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世界一周(4) [番外編]

欧州の出張も2日目に入りました。

今日は前回も訪れた工場で10時から12時の技術打ち合わせ、その後ヨーロッパ本社に移動して13時から17時まで会議です。どちらもホテルから車で20分ほどで、DQさんが送り迎えしてくれました。

さて、夕食です。

メンバーの一人が「この時期ならではの白アスパラガスが食べたい」と言い出し、探しに行くことになりました。ホテルのフロントで聞くと、歩いて15分ほどの市内になら白アスパラガスを出す店もあるあもしれないとのことで、歩いて出かけることにしました。

森沿いの道を抜けると、5階建てくらいのビルが立ち並ぶショッピングセンターのような場所に出ました。マクドナルドや雑貨店に加え、いくつかのレストランやカフェが並んでいますが、まだ18時過ぎで、レストランの前のテーブルも重ねたまま。どうやら19時頃からオープンする店が多いようでした。

アスパラガス料理がありそうなレストランに入って、中で準備しているお兄さんにメニューにあるかどうか聞きましたが、旬の季節が終わったのか、なかなか食べられるお店に当たりません。あるお店で「この先のCambridgeならあるかもね」と聞きつけ、行ってみると、確かに白アスパラガス料理があるとのこと。ここで食べることにしました。

店の前のテーブル席に座り、まずは乾杯のビールから。ベルギーらしいトラピストビール「CHIMAY」の赤を選びました。アルコールは7%とちょっと強めですが、トラピストビールの中では一番飲みやすいものです。そして3人でシェアした前菜は「海老のニンニク・オリーブオイル」と「シェフサラダ」。驚いたのがシェフサラダ。なんとローストビーフがこれでもかといっぱい乗っていて、まるでメインディッシュのような感じでした。お肉の下には茹でたアーティチョークも隠れていて、ちょっと甘目のバルサミコソースが良く合っていました。

ワインは、SYRAHを指定して、出てきたのが「Nord Sud 2011」€24。ちょっと年がたっていたのか、強い香りは立ちませんでしたが、お肉にも野菜にも良く合う飲みやすい赤でした。また、つまみとして出ていたオリーブも美味。たいてい塩辛い場合が多いのですが、ちょうどの塩加減でウィンと良く合い、お代わりをお願いしました。

そしてとうとうメインの「白アスパラガスとサーモン」にご対面。フランス語で良く分からなかったメニューでは前菜だったようですが、メインとして十分なボリュームと味でした。左上にちょっと見えるワインボトルから分かる通り、かなり大きなお皿にたっぷり8本のアスパラガスが乗って、これで1人前€18です。マヨネーズベースのソースをからめて、春の味をいただきました。

デザートにはカプチーノ。クリームがたっぷり乗って、心地よい甘さでした。

結局、料理は全部前菜でしたが、お腹一杯になるボリュームで、この時期ならではの白アスパラガスを食べることができ、大満足でした。


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