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ジュリエッタ 再入院 [ジュリエッタ]

去年の11月末に車検を通したジュリエッタですが、残念ながら再入院となりました。

納車以来の3年間、これといったトラブルのなかったジュリエッタで唯一気になっていたのがアイドリングストップ(スタートアンドストップ)機能不全です。1年ほど前から信号で止まってもアイドリングストップせず、バッテリーの劣化を想定して車検に臨みました。整備記録ではバッテリーを交換してアイドリングストップの稼働を確認となっていたのですが、その後、我が家に戻ってきてから一度も作動していない状態が続いていました。

特に12月末には暖冬で気温15度以上の週末に十の原まで高速をブッ飛ばして来た帰り道で、エアコンやシートヒーターなどをオフにしても作動しないので、これはおかしいとなりました。新品のバッテリーをフル充電にして、電気負荷もないのに作動しないということは、早くもバッテリーが劣化したのか、あるいは他の電気回路に不具合があるのかもしれません。ちょうど昨年末にローンが終了し、車検登録証の名義変更をする必要があったので、それも兼ねて1週間ほど預けてきました。

メカニックが確認したところ、まず交換したバッテリーは正常で、問題なし。それでも再度新品に交換してみたところ、交換した日はアイドリングストップしたのに、翌日にはまた利かなくなったそうです。車載コンピュータのログを見ると、アイドリングストップをさせない信号が入っていて、通常これは、低温時や各種装置を動かして電気の負担がバッテリーにかかっている際にセンサーから発信されるものだそうで、どうやらこのセンサーの不良が疑われました。バッテリーを交換するとこのセンサーもリセットされ、車の初期状態の情報を収集する1日間は信号を出さないので、その結果アイドリングストップが機能して治ったと勘違いしたようです。

この負荷センサーを交換すると、無事にアイドリングストップが復活しました。なんといってもイタ車ですから、電気系統の弱さには定評がありましたし、微弱電流の漏電なども心配しましたが、それも大丈夫そうで安心しました。写真を撮って気が付きましたが、バッテリーには「スタートアンドストップ対応バッテリー」の文字がありました。容量などもちゃんと考えられているようです。

アイドリングストップ(スタートアンドストップ)が最近利かないという方、バッテリーを替えたばかりなのに利かないなぁという方、一度負荷センサーも確認されることをお勧めします。バッテリーを交換して1日以上経ってから稼働確認をすることがポイントです。

まあ、ジュリエッタが大好きな走り屋の方々は、はなからスイッチをオフにして利かなくしている人が多いかもしれませんが。 

 

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