付けは、いちじくのコンポートとフェタチーズ、カレー風味マッシュポテトとつぶ貝のマリネ、ヤリイカのゼリー寄せ、オードブルは、生ハムサラダ、アナゴとフォアグラのテリーヌ、シーフードのゼリー寄せ、メインはアナゴ、ホタテ、エビのポワレ バルサミコソースだった。どれも季節感があって、特にメインはちょっとソースが甘いかとおもったが、少量つけると丁度良い味付けだった。

ちょうどお隣がステーキをオーダーしていたが、切り口を見ると見事に赤味のないウェルダンになっていたから、これはシーフードで正解だった。帰りの便はどうするか。悩みどころだ。

映画は、「ブラック&ホワイト」、「ジョン・カーター」、「長ぐつをはいたネコ」、「麒麟の翼」の4本を見た。どれもテレビコマーシャルをやっていたぐらいだから興行成績は良いのかもしれないが、特に海外の3本はそれほどでもなかった。最近は嗜好が変わってきたのか、「麒麟の翼」が一番面白かった。TVドラマの「新参者」の続編で、さすがは東野圭吾、二の矢、三の矢で話を展開させながら、最後は現代版の人情話に仕上げるあたり、手慣れたものだ。ちょっと犯人の動機が腑に落ちなかったが、秀作だった。

後半に注文する食事は、明石焼き(たこ焼きを出汁に浸けて食べるもの)と、モスバーガーと提携したAIR MOS ライスバーガーにした。社外との提携プログラムは、前回は吉野家の牛丼だったが、6月から変わったようだ。ライスバーガーも人気らしく、僕の後で頼んでいた人は品切れで食べられなかった。専用の袋に入っていて、電子レンジで温めたまま手に持って食べるらしい。今回はお皿の上に出して食べたが、なかなかイケる。牛蒡のきんぴらだけでなく、鶏肉やレンコンが入っていてシャキシャキとした食感だ。 

シャルルドゴール空港への到着は予定より10分早く、16時35分。相変わらず時間に正確なJALだ。

2時間半の待ち合わせでTGVに乗り、ブリュッセルのMIDI駅に着いたのが21時10分、まだ日が出ていて外は明るい。今頃は一年で一番日が長い季節だ。もっとも気温は低くて夏物のジャケットでは肌寒く、ボタンダウンのシャツのボタンを留めたほどだ。たぶん15度以下だろう。少しタクシーを待って、ホテルに到着したのが21時30分。

いつもながらの長旅だった。 

今回はiPhoneで写真を撮っているのだが、海外アクセスの高額請求を恐れて、常時「機内モード」にしているため、インターネットアクセスできず、写真が取り出せない。

後日のアップでお許しを。

 

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