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都会の昼食(231)TEPPAN SAKABA スタミナジンジャーポーク [都会の昼食]

久しぶりにiiyo!!に行くと、お店が変わっていました。以前は韓国料理だったところです。

鉄板酒場と呼んで字のごとし、鉄板料理のお店です。メニューは「鉄板そばめし」「鉄板グリルチキン」「スタミナジンジャーポーク」が980円、「匠豚のトンテキ」が1,080円、「黒毛和牛ハンバーグ」が1,200円、「たっぷりおろしの黒毛和牛ハンバーグ」が1,420円。なかなかのお値段です。

オーダーしたのはスタミナジンジャーポークですが、「お肉足しますか?」と聞かれて、あまり考えずに「はい」と答えたところ、お値段280円増しの1,360円になってしまいました。それなら和牛ハンバーグでも良かったかもしれません。

ここは、入口でお金を払って、空いている席に勝手に座るセルフサービスです。会計時に渡された無線リモコンが「ブーブー」と鳴れば、料理ができた合図で、奥のカウンターへ自分で取りに行きます。

スタミナジンジャーポークって、いわゆる豚の生姜焼きですね。熱々の鉄板の上にキャベツの千切りが敷かれて、その上にたっぷりと細切れの豚肉が乗っています。付け合わせはサラダと漬物、ご飯に味噌汁です。お肉は、少し甘めの味付けでしたが、ちゃんとおいしかったです。

それにしても、確かにお肉の量は多めとは言え、この値段は高い! 八重洲の「いきなりステーキ」なら300gのビーフステーキが食べられますからね。

ひさしぶりに、ちょっと残念と思ったランチでした。

 

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ベリー14歳 [ベリー]

ベリーが14歳になりました。

誕生日は2001年の9月24日です。

引き取りで浜松へ行った際、生まれた時の写真をブリーダーさんから貰いました。写真は11月4日の撮影なので、1ヶ月ちょっとの頃です。6頭のうち、上段のカゴの中の真中がベリーです。こうして比べて見ると、ずいぶん色が薄くなったことが分かります。

6頭とも標準より小さくて、母親の「さくら」ちゃんのおっぱいが追いつかず、昼夜問わずに人口授乳で育てたそうです。毎日の体重変化記録も残っていますが、ベリーの生まれたときの体重は120g、それからちょうど1ヶ月後の10月24日には810gになっていて、すごいスピードで成長したことが分かります。 

14歳というと、人間に換算すると72歳だそうです。完全におばあちゃんですね。

このごろは食事以外は寝ていることが増えてきましたが、週末の散歩の時には、200mほどランニングさせているので、下半身はムキムキで、足腰はまだしっかりしています。お腹を壊したことは一度もなく、大病をしたこともありません。入院は避妊手術と、近所の大型犬に噛みつかれて背中の縫合手術をした時くらいでしょうか。

来客と車に乗る時の無駄吠えは14年間直りませんが、最近は耳が遠くなってきたので、室内の無駄吠えは少し減ってきました。その分、食事の際の甘え鳴きがひどく、「ボケちゃったんじゃないのっ!!」と怒られています。

他の兄弟とは離れ離れですが、みんな、幸せに長生きしているでしょうか。 

 

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ぶどうの便り [ぶつぶつ]

毎年のぶどうの便りが、今年も届きました。

確か去年も届いていたはずですけど、ブログにはアップしてありませんでしたね。(今年もブドウ届く; 2013-09-26)

入社早々、お世話になった山梨の業者さんが、取引がなくなった10年ほど前からも、欠かさずブドウを送ってくれます。以前は自分の家で作っていると言ってましたが、お年を考えると、息子さんか親戚の方に譲ったのかもしれません。それでも律儀に毎年送ってくれています。

