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ベルギー出張 (4) [番外編]

今日は公式なパーティーはないので、同じホテルに宿泊しているメンバー5人で日本料理を食べに行きました。以前もブログで紹介した「三辰」さんです。

お店に入るなり、「えいらっしゃい!」 と大きな声がかかり、まるで日本に居るようです。店の作りも寿司カウンターを囲むようにテーブル席があり、奥にはいくつかの和室の個室があって、まさに日本の居酒屋そのものです。

客層は日本人が半分、こちらの人が半分で、でもつまんでいるのは、刺身、揚げ出し豆腐、タケノコの煮つけ、カキフライ、などなど。言葉も日本語が大声で飛び交って、ちょっと不思議な感じです。メニューはどれも8ユーロから12ユーロ、お刺身だと20ユーロ位からでしょうか。

三辰さんの魅力は何と言っても新鮮なお刺身。マグロだけでなく、サーモンやタコ、イカ、鯵、鯖と、日本のちょっとした店よりはよっぽど美味しいものが食べられます。

アサヒビールで乾杯した後は、予約時に頼んでおいたお刺身盛り合わせを手始めに、手当たりしだいにメニューの端からおつまみを頼んで行きます。

そして、このお店で有名なのが、とても一人では食べきれないボリュームのちらし鮨と、専門店を凌ぐ美味しさのラーメン。最後に両方を頼みました。

ちらし鮨は、はみ出すほどに盛り上げられた具材の色艶を見ていただければその新鮮さと美味しさが伝わると思います。締めにオーダーしたとは言え、大の大人が2人でも食べきれない量でした。

ラーメンはチャーシュー、シナチク、玉子、海苔に、一杯のワカメとネギが載っている醤油ラーメンです。こちらも結構なボリュームですが、さすがザキヤマがコマーシャルしているとおり、締めのラーメンは満腹でもツルっと入ってしまいます。

5人で430ユーロ 、1人85ユーロの自腹でした。

 

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西鎌倉 フォセッタ [ぺらぺら]

大船フラワーセンターを出ると11時、

このあたりでお昼をどこかで、と考えたときに

しばらく行ってなかったお店、西鎌倉のフォセッタはどうかと。

1年前だとたいてい予約でうまっていて当日では難しかったけれど、

とりあえず電話をしたみたら2人、OK。

それぞれパスタランチのAとBを注文。

このお店は基本的に地産地消、

魚は小坪漁港でその日に揚がったピチピチ、野菜は地元鎌倉の農家から仕入れる。

前菜に使われていたメジマグロはもちろん新鮮で臭みがない。

パスタのグリーンは蕪の葉っぱをジェノベーゼのように。

1番美味しかったのは、デザートのパンナコッタにかけられた夏みかんのマーマレード。

ご近所のおばあさんが庭の夏みかんで作ったものだそうです。

甘酸っぱくてちょろりと苦い、大人のジャムでした。

今日は席が空いていてラッキー。

 

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ベルギー出張 (3) [番外編]

以前も書いたが、ベルギーやパリに来て一番の楽しみはクロワッサンだ。

どうやったらこんなに美味しいクロワッサンが作れるのかいつも不思議に思う。ホテルの朝食から、ちょっと場末の小売店に置いてあるものまで、外側のパリッとした食感から想像もつかないくらい、もっちりと柔らかな噛み応えで、バターの香りが口中に広がる。

今回はホテルから1分のところ、交差点の角にある「Illy」というファーストフード店で朝食にクロワッサンを食べている。

一つ1.4ユーロで、カプチーノと合わせて3.9ユーロ。ちょっと高いが、朝7時30分に店が開くと同時に並んで、5分の朝食をとる。

日本でも美味しいパン屋さんが増えてきたが、これだけはまだまだ本場にはかなわない。

 

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ベルギー出張 (2) [番外編]

出張2日目の火曜日は、19時半からオフィシャルディナーだ。

今回はブリュッセル市内、ホテルから歩いて10分ほどのところにある「La Quincaillerie Brasserie」というフランス料理のお店だ。

ホテルは会社の定宿なので、このお店も出張者が良く利用しているらしいが、僕は初めてだった。ミシュランやゴーミヨのランクにこそ出てこないが、食にうるさいベルギー人が集まるブリュッセルで長く続けられている店だからそれなりに美味しいと評判だそうだ。

