ベルギー出張 第2回 (その4) [番外編]
どうやら日本では台風の影響で、大変なことになっているようですね。 ちょうど海外出張で助かりました。
今日はオフィシャルディナーです。
場所は前回と同様に、ブリュッセルの南にあるWaterlooでした。車に分乗して30分ほど移動し、会場の「Martin's Grand Hotel」の中にある「Restaurant La Sucrerie」に到着しました。入口にはワーテルローでも有名なライオンの石像が構えています。
総勢30人のパーティーだったので、店の奥にあるバーを占領して乾杯をし、30分ほど歓談してから席につきました。
メニューは事前に、スターター、メイン、デザートを2つから選ぶことになっていました。だいぶ前に返事したので、何を頼んだか忘れてしまいましたが、席に着くと、幹事が名前の入った短冊を持ってきてテーブルに置いていきます。ウェイターが迷わずにサーブするための名札です。注文に応じて色分けされたメニューが書いてあり、なかなかよく考えたシステムです。
オーダーしたのは、「Shellfish bisque with shrimps served with cognac cream (海老のビスク、コニャッククリーム添え)」、「Duck slivers with green peppers. 'gratin dauphinois' served with slices of truffe (鴨の薄切り、ジャガイモのグラタンにトリュフを添えて)、「Vanilla Bourbon 'Creme brulee' (クリームブリュレのバニラバーボン味)」です。
スターターのビスクは、ベルギーでは定番のスープですが、コニャッククリームは新しかったです。濃い海老の味がまろやかになって、中に入っていた小さな海老も、しっかりと味がついていました。
メインの鴨肉はやわらかく、胡椒の利いたソースとの相性も良くて、会話が途切れるほどでした。ジャガイモのグラタンも、もっちりとして、見た目以上にボリュームがありました。
デザートのブリュレは、とろとろのクリーム状で、表面の焼けた砂糖の風味もよくて、結構な甘さだったにも関わらず、完食でした。
もちろん、ワインも出てきましたが、写真を撮り忘れてしまいました。2010年のカベルネソーヴィニヨンとありましたが、タンニンが多くてアーシーな赤でした。
往きと同じメンバーに車で送ってもらい、ホテルには23時に戻ってきました。すぐに寝たいところですが、明日は40分のプレゼンがあるので、資料の確認をしておかなければなりません。
あと一日で終了です。