SSブログ

野沢温泉とあいかの香り [十ノ原]

週末、久しぶりに休暇が取れた次男の希望で十ノ原を訪れました。

大阪から始発便で戻ってきた次男を載せ、横浜を出たのが9時45分と、普段よりだいぶ遅いスタートでした。その分道路の混雑もあまりなく、13時には上田菅平ICを下りました。遅いランチは「福田」の新そばです。夏休みに寄った時には駐車場に止められないほどの混雑で、このところの人気を心配して来ましたが、ランチタイムも過ぎていたためか先客は2組ほどで、問題なく入れました。今年の新そばを美味しく頂きました。

15時からは水回りの業者さんと十ノ原で打ち合わせし、夕方は真田町に下りて「真田温泉」につかり、TSURUYAさんで夕食を買い出し、18時過ぎに十の原へ戻りました。

翌日は野沢温泉に行くことにしました。 

2年ほど前に参加した「北信州ハーフマラソン」(北信州ハーフマラソン(当日): 2013-10-01)では、練習を含めて何度か野沢温泉町を訪れていましたが、今まで温泉に入ったことはありませんでした。調べてみると、いくつもの公共温泉が無料で提供されています。

くねくねとした細かい温泉街の道路を抜け、まず到着したのは「大湯」です。すぐ近くのホテルの3時間500円の駐車サービスを利用して車をとめ、大湯に向かいました。入口のさい銭箱に一人100円を入れ、ドアを開けると、すぐに湯船と脱衣所があります。5-6人が立つと一杯になるような狭い脱衣場です。さっそく入ろうとすると、先客のおじさんが湯の入り方を教えてくれました。というのも、半端ない熱さだからです。とてもいきなりザブンと入れるような温度ではありません。

もちろん、まずはかけ湯ですが、それも熱くて肩からザッとはかけられません。ぬる湯と書かれた湯船の端にある水道栓から水を入れ、少し冷めたところでかけ湯をして、ゆっくりと湯に入ります。とても数分間も入っていられない熱さですが、じっとしていると体温で体に触れている湯が冷めて、1-2分は入っていられます。出る時もあわてて出るとかえって熱い湯が混じるので、そうっと上がるのがポイントです。出入りで湯が動くと中の人も熱いので、出るなら人より先に出るほうが賢明なのだそうです。

ぬる湯でも源泉は52℃、あつ湯は62℃だそうで、かけ湯をしないで入って火傷をした人もいるそうです。それでも、一度入ると体も慣れるのか、湯から上がって体を冷やしてから、何度かぬる湯につかりました。一度あつ湯にも入ってみましたが、一瞬肩まで入ったものの、あまりの熱さにあわてて飛び出ました。こんな熱いお湯に入ったのは人生で初めてでした。

その後、5分ほど歩いて源泉の麻釜の近くにある「滝乃湯」にも入りました。こちらは熱いながらも肩まで浸かっていられましたから、43℃程度でしょうか。良いお湯でした。

野沢温泉を出たのが13時30分、飯山の「本多」さんで遅いランチにしました。次男はうな重3,700円、家内と私は葵丼2,200円です。葵丼はうな重の半分です。久しぶりの本多さんでしたが、やっぱり美味しいです。

道の駅では銀杏や野沢菜、葱にリンゴを買い出しました。このリンゴ「あいかの香り」という種類でしたが、切ってみてびっくり。なんと芯の近くではなく、表面の近くに蜜が集まっています。まるでシャインマスカットのような強い甘みで、美味しかったです。

そろそろ山口りんごも時期かなと、いつもお願いしているYさんに電話してみましたが、もう一回霜にあてたほうが甘くなるので、収穫は来週とのこと。

こちらも楽しみです。 

 

新そば.jpg

大湯.jpg

大湯湯船.jpg

滝の湯.jpg 

ほのかの香り.jpg