ぶどうの便り [ぶつぶつ]
毎年のぶどうの便りが、今年も届きました。
確か去年も届いていたはずですけど、ブログにはアップしてありませんでしたね。(今年もブドウ届く; 2013-09-26)
入社早々、お世話になった山梨の業者さんが、取引がなくなった10年ほど前からも、欠かさずブドウを送ってくれます。以前は自分の家で作っていると言ってましたが、お年を考えると、息子さんか親戚の方に譲ったのかもしれません。それでも律儀に毎年送ってくれています。
ブドウは、いつもながらの「甲斐路」です。
家内の弁では、今年は少し甘みが薄いそうですが、私には丁度の加減です。あふれ出る汁がもったいないので、口の中で半分に割り、その後、手で種を取り出してから、皮ごと全部頂くと、まるでぶどうジュースのよう。幾らでも食べられます。果物の糖質の半分程度は果糖で、これは10%くらいしかブドウ糖に変わらないので、比較的糖質制限に向いた甘い食材です。
大きな粒で出来た大きな房が6つ。ちょうど家内が実家に帰っていたので、三重の特産品をお礼に送っておきました。
電話をしてみると、仕事は厳しいものの、なんとか食べていけるくらいの仕事はあるそうです。
「そろそろ引退ですか?」
と聞くと、
「まだまだ楽はさせてもらえないわ。一生機械と粉いじりだわ」
とのこと。
大変そうでしたが、元気に動けるうちが華と、満更でもなさそうでした。以前から「ぶどうが届くうちは、元気だっちゅうことだわ」と言っていますが、そろそろ、その言葉が現実味を帯びる年齢になってきました。一度、会いに行ってもいいかなと思い始めました
ありがたい季節の便りです。