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ベルギー出張 (3) [番外編]

こちらに駐在している若手2人が用意してくれたお店は「l'atelier de La Truffe Noire」というイタリアンのお店です。ホテルから4-500m、歩いて7-8分のLouise通り300番にありました。

店の入口にはアラカルトの頭文字「A」の文字とトリュフの絵が。直訳した名前は「黒トリュフのアトリエ」ですから、料理はトリュフのオンパレードというお店でした。今はトリュフが採れる時期だそうで、お店に入るなり、トリュフの香りが満ちているのには驚きました。日本では高級食材のトリュフで、パラパラと料理に乗っていることはありますが、店中がここまで強い香りで満ちているのは初めてです。 

最初のつきだしはサーモンで、コンソメのジェリーが挟んであります。上に乗っているのはトリュフと何かを炒めて和えたもののようで、パリッとした食感です。

ビールで乾杯してメニューを眺め、オードブルは4人でシェア、メインのみ各自がオーダーすることになりました。もちろん、どれにも「de truffe」という言葉が添えられていて、トリュフ付きの料理です。心配な値段はというと、どれも20から30ユーロ程度で、びっくりするほど法外な値段ではありません。 

オードブルは「オマールエビのサラダ」になりました。オマールエビとチコリを炒めてグリーンサラダと合わせ、その上にこれでもかとトリュフが乗せられています。オマール海老の量も多く、良心的な一品でした。

メインは軽めに「スクランブルエッグとトリュフ」を選びました。さすがに長旅の疲れもあって、いつものステーキは控えておきました。出てきた料理は、見ての通りです。トリュフをトロトロの玉子とぐちゃぐちゃに混ぜてから、添えられたフランスパンに乗せて頂きます。もはや説明不要ですね。味は普通ですが、ともかく香りに圧倒されました。

またどなたかのひんしゅくを買いそうですが、ブリュッセルは美食の町、 現地スタッフ慰労の名目で、美味しい料理を頂くことができました。

 

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サーモンつきだし.jpg

オマールエビサラダ.jpg

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