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モバイルSuicaで普通電車のグリーン券 [ぶつぶつ]

東京駅から戸塚駅まで、グリーン車で帰ってきました。

普通電車で40分ほどですから、普段ならグリーン車など使いませんが、今回はアメリカ出張の荷物もあり、帰国直後に本社での会議に立ち寄ったので、ご褒美です。まあ、成田空港から戸塚まで、特急のNEXで4,000円ほどかかりますが、今回はNEXで東京までが3,000円。東京からの料金は定期区間外の乗車券代にグリーン券の780円を足しても、ほぼトントンです。

普通電車のグリーン券を使うには、乗車前にグリーン券を購入するほうが安く、モバイルSuicaならスマホから簡単に購入できます。知りませんでしたが、このグリーン券は自由席で一日有効。すなわち、その日に乗り、指定区間なら、どの電車のグリーン車でもOKです。東京から戸塚なら、東海道線でも良いし、横須賀線でも構いません。

東京駅の東海道線のホームに行ってみると、すでにグリーン車の乗車位置には列が出来ています。私はそのドアの列の5番目でしたが、入ってきた電車のドアから数人が下りてきましたし、車両の両端にある1階席部分の半分くらいが空いていたので、そのまま乗車して席につきました。各席の上にはSuicaカードのマークがあり、そこにカード、私の場合はApple Watchを近づければ「ピッ!」と音がして緑のランプが点灯し、チェック完了です。おそらく、購入した区間を超えて座っていると、赤ランプになって、車掌さんから分かる仕組みです。乗車中検札はありませんでしたから、車掌室の中の表示で確認できているのだと思います。

東京駅では乗る人が多いため、待っていた全員の席はありません。ホームには次の電車を待つ人の列が残りました。東海道線のこの時間なら7分に1本は走っているので、1本やり過ごしても大したことはありません。

一方で、中には立席のままグリーン車内に乗ってくる人もいます。満員の普通車よりは、座れなくてもグリーン車が良いのだろうと思いましたが、驚いたのが次の新橋や品川駅です。当然ながら東京駅でグリーン車は満席+αで出発していますから、下りる人がいない限り、空席はありません。下りる人がいたとしても、東京駅から立席で乗車している人がいれば、その人が席に座ってしまうので、ほとんど座れるチャンスはありません。それでもグリーン券を買って乗ってくる人が、かなりいました。そういった人は大船や藤沢より先まで行くので、横浜あたりで降車する人の後に座れれば良いと割り切っているのかもしれません。なるほど大変だなと思いましたが、さらに驚いたのが、新橋や品川で電車をやり過ごす人がいたこと。そうした人は1時間くらい待つつもりなのか、次の電車なら席があると思っているのか、不思議でした。

私なら、ルール違反でも、逆方向の電車に乗って東京駅まで戻り、東京駅からグリーン車に乗ります。グリーン券は50㎞以下だと料金は変わらないので、2kmしか離れていない新橋駅だろうが東京駅だろうが、おそらく料金は変わりません。厳密には新橋から東京への乗車券がキセルとなるので、大声でお勧めは出来ませんが。

空調も効いてるし、もちろんリクライニングできる席での40分間は快適でした。これなら、また使っても良いかなと思えました。


グリーン券.jpg

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