まずはドリンクだ。ベルギー人にお任せしたところ、凄いアルコール度数のビールが出てきた。トリプルだから14%以上はある。トラピスト修道院で作られたビールで、口当たりは冷酒に近い。少し香りがあるものの、グビグビとのど越しで飲むほど甘っちょろくなく、一口ずつ飲む感じだ。

前菜は、「Beef Carpaccio」で、薄切りの牛の生肉の上にサニーレタスとスライスチーズが載っていて、オリーブオイルがかけてある。いやぁ、今まで食べた牛肉の中でも一二を争う美味しさだ。ほとんど脂身のない赤身だが、噛めば噛むほど牛肉の旨みが口の中に広がる。ローストビーフだと焼いた香ばしさが強いが、これは肉そのものの旨みのみで勝負している感じだ。ワインとも良く合って、これは美味しい。

そう、ビールの後はワインで、白は2010年のシャブリ、赤は2004年のセントミリオン。どちらも50ユーロ位のワインだから、市内の酒屋で買えば20ユーロ以下の普段使いのワインだ。日本なら2000円以下となるが、なかなか流通していないし、多分日本に入ってくると倍くらいの値段になっているはずだ。

メインディッシュは「Strips of Duck Breast with Kriek Beerで、鴨肉のソテーにマッシュルームとマッシュドポテト、リンゴのベーコン巻が添えられている。こちらもソースが深い味で、バルサミコとチョコの味だ。鴨肉は少し硬かったが、その分噛むほどに味が出て、なかなか上品な味だ。マッシュポテトの上に添えられたリンゴも酸味が残って、ソースと良く合う。

デザートはチョコアイスとカプチーノで、たっぷり3時間、堪能させていただきました。

最初のトリプルビールが効いたのか、帰りの道は千鳥足気味で、ホテルに戻ってきたのが23時前だった。 

 

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ベルギー出張 (1) [番外編]

今年初めてのベルギー訪問だ。月曜日から4泊6日で土曜日に帰国する予定だ。

昨年は5月、8月、10月と3回ベルギーに来たが、今年になってからの海外出張は2月、3月ともにアメリカで、ベルギーは久しぶりだ。今年は9月にもう一度ベルギー出張が予定されている。ただ、最近の円高や主力事業の収益低下で、長時間のフライトでもエコノミークラスを使うことが検討されているから、ビジネスクラスで体を伸ばせるのも最後かもしれない。前後に休日を付ければエコノミークラスでも良いだろうという乱暴な意見もあって、世知辛い世の中になってきた。

今回は4泊なので、まあ、短い方だ。会議以外にちょっと厄介な案件があるのだが、それはそれとして、相変わらずの往きのJAL便レポートからだ。

こんなことを言っては大変失礼なのだが、最近のビジネスクラスのCAは年配の方が多い。皆さん気がつくし、若かりし頃を彷彿とさせるきれいな方ばかりだ。ジャケットの差し出し方一つでも丁寧さが伝わってくるし、決して年齢を重ねることが悪いわけではないのだが、それにしても20台、30台(たぶん)のCAがいないのは、いかがなものか。素人考えだと、リストラするなら賃金の安い若手よりも中堅のほうがコストメリットがありそうに思ったが、ひょっとして退職者の再雇用でコストダウンだろうか。若い人の就職率が低い昨今だから、ぜひ皆さんにチャンスを広げていただきたい。

まあ、余計な話は別として、食事と映画の話です。

今回は、あまりにもステーキの話が続き過ぎとの、一部の方からの苦言を鑑み、シーフードにしてみた。その結果は、これがなかなか良かったのだ。先付けは、いちじくのコンポートとフェタチーズ、カレー風味マッシュポテトとつぶ貝のマリネ、ヤリイカのゼリー寄せ、オードブルは、生ハムサラダ、アナゴとフォアグラのテリーヌ、シーフードのゼリー寄せ、メインはアナゴ、ホタテ、エビのポワレ バルサミコソースだった。どれも季節感があって、特にメインはちょっとソースが甘いかとおもったが、少量つけると丁度良い味付けだった。

ちょうどお隣がステーキをオーダーしていたが、切り口を見ると見事に赤味のないウェルダンになっていたから、これはシーフードで正解だった。帰りの便はどうするか。悩みどころだ。

