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884研ツアー 第3弾 愛媛編(その2) [ぶつぶつ]

羽田の出発は7時25分でしたが、搭乗口は88番、すなわちバスゲートでした。

KD君によると羽田の早朝は出発便が多く、ゲートのやりくりが大変だそうで、比較的乗客の少ない431便はバスからの搭乗になったようです。定刻どおりに搭乗開始です。優先搭乗などでバスに乗る順番に差をつけていますが、機内へは出口に近い最後にバスに乗った人から入るので、あまり意味がない気がしました。優先のメリットはバスで座席に座れるくらいですかね。

離陸は5分ほど遅れました。席は16Aの窓際で、富士山を見られるかと思いましたが、残念でした。反対側でも見れなかったようで、飛行コースが富士山の真上だったようです。飛行は順調で、ほぼ定刻で松山上空まで来ましたが、何度か近くの海を旋回してなかなか着陸態勢に入りません。機長の説明では到着便が3便重なったための順番待ちとのことで、およそ15分遅れての着陸でした。

ゲートを出てきたのは9時20分。すでに到着していたKM君と合流し、KD君が借りたレンタカーと2台で出発です。レンタカーを借りる間にロビーの売店で名物のじゃこ天を購入し、車の中で食べました。なかなか美味でしたが、ついビールが飲みたくなる味でした。

まず最初の目的地は瀬戸内海の大三島です。松山空港から北上し、予讃線と並走する国道196号線で海沿いを進みます。途中でコンビニ休憩をはさみ、今治北ICから「しまなみ海道」に入り、いよいよ瀬戸内海です。来島海峡大橋は3kmほどの立派な橋で、帰りにも対岸の亀老山展望公園から良く見えました。

大三島までは大島と伯方島を経由するのですが、大島に入ったところで先導のKM号が高速を下りてしまいました。LINEで聞くとナビが古くて高速道がつながっていない時の道を案内したためとのこと。後から調べてたら、大島の中の大島北ー大島南がつながったのが2006年。なんとKM君の車のナビは12年以上前から更新されていないのでした。再び大島北ICからしまなみ海道に戻り、大三島ICで下り、最初の目的地の「大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」に到着したのが12時ちょうど。2時間のドライブでした。

近くにある道の駅の駐車場に車を停め、まずは神社の脇にある人気の海鮮丼のお店「大漁」でランチです。かなりの人気店で、ちょうどお昼時でもあり、お店の前にはたくさんの人が並んでいました。寒い中、名前を書いて待つこと45分でやっと席が空きました。それでも8人一緒は難しく、まずは2名、続いて2+4名と分けて席に着きました。

お店の前には丼もののメニューがあり、事前にどれにするか決めておくようにと書かれてありました。一番安いのが「しまなみ丼」で480円、一番高いのは「全部のせ丼」で1,480円。待っている間にしまなみ丼は売り切れになりました。待ちながら窓からこっそり中をのぞいてみると、出ていた丼がお椀くらいの直径12cmくらいで、ずいぶんと小さい! これなら「全部のせ丼」でも良いだろうと考えて皆にも伝え、中に入りました。

店内のカウンターには揚げ物や焼き物などの惣菜がたくさん並んであり、丼以外は各自好きな皿を取って食べるバイキングスタイルでした。我々4人の席では、3人が「全部のせ丼」、1人が「海鮮丼」にし、お味噌汁80円をオーダーしました。さらにカウンターからタコの唐揚げ、カキフライ、おでんを取り、皆で分けながら丼を待ちました。AD君は、もちろん瓶ビール。空港からのレンタカーの運転手に一番に手を上げてくれた理由はこれでした。

そして待つこと10分で出てきた「全部のせ丼」を見て、一同びっくり。なんと出てきた丼はラーメンサイズで、しかも上の具材の深さも3cm以上もあるような大盛りでした。うに、いくら、マグロはもちろんのこと、イカや鯛などがどっさり。しかも大きなぶつ切りです。考えてみれば、お椀サイズの丼でこれだけの種類の食材が載るはずはなく、入口の写真でも海老の大きさを比較しておけば分かったことでした。

それでも新鮮なお刺身で、美味しく食べ始めました。しかし、皆次第に口数が減り、丼を片手に格闘です。しかも最後には隣の席からカレイの唐揚げやアナゴ天のおすそ分けも来て、やはり食べきれないようです。結局、申し訳ないことですが、丼の底にご飯とマグロのぶつを残してしまいました。お支払は1,840円でした。

初日の昼からお腹一杯になり、観光スタートです。夜の宴会までには、お腹を空かさなければなりません。


431便.jpg

じゃこ天看板.jpg

四国ジャコ天.jpg

来島海峡大橋.jpg

大漁.jpg

大漁メニュー.jpg

大漁惣菜.jpg

全部のせ丼.jpg

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