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都会の昼食(81) やき鳥 栄一 親子どんぶり [都会の昼食]

最近、昼に美味しいものを食べていると家庭内批判を浴びています。

あるいは「毎日あんな美味しそうなものばかり食べて」と不愉快に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これはブログのネタ探しが主目的です。金額も大台は超えないように注意して、東京駅近辺でランチを食べるなら、このくらいという、ごくごくアベレージのお店を狙っていますから、ご容赦を。 

そりゃ、できるだけ美味しそうなお店を探しますよ、せっかくですから。それに、いくら個人のブログでも「今一つ」と書くのはいやですからね。 

今日のお店は、京橋にある焼き鳥の専門店「栄一」さんです。京橋といっても、八重洲の地下街を抜けて3分もかからない、東京駅のすぐ近くです。

入口の暖簾には、「焼き鳥どんぶり 1,050円」「親子どんぶり 840円」のメニューが下がっています。これしかないのかなぁと思いつつ、でも焼き鳥専門店の威風が漂う雰囲気に誘われて店に入りました。

なぜか焼き鳥のあの匂いには誘われますよねぇ。

カウンターの中では板さんが二人、炭の上で次から次に、手際良く、串刺しの焼き鳥を並べては焼いていきます。汗がタラタラ出ているので、透明な板で仕切られているとは言え、こちらまで暑さを感じるような重労働です。

オーダーしたのは安いほうの親子どんぶり。ほら、ちゃんと値段も考えてるでしょ。ランチメニューは入口にあった2品だけでした。

カウンターに座り、しばらくして厨房の奥から出てきた親子丼、先日の茅場町のお店(都会の昼食(69) 鳥ふじ 親子丼)とは、またちょっと趣の違うものでしたが、これはこれですーごく美味しかったです。

何と言ってもとじた卵のフワフワ感が凄い。上手に空気を入れているのか、まるで掛け布団のような厚さで、ふわっとご飯の上に乗っています。そしてさらに凄いのがその中にほぼ生という卵が一つ隠れていること。箸で崩すと、トローッと濃い黄身が流れ出てきて、それがまた美味しい。

思わず写真を撮り直してしまいました。

茅場町の「鳥ふじ」さんでは、時間差のとじ加減で半熟のトロトロ感を出していましたが、こちらはしっかりと、でも空気をたっぷりでフワフワの卵の中に生卵という作戦です。なかなか名案です。

もちろん、鶏肉も旨味があって、薬味の三つ葉もアクセントに効いていました。

付け合わせはお新香で、熱々の鳥ガラスープも付いてきました。

大満足の「親子どんぶり」でしたが、でも良く周囲を見てみると、実は他のお客さんは全員が「焼き鳥どんぶり」を注文していました。

つくね、うずら、むね肉、砂ずり、肝

の5本の焼き鳥を載せた丼で、確かにすごく美味しそうでした。食べログで見つけた写真をアップしておきます。

次回はこっちかな。

でも大台オーバーで、ランチにはちょっと高い。 

 

栄一.jpg

親子どんぶり.jpg

たまご.jpg

焼き鳥どんぶり.jpg