ブドウは、いつもながらの「甲斐路」です。

家内の弁では、今年は少し甘みが薄いそうですが、私には丁度の加減です。あふれ出る汁がもったいないので、口の中で半分に割り、その後、手で種を取り出してから、皮ごと全部頂くと、まるでぶどうジュースのよう。幾らでも食べられます。果物の糖質の半分程度は果糖で、これは10%くらいしかブドウ糖に変わらないので、比較的糖質制限に向いた甘い食材です。

大きな粒で出来た大きな房が6つ。ちょうど家内が実家に帰っていたので、三重の特産品をお礼に送っておきました。

電話をしてみると、仕事は厳しいものの、なんとか食べていけるくらいの仕事はあるそうです。

「そろそろ引退ですか?」

と聞くと、

「まだまだ楽はさせてもらえないわ。一生機械と粉いじりだわ」

とのこと。

大変そうでしたが、元気に動けるうちが華と、満更でもなさそうでした。以前から「ぶどうが届くうちは、元気だっちゅうことだわ」と言っていますが、そろそろ、その言葉が現実味を帯びる年齢になってきました。一度、会いに行ってもいいかなと思い始めました 

ありがたい季節の便りです。 

 

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都会の昼食(230)串の東八 鯵フライと若鶏の照焼 [都会の昼食]

ほぼ、行き尽くした感のある「八重洲地下街」ですが、まだいくつか残っています。

今日のお店は南側にある「串の東八」さんです。いかにも夜の飲み屋然とした雰囲気の店構えにネーミングです。ランチメニューも各種定食がありますが、面白いのはミックスランチ。〇〇と××と2種類を組み合わせてあります。若鶏の唐揚げ、若鶏の照焼、鯵フライ、シュウマイ、メンチの組み合わせで、牡蠣フライと唐揚げというのもありました。

オーダーしたのは「鯵フライと若鶏の照焼」880円。待つこと10分。出てきました。

メインの鯵フライは、見た目はそれほど大きくありませんが、肉厚で、十分な食べ応えがありました。一方、横に添えられた若鶏の照焼も、けっしてサブで終わるような味とボリュームではありません。皮はパリッと、身はジューシー。少量ながら上に添えられた葱やししとうが良いアクセントになっています。

減らしてもらったご飯も、ちょっと固めの美味しい炊き加減で、完食してしまいそうになりました。

近場で、なかなか良いお店が見つかりました。 

 

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新丸ビル Salt [ぶつぶつ]

先日サンフランシスコでディナーをごちそうになった会社の副社長のCIさんが来日して、ご飯を食べることになりました。今回はこちらでホストしてのお返しです。(米国出張2015 第3回(4); 2015-08-28)

お店は同席した上司のリクエストで、新丸ビル6Fにある「Salt」さんになりました。前々日の予約でしたが、早い時間の17時30分からのみ空いていて、あとは20時半以降と、かなりにぎわっているお店のようです。

同じ新丸ビルの中ですが、いったん1Fに降り、ショップやレストラン用のエレベーターで6Fに上がりました。 

店の入口で名前を言うと、若い女性のウェイトレスが時間と人数を確認し、傘を引き取り、中へ案内してくれました。店内に入るなり、スタッフ全員が「いらっしゃいませ!!」と大声で挨拶してくれ、なかなか気持ちの良いサービスでした。

席について、まずは飲み物から。オーストラリアのビール「Foster's」1,000円で乾杯し、メニューはアラカルトで選ぶことにしました。前菜とメインを1つずつ選んで欲しいということで、前菜は「タスマニア産オーシャントラウトのコンフィ」2,300円、メインはお勧めの「徳島産すだち牛のステーキ カナディアンマッシュルーム添え」3,600円にしました。メインは3人とも一緒です。