映画は、「ブラック&ホワイト」、「ジョン・カーター」、「長ぐつをはいたネコ」、「麒麟の翼」の4本を見た。どれもテレビコマーシャルをやっていたぐらいだから興行成績は良いのかもしれないが、特に海外の3本はそれほどでもなかった。最近は嗜好が変わってきたのか、「麒麟の翼」が一番面白かった。TVドラマの「新参者」の続編で、さすがは東野圭吾、二の矢、三の矢で話を展開させながら、最後は現代版の人情話に仕上げるあたり、手慣れたものだ。ちょっと犯人の動機が腑に落ちなかったが、秀作だった。

後半に注文する食事は、明石焼き(たこ焼きを出汁に浸けて食べるもの)と、モスバーガーと提携したAIR MOS ライスバーガーにした。社外との提携プログラムは、前回は吉野家の牛丼だったが、6月から変わったようだ。ライスバーガーも人気らしく、僕の後で頼んでいた人は品切れで食べられなかった。専用の袋に入っていて、電子レンジで温めたまま手に持って食べるらしい。今回はお皿の上に出して食べたが、なかなかイケる。牛蒡のきんぴらだけでなく、鶏肉やレンコンが入っていてシャキシャキとした食感だ。 

シャルルドゴール空港への到着は予定より10分早く、16時35分。相変わらず時間に正確なJALだ。

2時間半の待ち合わせでTGVに乗り、ブリュッセルのMIDI駅に着いたのが21時10分、まだ日が出ていて外は明るい。今頃は一年で一番日が長い季節だ。もっとも気温は低くて夏物のジャケットでは肌寒く、ボタンダウンのシャツのボタンを留めたほどだ。たぶん15度以下だろう。少しタクシーを待って、ホテルに到着したのが21時30分。

いつもながらの長旅だった。 

今回はiPhoneで写真を撮っているのだが、海外アクセスの高額請求を恐れて、常時「機内モード」にしているため、インターネットアクセスできず、写真が取り出せない。

後日のアップでお許しを。

 

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大船フラワーセンター [ぺらぺら]

思い立って大船にある県立の植物園に行きました。

自宅から車で30分ほど、100台は置ける駐車場もあり、午前中の早い時間であれば大丈夫。

ちょうどバラ満開の時期、バラ園のゲートをくぐろうとすると甘酸っぱいバラの香りがお出迎え。

いっきにテンション上がります。 

バラのオンパレードです。

 

バレリーナ

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ケリーグラント

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ラベンダードリーム

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女神

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ラブユー

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ラブミーテンダー 

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花霞

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パーマネントウェーブ

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マチルダ

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ブラスバンド

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ラブ

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ダブルデライト

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やっぱり春はバラ (3) [ぺらぺら]

庭のバラ第3弾です。

主人の大好きな、ふちが緑色の花びらのバラ。

毎年うどん粉病にかかり、なかなか花を咲かせられなかったのですが、

今年は土の表面をこそげとり、入れ替えたせいか、綺麗に花をつけました。

下のクラッシックなオレンジ色のバラは、ミニバラです。 

 

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鎌倉古刹めぐり -杉本寺、多可邑、鏑木記念館ー [ぺらぺら]

続いて訪れたのは杉本寺です。

坂東札所第一番鎌倉最古仏地天台宗大蔵山杉本寺。

古い古いお寺でした。

山門の両脇には運慶作の仁王尊がにらみをきかせ、

本堂に続く石の階段はあまりに苔むして、なおかつすり減って危険だからか、登るのは禁止。

脇の新しい階段を上がります。

本堂には国宝の秘仏なども安置されているのですが、

履物をぬいで間近で拝むことができるお寺です。

身代わり地蔵に、長男の無事をお願いしてきました。

 

お腹も空いたので多可邑で具だくさんの釜めしをいただき、 いったん鎌倉駅に戻りました。

久しぶりに歩く小町通りはずいぶん様変わりをし、人力車の誘い、修学旅行生で賑っていましたが、

通りの中ほどをちょっと横町にはいった鏑木清方記念美術館へ。

清々しく描かれた女性の絵をゆっくり鑑賞してきました。

雑誌の挿絵を描いていたこともあってか、いわゆる日本画家の作品とはちょっと違う絵もあって

素敵な絵を描かれた画家だと思いました。

今回の鎌倉散策は、訪ねるところを絞った、少し大人の散策になりました。

 

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