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欧州出張(2) [番外編]

ルフトハンザの機内設備は、JALやANAと比べると5年は遅れている感じです。

質実剛健のドイツらしいと言えばそれまでですが、ほぼフルフラットになる座席も、窓側の2列の間にパーティションはなく、窓際の人が通路に出るには通路側の人をまたがないといけません。今回の席は通路側で、窓際は小柄な女性だったので通るたびに足を戻してあげなければならず、先方も気を遣ったのか、途中でしばらく戻ってきませんでした。

お決まりの機内食レポートですが、まあこちらも「質実剛健」。最初のワインと一緒に出てくるのはナッツだけで、サラダは切断面がやや変色していたり、お肉はナイフに力を入れてギコギコ動かさないと切れないほどの硬さだったりですが、そんな中、オードブルのシーフードは美味でした。たっぷりの海老と蟹を、パイナップルの小片の入ったサルサソースで頂きました。スチュワードのお兄さんがターキーを勧めてきたのは、シーフードの人気が高くて足らなくなりそうだったからかもしれません。デザートはチーズにして、残ったワインを飲みながら映画鑑賞して過ごしました。着陸前の食事は日本食にしてみましたが、こちらも、まあ可もなく不可もなく、いわゆる機内食でした。

映画は、今回はほとんど日本のものにしてみました。

まずはディズニーの「Coco」。まるで日本のお盆のような死者が現世に帰ってくるお祭りを題材にしていて、お子様向けの映画ながら大人でも楽しめるストーリーでした。続いては前回最後を見逃した「ミックス。」を後半から見ました。ガッキーと瑛太がどうなったのかやっと分かり、得心しました。続いての「三度目の殺人」は福山雅治主演で、役所広司、広瀬すずといった名優がいい味を出していました。そして「幼な子われらに生まれ」。浅野忠信と田中麗奈主演ですが、田中麗奈のしょーもない前夫が宮藤官九郎で、なかなか良かったです。さらに「君の膵臓をたべたい」。この映画知りませんでしたが、泣ける良い映画でした。主演の浜辺美波は今年の日本アカデミー新人俳優賞を取ったそうで、広瀬すずのような透明感のあるかわいい女優さんでした。そして最後が「チア★ダン」。時間切れで最後まで見れなかったのが残念ですが、なんとこれも主演が広瀬すず。ドラマ「Anone」にも出ていたし、売れてますねぇ。髪をひっつめにして、若さ全開でした。これは今年の夏のTBSドラマでも土屋太鳳主演でやるそうです。ダンスの上手な太鳳ちゃんなので楽しみです。数えてみると6本で、だいたい1本2時間で12時間。フライトは12時間半ですから、ミックスとチアダンは途中までとは言え、ずーっと映画を見ていたことになります。

ミュンヘンでは入国審査後に1時間の待ち合わせでルフトハンザの小型機に乗り換え、1時間半のフライトでブリュッセルへ。小さな機体でしたが、ビジネスクラスはお客を詰め込まないので、隣が空席で助かりました。軽食は本当に軽食で、硬ーいサラミ(フォークが刺さらず、ナイフで切れず)を手で持って食べました。こちらは、もちろん映画などないので、スマホに入れた「コンフィデンスマンJP」を見て過ごしました。第1話を見て、ただのドタバタコメディーで通勤視聴用トップ5作品から早くも脱落かと思っていましたが、騙しのトリックが二転三転し、なかなか面白くなってきました。長澤まさみも新境地で良い感じです。

こちらも定刻到着で、時刻は20時。タクシー用に€200ほどATMで引出し、タクシー乗り場の長い列に並びました。


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