一旦下がったウェイトレスが戻ってきて、アミューズに生牡蠣を勧めてくれました。オーストラリア産のフレッシュオイスターで、「じゃあ、1つずつ」とオーダーすると、「2つずつにして、一つは生のまま、もう一つは海水のジュレをかけて召し上がると美味しいですよ」と勧められ、そのとおりにしました。一つ600円、海水のジュレは100円プラスですから、一皿で1,300円と、なかなか良いお値段です。でも出てきた生牡蠣は、岩塩の山の上に並べられ、小粒ながら、こってりとした旨みで、なるほど美味でした。海水のジュレは塩味とライムの香りで、これまた美味しくいただきました。なかなか凝った一品でした。

続いて出てきたのは、突き出し代わりの一品で、魚のすり身をサンドイッチのようにしたもので、トマトを刻んだソースとの相性がぴったりでした。

前菜の鱒のコンフィは、肉厚のトラウトをざっくりと切って、オリーブオイルに漬け込んだもので、上には半熟のうずらの卵と鱒子が乗り、両サイドにはトマトソースベースの野菜ペーストが添えられています。生でも美味しい鱒でしょうが、オリーブオイルに漬け込むことで柔らかくなり、口の中ですぅーと融けるようです。

そしてメインの「徳島産すだち牛のステーキ」は、いつも食べなれたステーキと異なり、赤身の旨みがぎゅっと凝縮された一品でした。おそらく150g程度だと思いますが、しっかりと噛んで旨みを堪能したので、十分な量で満足しました。焼加減もミディアムレアぴったりでした。

ウィスキー好きのCIさんが選んだ食後酒は、シングルモルトのSCAPAのストレートです。たっぷりとしたスモークで料理の余韻を楽しみました。

それにしても、良いお店でした。

メニューや中身を英語で通訳していたところ、「英語でご説明しましょうか」と言われ、任せたところ、それは流暢な英語でぺらぺらと関心しました。まだ20代と思えるウェイトレスでしたが、さすが海外のお客様が多い店なのが、とても洗練されていて、こちらも助かりました。確かにちょっとお高く、ワインも入れると3人で大判4枚超えたのではと思いますが、安心してお客様をお連れできるお店でした。

お勧めです。 

 

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東京マラソン 落選 [ぶつぶつ]

先日申し込みをした東京マラソンですが、落選の連絡がきました。

まあ、例年10倍もの競争率で、しかも今回は記念の10回大会、かなりの応募があったはずですから、仕方ありません。

初めてのフルマラソンを「東京マラソン」で飾ろうと、ビギナーズラックを期待しましたが、残念でした。

10万円払えば「チャリティーランナー」として走れるようですが、さすがにそこまでの篤志家ではありません。

10月4日には、昨年雨の中を走った「上田古戦場ハーフマラソン」がありますので、そこで汗を流してきます。

うーん、残念。 

 

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都会の昼食(229)むろまち小路 ほっと屋 拳骨からあげ定食 [都会の昼食]

日本橋三越の裏手、むろまち小路で見つけたお店です。

店名には「やきとりのほっと屋」とありますから、夜は焼き鳥専門のお店かもしれません。ランチは「親子丼」「からあげ定食」「鶏カツ丼」「特製とり重」など鶏料理のほか、「特製しょうが焼き定食」や「濃厚とりそば」「ゆず塩とりそば」などの麺類もあります。

選んだのは、名物と銘打った「拳骨からあげ定食」780円。どこがどうして拳骨なのかは、よくわかりませんが、気合いの入ったネーミングです。この場所でこの値段はご立派です。

大きな唐揚げが3つ。少し数は少なめですが、大振りで、しかも身の厚さを均一に広げてあるので、表面はパリッと、中はジューシーに仕上がっています。 これはうまいです。揚げ物なのに衣にも油っこさを感じません

鶏料理店では定番の鶏ガラスープも、熱々で良い味でした。 

唐揚げというと、お手軽ランチの代表選手ですが、侮ってはいけないと実感したランチでした。 

 

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ふるさと納税のお礼 須坂市 えのき味噌 [ぶつぶつ]

