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小田原 鰻の友栄 と 干物の山安 [ぶつぶつ]

ちょっと前ですが、2月7日にジュリエッタの修理完了後、試走を兼ねて小田原へ行ってきました。

湘南にあるディーラーから足を延ばすなら小田原にある鰻の名店「友栄」さんに行きたいという家内のリクエストです。10時過ぎにディーラーに到着し、修理内容を説明を受け、30分ほどで出発しました。ひたすら国道1号線を西に進み、JRの高架を過ぎ、西湘バイパスの入口がある「箱根口」の近くでお店を見つけました。 

しばらく待ってから駐車場に車を止め、店内に入ると、まず食べる品を注文済かどうか聞かれます。実は事前に、時間指定の席の予約はできないものの、蒲焼の注文だけは入れておかないと品切れで食べられないこともあると聞いていたので、前日に「うな重」と「しら焼御膳」を注文しておきました。名前と注文品を確認し、そこから1時間待ちとのことで、近くの蒲鉾の「鈴廣」さんでぶらぶらして時間をつぶすことにしました。席が空きそうになると携帯電話に連絡が来るシステムです。

小田原駅方面に5分ほど歩いた左手に大きな鈴廣さんの建物があり、蒲鉾博物館や販売店が並んでいます。店内はまるでデパ地下のように所せましと各種蒲鉾が並べてあり、人があふれています。バスツアーや観光客にも有名な立ち寄りポイントのようで、大人から子供まで試食品をつまんでは食べて店内をぐるぐる回り、次から次に蒲鉾を買っていきます。いくつか夕食用に練り物やワサビ漬けを買い込み、蒲鉾博物館で蒲鉾の歴史を見ているときに家内の携帯に連絡があり、友栄さんに戻りました。

戻るとすぐに席に通され、待つこと10分、まず「しら焼御膳」が出てきました。ふわっと蒸してから軽く焼かれた鰻は、おろしたての生わさびかゆず胡椒でいただきます。脂の加減が絶妙で、何もつけなくても十分に美味しい身ですが、わさび醤油でさらに旨みが引き出される感じです。これは美味です。

少し遅れて出てきた「上うな重」の蒲焼もまた、タレの加減がお見事でした。やや甘めながらさっぱりと、しかも、しっかりと蒲焼がタレにつけ込んであるのにふわっと感は白焼きと同じ。こちらもお見事でした。

どちらもご飯は少な目にしてもらいましたが、肝焼きなど他の品を頼まなくてもお腹がいっぱいになりました。「上うな重」が4,800円、「しら焼御膳」は5,000円と、ちょっと高めですが、でも十分に価値ありのお店でした。

帰り道には、往きに家内が目を付けた干物のお店「山安 工場直売所」に立ち寄り、干物を購入しました。

こちらは多少のきずものをびっくりするお値段で売っているお店で、通常品も市価の半値以下で購入できます。入口の七輪ではセルフサービスで干物を焼いて食べるサービスもやっていました。店内に入ると、大きなアジの開きも海外品なら1枚100円、国産品でも250円くらいで購入できます。冷凍品で日持ちしますから、いくつか買い込んできました。さすがに鰻の友栄さんは何度も来れるお店ではありませんが、こちらは車代を出しても時々買付に来たいお店でした。

車検後、エンジンもスムースで車体振動も収まり、スタートアンドストップも復活でジュリエッタは快調、鰻に干物と食も満喫して、大満足の冬の一日になりました。 

 

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