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楽天モバイル [ぶつぶつ]

ということで、選んだMVNOは「楽天モバイル」です。

条件としては毎月の通信量が5GBで音声通話付き、もちろんテザリング可です。今までiPhoneでの通信量は3GBそこそこですが、会社の昼休みのWeb閲覧などの私用アクセスも含めるとやはり月に5GBまでは欲しいところです。さらには余った容量を翌月に持ち越せることも条件にしましたが、実はDMM、OCN、BIGLOBE、IIJmioなど、どれも条件は満たしていました。あとは値段ですが、通話もできるタイプで、一番安いDMMでは1,970円、他も2,200円程度で、こちらもほとんど変わりません。

で、なんで楽天にしたかと言うと、 魅力的な端末が半額セールになっていたからです。

機種は中国のHauwei社のHonor 6 plusで、定価45,800円が半額の22,900円。これはかなりお安いです。SIMフリーのAndoroidスマホも、さすがに1万円台の安価なものはプロセッサーやメモリー、液晶画面が値段相応になっていて、巷の口コミでも評判の良いものはありません。スマホやパソコンなどの電子デバイスは使えなくなる前に陳腐化するというのが持論ですから、値段の許す限りできるだけ高性能のものを買うのが主義です。

中国製ということで、通信情報が勝手に盗まれると米国では不買運動が出たこともあるHauwei社品ですが、今や通信機器ではエリクソンに続く世界第2位の会社です。別に危ない情報にアクセスするわけでもありませんし、今時はどんな端末を使っていても通信会社にログは残りますから、気にしても仕方ありません。

このHonor 6 plusは、大きさがちょっと大きい(会社から支給されているXperiaとほぼ同じ大きさ)のが難点ですが、それ以外はとても25,000円で買えるスマホとは思えないハイスペック機種です。プロセッサはオクタコアというCPUが8個ついたもので、iPhoneのデュアルコアと比較してもハイエンドです。その他クロックやメモリー、液晶なども十分なスペックです。

デザインは、こちらも巷ではiPhone 6 plusのパクリと言われるほどそっくりで、すっきりとしたデザインです。名前からして堂々とパクってますね。面白いのがカメラで800画素の素子2つ積んでいて、高速フォーカスや後から被写体深度を変えるなど、なかなか新しい機能をのせています。 

唯一残念と言われているのがLTEバンドで、docomoが提供している高速通信バンドの中でB1とB3にしか対応していません。プラチナバンドと呼ばれる700MHzのB28と800MHzのB19に対応していないので、場所によっては電波が捕まりにくいのではと言われていました。ネットの口コミでは、だから買えないという意見がかなりありました。

でもdocomoのネットワーク地図を見る限り、菅平含めてほとんど人が住んでいるようなところはB1でカバーされているようですし、実際に高知ツアーでも山の中の「龍河洞」まで行っても、入口ではちゃんとLTEをつかんでいました。使い始めておおよそ1か月になりますが、今までネットワークに繋がらなくて不自由したことはありません。確かに夕方の横浜駅など、ネットがすこぶる遅いことが何度かありましたが、許容範囲です。

今回は今までの携帯電話番号をそのまま使えるMNPの3,000円は使わずに新たな番号にしましたので、かかった費用は事務手数料の3,000円と端末代のみ。開通月の通信料2,150円は無料です。翌月からは5GBのデータ量の通話SIM代で2,150円ぽっきり。これに通話すれば電話代がプラスされますが、こちらも楽天でんわを契約したので通常の半額の20円/分で通話可能です。通話が多い人は850円足すと5分間のかけ放題オプションもありますし、さらにLine電話なら、タダです。

今までiPhoneで毎月7,000円払っていたものが2,150円ですから、端末代を考えてもかなりのコスト削減になりました。 

iPhoneと比べると、Androidの画面は見にくく、有料のソフトなどを組み込んで、やっと使いやすくなってきたところです。 

そのあたりは、またそのうちにご報告します。 

 

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