またまた「ふるさと納税」の続きです。(ふるさと納税; 2015-07-17)

次に寄付したのは「須坂市」です。十の原に行った際には立ち寄ることが多く、お世話になっています。

お礼の品は塩屋さんの「えのき味噌」。このところ良く購入していましたから、これがお礼で貰えるなんて、びっくりです。

2万円の寄付で5kgも送ってくれました。ひとつ1,300円するので、6,500円相当です。

ちょうどシルバーウィークに家内の実家へ出かけるので、お土産になりました。

これでいただく味噌きゅうりは絶品です。 

 

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都会の昼食(228)日本橋 優遊 鯖塩焼 [都会の昼食]

だいぶ暑さもしのげるような気温になってきました。近場の地下街で済ませていた昼食も、少し足を延ばしてみようという気になります。

今日のお店は日本橋にある「優遊」さん。家庭料理のお店です。

「鯖の塩焼き」780円というオーソドックスなメニューを選んでみました。きれいに焼かれた鯖は、脂が光って、いかにも美味しそうです。冷奴にきんぴら、漬物とご飯に味噌汁、典型的な昔の日本食という感じです。

塩加減も良くて、ほぐした身を大根おろしにちょっと醤油をかけて頂きました。小骨もなくて、皮から全部、きれいさっぱりお腹に収まりました。

ごちそうさまでした。 

 

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ベルギー出張 第2回 (その5)了 [番外編]

帰国です。

もう一週間残る上司のための資料作成が残っています。帰りのJAL便での作業になるかどうか、微妙なところですが、まあ、飛行機に乗ってしまえば、こちらのものです。到着は日曜日の朝9時ですから、むしろゆっくり休んで日曜日の午後に仕事をしたほうが効率的ですしね。

(と、ここまではホテルを発つ前に書いたのですが、現実はそれどころではない事態になってしまいました!!)

ホテルを8時30分に出発し、ブリュッセル空港に到着したのが9時15分。その後チェックインして出国し、ラウンジで一服しました。JALと同じOne Worldに属するフィンエアで飛びますが、ラウンジはStar Allianceのラウンジを共用していて、ちょっと複雑です。 なかなかきれいなラウンジでした。

ブリュッセルからヘルシンキまではおよそ2時間。ヘルシンキでも2時間の待ち合わせで、こちらはフィンエアのラウンジで過ごしました。近い時間にJALとフィンエアのそれぞれで日本へ飛ぶ便があるので、日本人でごった返していて、なんとか片隅に空いたテーブルを見つけてパソコンを開き、仕事を始めました。

と、ここで大失態をしてしまいました。

ベルギーとヘルシンキに時差1時間あることをすっかり失念し、ふと見上げると混雑していたラウンジにあまり人気がありません。と、なんとJAL便の搭乗最終案内が流れ、初めて遅刻していることに気がつきました。あわててパソコンをしまい、ラウンジを出たところでJALのグラウンドスタッフの女性に名前を聞かれ、一緒に空港内を走ることになりました。

JAL414便は、ゲートから搭乗機までバスで移動なので、ゲートは1Fです。スーツケースを抱えて階段を駆け下り、チェックインゲートを通って、なんとかバスに乗り込むことができました。乗ると同時にバスのドアが閉まりましたから、最後の一人だったようです。5-6人のバスの先客の方も、待たせてしまいました。

機内に入ると、なんとなくCAの冷たい視線を感じ、肩身が狭かったです。最後のバスには何人かが乗っていたので、一般の搭乗客の人には、だれが遅刻の張本人が特定されなかったのが救いですが、これが一人で最後に乗り込むとなると、相当恐縮しなければならない雰囲気でした。

一緒に走ってくれたグランドスタッフはじめ、JL414便のスタッフ、お客様には大変ご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。

