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Edition Koji Shimomura [ぶつぶつ]

去年ANAのマイレージでDiamond会員になったおかげで、今年いくつかの特典をいただきました(https://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2019-03-16)。その一つが、有名レストランでのお食事券。20日の土曜日に行ってきました。

家内が選んだのは六本木にある「Edition Koji Shimomura」というフランス料理のお店。18時の開店と同時にお邪魔しました。

メニューは特典券のオリジナルとのことですが、Welcomeシャンパンに加え、前菜2品はインドのトウモロコシの殻に入れたサーモンとアボカドに、紅心大根のこしょう餅の上にローストビーフが乗ったもの。続いてこちらの看板メニューという牡蠣。広田湾の真牡蠣で、下には牡蠣のムースが添えられていました。ジュレに青のりが磯の香りを運び、なるほど看板に恥じないお味でした。このあたりでワインをお願いしました。お値段的にはボトルで入れたほうがお得なのでしょうが、せっかくなので料理に合う白と赤を選んでもらい、グラスでいただくことにしました。白で出てきたのフランスSancerre産のJadis 2015。確かに牡蠣とも良く合い、香り高い白でした。

続いてのお魚料理はハモ。衣をつけてソテーしていて、マッシュドポテトが付け合わせです。そしてもう一品のお魚料理が、マナガツオと帆立のソテー。三角に立っているのがブロッコリーの芯です。関東ではあまり食べなれない「マナガツオ」ですが、関西では高級食材として使われるそうです。

お肉料理の前に、赤ワインが出てきました。こちらもフランス産で、Gevrey-Chambertin 2015。こうした高級ワインをグラスでお願いするとデカンタしてきてくれているのか、一口目から芳醇な香りと柔らかい口当たりで、何とも形容し難い美味しさに包まれます。テーブルに映る赤の綺麗な演出にもうっとりです。その日の食材と合わせて美味しいワインを色々いただくには、ソムリエにグラスで選んでもらうのが一番です。

そして最後のお肉料理はシャラン鴨。調べたところ、フランスの中でも質の良い鴨が獲れるところで有名で、その町の名前を戴いた鴨だそうです。肉厚で、おそらく3cmくらいあったと思いますが、火の通りかたが均一で、中心まで見事にちょうどの火が入っていました。付け合わせは万願寺唐辛子と蓮根、ラディッシュに人参。お肉の上に載せられた黒コショウの塩漬けがまた、素晴らしいアクセントになっていました。

最後のデザートは2品との説明でしたが、後から2つ追加でオーナーシェフ自ら持ってきてくれました。最初はライチとココナッツのシャーベットで、甘味にはさとうヤシを使ったもの。そしてあんずのコンポートとチーズのシャーベット。さらにコーヒーの粉のように見えるのは、ペルー産のスーパーフード「ルクマ」とカカオのシャーベット。そして最後がピーカンナッツのチョコレートかけ。ユラユラと揺れる台に乗って出てきました。

いやはや、これほどのフレンチは海外でも久しく食べておりませんでした。満腹で、しかも最後まで飽きずに完食してしまう美味しさでした。

調べてみるとこちらのお店、ミシュランの二つ星だそうで、納得のお味でした。

今年もあとアメリカを1往復すると2020年もDiamond会員のステータスが貰えそうで、来年もまたお邪魔したいと思わせるお店でした。


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