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傷パワーパッド [ぶつぶつ]

先日、ジョギングをしていて、転んでしまいました。

川沿いの遊歩道で砂利道だったのですが、新しいイヤフォンの位置を直そうとちょっと気を逸らした瞬間、小石につまづきました。何歩か足を出しながらリカバーしようとしたものの、足場が悪く、結局6歩目くらいで、前方に倒れこんでしまいました。地面を膝、腹で受けられれば良かったのですが、両手が出てしまい、大きく手のひらが剥けてしまいました。

歳ですね。

とまあ、それは良いとして、今回のネタは傷パワーパッドです。 

こうした皮膚の傷はなかなか治らないもので、治りかけたところで薄皮がまた切れて、やっかいなものです。 

直後の傷の写真は生々しいのでお見せしませんが、べろんと一皮むけた状態です。少し血が出ましたが、それほど痛みはなく、水洗いするとしみる程度です。ただ体液が浸み出してきて、普通のバンドエイドではなかなか治るのに時間がかかります。薄皮ができても手のひらを曲げたり伸ばしたりするとひび割れて、そこからまた体液が出てきます。

実は糖質制限の本を書かれた夏井睦医師の「傷はぜったい消毒するな」という本を読んでいて、その中で出てくる湿潤治療に興味があり、ネットで調べてみました。卵の薄皮を貼り付けておくのが良いというのを見つけ、さっそく実践してみると、確かに表面にぴたりと貼り付いて傷をカバーしてくれ、滲出液も中にとどまってくれます。ただ、端が乾いてはがれやすく、普通どおりの手作業をするのには不自由です。それに卵の薄皮を何度も採取して貼り替えるのも面倒です。

ということで、「傷パワーパッド」を買うことにしました。

翌日の日曜日、9時の開店とともに、近所のドラッグストアーに行って買ってきました。10枚入りで800円近くしましたから、結構なお値段です。 最近はこうしたバンドエイドは各社から出ているようですが、やはりジョンソン&ジョンソンだろうと一番高いものを購入してみました。箱に実物大の絵があるので、大きさを確認し、帰宅してさっそく貼ってみました。パッドの見た目は半透明で、貼るとほとんど皮膚の色と差がつきませんが、次第に傷から出てくる滲出液を吸ってジェル状になり白濁してきます。

土曜日にけがをして、日曜日の朝に購入、貼った翌日の月曜日と、4日目の木曜日、そして最後が1週間目です。次第に滲出液も減ってくるのでパッドも透明に近くなり、1週間で貼らなくても不自由なく手作業ができるようになりました。

見事な回復です。 とても1週間でノーケアで良くなるとは思いませんでした。

先日の痛くない注射といい、確実に医療は進歩していますね。

 

傷パワーパッド.jpg

手のひら1.jpg

手のひら2.jpg 

傷治り.jpg