まあ、飛行機のドアが閉まったのは出発定刻の17時25分でしたし、成田到着も定刻より30分早かったので、大事に至らず良かったです。

そんなこともあって、機内ではあまり落ち着いて食事を頂く雰囲気ではありませんでしたが、いつも通りの洋食をいただきました。

アニューズは「海老と帆立のマヨネーズマリネ」に「マッシュルームのフラン」、オードブルは「鴨のエスカベッシュとサーモンとポテトムース」、メインは「牛フィレのストロガノフソース」でした。

遅刻の緊張感からか、いつものようにリラックスして楽しめませんでしたが、まあ、美味でした。

映画は、予定通り「インサイド・ヘッド」と「予告犯」を見ました。インサイドヘッドはディズニーらしい映像で、11歳の女の子の心の中で、「喜び」や「悲しみ」、「怒り」などが、女の子の感情や行動を生み出している様子が楽しく描かれていて面白かったです。環境が変わってうつになったり、ストレスで思い出がつまらなくなったりするのは、現実の世界でもあることだと思ってみると、ストレス社会と言われる現代にマッチしたストーリーなのかもしれません。「喜び」だけではなく、「悲しみ」とちゃんと向き合うことの大切さを教えている映画でした。

一方、「予告犯」は、今ひとつピンときませんでした。悪いことをした人を懲らしめる話かと思ったら、最後には自殺まで飛び出して、ストーリーになじめませんでしたね。マンガが原作で、全体に暗い画面構成だったことも原因かもしれません。いや、ただ単にうとうとしていたからかもしれません。

最後に見た真木よう子主演の「脳内ポイズンベリー」は、「インサイド・ヘッド」を見た後だけに、似たような話の構成でどうかと思いましたが、面白かったです。こちらの脳内は、演技派の吉田羊、西島秀俊、神木隆之介が丁々発止の論戦を繰り広げるところがミソで、なんといっても神木くんの立て板に水のしゃべりは圧巻でした。そういえば録画した「学校のカイダン」はまだ見ていませんでしたが、見たくなってきました。

そうこうするうちに8時間半のフライトも終わり、定刻より30分早く成田へ到着となりました。

最後はバタバタでしたが、まずは無事に帰国でき、良かったです。

おそらく、これで今年の海外出張は打ち止めのはずです。今回のフライトで、無事JALのサファイア会員資格もキープできました。 

 

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ベルギー出張 第2回 (その4) [番外編]

どうやら日本では台風の影響で、大変なことになっているようですね。 ちょうど海外出張で助かりました。

今日はオフィシャルディナーです。

場所は前回と同様に、ブリュッセルの南にあるWaterlooでした。車に分乗して30分ほど移動し、会場の「Martin's Grand Hotel」の中にある「Restaurant La Sucrerie」に到着しました。入口にはワーテルローでも有名なライオンの石像が構えています。

総勢30人のパーティーだったので、店の奥にあるバーを占領して乾杯をし、30分ほど歓談してから席につきました。

メニューは事前に、スターター、メイン、デザートを2つから選ぶことになっていました。だいぶ前に返事したので、何を頼んだか忘れてしまいましたが、席に着くと、幹事が名前の入った短冊を持ってきてテーブルに置いていきます。ウェイターが迷わずにサーブするための名札です。注文に応じて色分けされたメニューが書いてあり、なかなかよく考えたシステムです。

オーダーしたのは、「Shellfish bisque with shrimps served with cognac cream (海老のビスク、コニャッククリーム添え)」、「Duck slivers with green peppers.  'gratin dauphinois' served with slices of truffe (鴨の薄切り、ジャガイモのグラタンにトリュフを添えて)、「Vanilla Bourbon 'Creme brulee' (クリームブリュレのバニラバーボン味)」です。

スターターのビスクは、ベルギーでは定番のスープですが、コニャッククリームは新しかったです。濃い海老の味がまろやかになって、中に入っていた小さな海老も、しっかりと味がついていました。

