SSブログ

高田本山お参り [ぺらぺら]

少し前から、すぐ下の妹が、父のお骨を納めたお寺にお参りしたいと言っていたので、今回の帰省で行ってきました。私はどんな都合だったか、お骨納めには行っておらず、高田本山専修寺には初めてのお参りです。 

納骨堂でお経をあげてもらったあと境内を見学し、ちょうどお昼になったので4人で食事をしようと奥の食堂へ出かけると、手前の池に、蓮が見事に咲いていました。 職員の方が寒い時期、どろをかき混ぜて手入れされたそうです。池だけでなく、境内には水連の鉢がたくさん並べらていて、偶然でしたが本当に良い時期にお参りできました。

これもたまたまですが、近くの下津醤油さんで1年に1回の大セールをしているから寄ってきました。こちらは下津利兵衛という事業家が安政三年に創業したそうで、三重県出身ながら初めて知りました。下津利兵衛氏は、茶道をこよなく愛し、茶人・川喜多久太夫や、交流のあった北大路魯山人に「美味しい!」と言われる醤油を目指したそうです。「九星(キューボシ)」という商号にそれが表されているそうな。星は魯山人の作った星が丘茶寮より。

商号のことではもう一つおもしろいお話がありました。私が、下津醤油さんに到着した時、たくさん積んであったコンテナの「キューボシ」という商号を見て、長野・松本市の「キューボシかりんとう」さんと同じだと思ったので、何か繋がりがおありですか?とたずねると、

「繋がりってないんですよ、同じ商号を使って見えるところあるみたいですね~、何年か前、使っててよろしいですか~?というお電話ありましたそうですう~、はい、よろしいですよ~って答えたようで~。なあ~、こんなことってあるんですなあ~」

三重県人てだいたいこんな感じです。

催事場では、下津醤油を使った干物も販売されてました。骨までまるごと食べられる鯵や鯖、いろいろ買って宅配してもらうことに。三人姉妹がそれぞれ買ったのでおまけもしてくれました。自宅に届いた干物を早速焼いたら美味しいお味でした。 

 

はす.jpg

干物.jpg

醤油.jpg