メインの鴨肉はやわらかく、胡椒の利いたソースとの相性も良くて、会話が途切れるほどでした。ジャガイモのグラタンも、もっちりとして、見た目以上にボリュームがありました。

デザートのブリュレは、とろとろのクリーム状で、表面の焼けた砂糖の風味もよくて、結構な甘さだったにも関わらず、完食でした。 

もちろん、ワインも出てきましたが、写真を撮り忘れてしまいました。2010年のカベルネソーヴィニヨンとありましたが、タンニンが多くてアーシーな赤でした。

往きと同じメンバーに車で送ってもらい、ホテルには23時に戻ってきました。すぐに寝たいところですが、明日は40分のプレゼンがあるので、資料の確認をしておかなければなりません。

あと一日で終了です。  

 

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桐の家でランチ [ぺらぺら]

相鉄線ゆめが丘駅近くにできたイタリアンレストラン「ファール ニエンテ」に行こうと出かけたところ、リサーチが足りずお休みだったので、いつものデニーズに戻る途中、思い出しました! 「桐の家」さん。こちらのとんかつはとても評判が良いのです。

写真の定食は、1日限定20食の桐の家ランチ、席に着くとすでに小鉢3品はどちらのテーブルにもセットされていました。でも夜のようにつきだしとしてではなく、サービスでした。大きなエビフライ1本にヒレカツ2切れ、豚しゃぶサラダ、おかわり自由のご飯と味噌汁、これで1,240円!!! はお安いですよ。平日でしたが、11時半にはすでに玄関に並ぶ人ありの人気店を思い出して友人も大満足! 

 

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ベルギー出張 第2回 (その3) [番外編]

さて、仕事の開始です。

火曜日は木曜日からの本会議の準備でした。9時から17時まで各国チームで打ち合わせをし、資料作成です。毎月ビデオ会議で話をしているメンバーですが、こうして会ってFace to Faceで話をすることはとても大切です。どうしても各国間の利害がありますから、All for Oneの意識がないと調整に無駄な労力を使い、効率が上がりません。海外へ来ても本会議だけでトンボ帰りすることが多いですが、年に一度は、こうしてメンバーの顔を直接見て、議論し合うことにしています。

その後チームのメンバーで夕食を一緒にとりました。全体会議のオフィシャルディナーは木曜日ですが、それに参加しないメンバーもいますし、いわばセミ・オフィシャルディナーです。ホスト役のメンバーが我々に気を遣ってくれて、滞在しているホテル「Hotel Charleroi Airport」のレストランで開催してくれました。確かに帰りの足の心配も要らないし、終わったらすぐに横になれるので助かりました。

乾杯は白ビール、ヒューガルデンにしましたが、隣に座った女性が「こちらではレモンの入れるのが一般的よ」と言い、さっそく頼んでくれました。確かにさわやかな味に変わりました。

オーダーは個人ごとに、スターターとメインの2品を選ぶことになりました。メニューを眺め、スターターは「Scallops with blinis and rotatouille」にしました 。ソテーした帆立が小さなパンケーキと野菜煮込みの上に乗せられていて、なかなか上品な味でした。

メインは「Rib steak Simmenthal」。300gぐらいのリブアイで、マッシュルームソースとフライドポテトが添えられています。ミディアムレアでオーダーしましたが、中はほぼレアで、見事な焼き加減でした。 リブアイなら生でもやわらかく噛み切れますし、マッシュルームソースとの相性もばっちりでした。

ホストが選んだワインはブルゴーニュのPinot Noir「Cuvee Saint- Vincent 2012」。タンニン少なめで、すっきりした味で肉にも良く合い、飲みやすい赤でした。

最後のデザートでは、ホテルに泊まっているメンバーはお酒をというリクエストで「フレンチ・コーヒー」をオーダーしましたが、出てきたグラスを見てびっくり。なんと下半分がコニャックで黄金色に光っています。長いスプーンでトッピングのホイップとコーヒーに混ぜると、甘さとアルコールでむせかえるようなコーヒーになりました。他のメンバーはラムが入った「カリビアン・コーヒー」やウィスキーの入った「アイリッシュ・コーヒー」を頼んでいましたが、皆飲みきれず、半分ほど残したところで、お開きになりました。

まだ資料の準備が残っていましたが、さすがに強いお酒でダウンし、翌日に持ち越しとなりました。 

 

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ベルギー出張 第2回 (その2) [番外編]

JL413便は、いつも通りの定刻出発でした。

SS8と書いたところ、さっそくKD君から「JALの最新鋭機」との連絡がありました。なるほど、どこもかしこもピッカピカの機内でした。気持良かったですね。あえて不満を探すと、トイレが少なくて混んでいたこと、ブラインドレスの窓からの日差しが強く、熱を感じるほどだったことでしょうか。窓はエレクトロクロミックという電気で着色・消色する最新鋭の技術ですが、空の上の直射日光を遮るには今一歩でした。フライトがちょうど太陽を追いかけて飛ぶ西向きだったせいで、進行方向左になるA席は常時南向きで、お日様に照らされてしまいました。また、窓側の席はパーティションと壁でぴったりと囲まれているので、席を立つ時にヘッドフォンの置き場所がなくて困っていましたが、今回、読書灯にひっかけられることに気付きました。いろいろと工夫されているのですね。

今回は気流の乱れがあって、いつもよりシートベルト着用サインが長く、30分ほど続きました。 少し遅れてサービスの始まった食事では、いつも通り洋食のステーキにしました。アミューズは「アスパラとインゲンのフォアグラ白和え」と「ジャガイモのピリ辛煮」、オードブルは「サーモンマリネ」、メインは「和牛サーロイン 木の子の盛り合わせとラビゴットソース」、デザートは「かぼちゃのプリン」です。アミューズの量は少なめでしたが、その分オードブルはたっぷりのサーモンとイクラ(小粒だったので、鱒の子でしょうか)に、しゃきしゃきの葉物で美味でした。

毎回レポートしているお肉ですが、今回良かったのは味付けです。和牛というと、お肉の旨みを生かそうと薄めの味付けで出てくることが多いのですが、焼き加減や温度など機中でベストでサーブすることは難しく、「美味しいんだけど、もうひとつ」という感じがぬぐえませんでした。今回は真逆で、肉の旨みはそれとして、しっかりソースで味付けようという意図がはっきり見えた一品でした。もちろん和牛ですから、さしもたっぷりでやわらかい素材を生かしつつ、酢の利いたラビゴットソースでパンチのあるおいしさに仕上がっていました。量も小ぶりで良かったです。さしの入った和牛はそんなにたっぷり食べるものではありません。

また着陸前の軽食は、「フミコの和食」にしました。こちらも、また和牛ですが、写真に魅かれて選んでしまいました。きれいなピンク色のローストビーフで本しめじを巻いて、九条葱とセミドライトマトが添えられていました。和風ならではのさっぱりとした味で、先ほどのサーロインとは好対照でした。また注文時に「ご飯は要らない」と言ったところ、CAが気を利かせてサンドイッチを添えてきてくれました。グリルチキンとハムチーズサンドで、なかなか美味でした。こういうサービスはうれしいですね。

エンターテイメントは、「マッドマックス 怒りのデスロード」に「ターミネーター ジェニシス」と、どちらも30年来のシリーズものから見始めました。マッドマックスは後半になると見ているのも疲れるようなドンパチ画面でしたが、ターミネーターはドンパチだけでなく、タイムマシンでの時間旅行含む人間関係のストーリーが、なかなか面白かったです。

邦画で良かったのは「イニシエーション・ラブ」。前田敦子が主演の25年前のバブリーな世相が懐かしい映画でした。最初に「最後に秘密があるので内緒にしておいて」という監督のコメントが出てきて、どんなことかと注意しながら見ましたが、見事に騙されました。思わず、もう一度最初から見直したほどです。するといろいろなところに細かい仕掛けがあったことが分かり、2度楽しめました。お勧めです。

反対に「これはちょっとねぇ」というのが北野武監督の「龍三と七人の子分たち」。名立たる俳優をこれだけ使って、これはないでしょうという作品でした。北野監督独自の遊び心かもしれませんが、個人的にはお勧めしません。 

事前チェックしてきた「インサイド・ヘッド」と「予告犯」は帰国便になりました。

航路は順調で、定刻よりも20分早く、ヘルシンキへ到着しました。

EUへの入国審査後、フィンエアのラウンジで2時間弱過ごしましたが、かなりの混雑で、あまりくつろげませんでした。

乗り継ぎのフィンエアは定刻出発で、特に天候に問題もなかったのに、到着が40分も遅れていました。ブリュッセル空港が混雑していて調整したのかもしれませんが、毎度のJALの定時運行に慣れているので、時計を見て驚きました。

ブリュッセル空港では荷物が出てくるのに20分、その後予約したタクシーでホテルに向かったものの、農業団体のデモがあって高速道路は大渋滞。トラクターが列を作ってのノロノロ運転で、いつもの倍の1時間半もかかってしまいました。ホテルに到着したのは、まだ夕暮れ時とはいえ、21時でした。日本では朝4時です。

いつもながら、ドアツードアでほぼ24時間の旅でした。 

 

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有朋自遠方来 不亦楽 [特別編]

AD君が仕事で四国に行くことになり、大学の研究室の友人KM君と会ってきたそうです。

以下、AD君のレポートです。(内緒の部分はイニシャルにしてありますが、文面はそのままです)

旧友の話のあまりの懐かしさに転載を許してもらいました。

正に、「友有り、遠方より来る、また楽しからずや」と過ごす様子が目に浮かびます。 

さっそくKD君がJALを使ったツアーを計画してくれることになりました。

楽しみです。 

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昨日、高松での仕事を終え、特急で1時間の徳島へ移動。

宿泊先のアパホテルへ行ったら、昔懐かしい顔が待っていてくれました。なんと、会う為に午後半休を取って、30km離れたところから徳島に来てくれていたのでした。 

早速、近くの料理屋へ。ここは、90人の部下を持つKM君が、部下をこき使って調べさせた店。部下から、「KM所長さま、ここが宜しいかと...」というmailが来て教えてくれた店、魚一番「新」。

風体は写真の通りで変化なし、愛媛弁も丸出しで全く変化なし。ただ、牛乳瓶の裏のような眼鏡も一寸御洒落になっていました。

K社に勤めていた女性と見合い結婚し、子供は二人。長女は、25歳で高松で働いている由で、身長が175cmで足のサイズが27.5cm。穴の開いたお古の靴をKM君は貰って、卓球をする時に履いているそうです。長男は大学2年。情報工学を習っていて、将来はゲームのプログラマーになりたいそうで、KM君が嘆いていました。 

家族を高松に置いて、単身赴任で寮住まいだそうです。金曜日に高松に帰った、日曜日食事後、車を飛ばして100kmの道のりを帰って行くそうです。極めて元気で、研究室にいた時のままです。

ただ、昨年、腰を痛めてゴルフは中断中、近所のカイロプラクティックで直しているそうです。卓球は続けているそうです。

鯛、タコ、魚フライ、・・・・と四国名物が続き、私はビール、日本酒、スダチモヒートと続き、KM君は日本酒一本でした。

東京の話は、一人づつ話題になり、皆の悪口を散々言っておきました。彼も東京行きたい、行きたいと言ってましたよ。東京か、徳島か、分かりませんが、是非皆で会いたいですね。

以上、ご報告まで。

PS. 夜中にホテルを抜け出して、お勧めの店で徳島ラーメン食べてきました。

 

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