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e-TAXで確定申告完了 [ぶつぶつ]

昨年からマイナンバーカード(http://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2017-10-15)やICカードリーダー(http://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2017-10-31)などを準備してきたe-Tax(http://sugadaira2011.blog.so-net.ne.jp/2017-11-09)での確定申告が完了しました。まずは、無事の完了でほっとしたところです。

手順としては、国税庁のホームページから確定申告書等作成コーナー(https://www.keisan.nta.go.jp/h29/ta_top.htm#bsctrl)に入り、必要なデータを順次入力していくだけです。

最初に行われるのはPCのシステムや機器がe-Taxに適しているかどうかのチェックです。ブラウザはInternet Explore11でなければいけないのには驚きました。普段はGoogle Chromeなので少し戸惑いましたが、入力画面になればどれも一緒なので問題ありません。

システムやソフトがOKとなると、続いて利用者識別番号と暗証番号の入力です。これらは登録時のデータを印刷しておいたので、手元資料を見ながら入力して完了し、いよいよe-Taxのデータ作成です。

所得が給与・年金所得のみか、そうでないかで作成するシートが違います。今回は株式の売却益があるため「給与・年金以外の所得のある方」を選択して作成を開始します。

最初は給与所得の入力からです。会社からもらった源泉徴収票を見ながら、画面の指示で数値をいれていきます。画面の指示が丁寧で、「源泉徴収票のココの数字」といった具体例が出てくるので、迷うことはありませんでした。

続いて株式の売却益です。これは「株式等の譲渡所得等」という欄があるので、そこに入力します。取得価格と売却価格、かかった費用を入力すればOK。株の売却益や配当金などは、もともと特定口座で分離課税されていれば申請の必要はありませんが、今回はちょっと理由があって課税されていなかったので、自己申告です。

最後に「ふるさと納税」です。寄付金控除を選択し、ふるさと納税したすべての市町村から送られてきた寄付金証明書について、ひとつひとつ入力していきます。これも都道府県と市町村名がポップアップ画面で選べて、しかも自動的に住所が入力されるため、インプットするのは金額のみ。とても簡単です。昨年まではワンストップ納税にしていたので納付先は5ヶ所だけでしたが、今年は確定申告をすることが分かっていたので5つに拘らずたくさんの自治体に寄付をしました。合計金額が合っているかどうかチェックして、こちらも完了。

これら以外に医療費控除や社会保険料控除があれば記入しますが、私の場合は会社の年末調整時に申請したものだけだったので、追記不要でした。

収入と控除がすべて入力されると、税金が計算されて出てきます。自分で想像していたものよりは少し安かったのでほっとしました。提出書類が画面で確認でき、印刷して手元に残しておくこともできます。提出不要の寄付金証明書も5年間は保管義務があるので、提出書類を印刷して一緒に保管しておきます。e-Taxといっても信憑性書類は郵送で送るのかと思っていましたが、何もなくてちょっと拍子抜けです。むろんふるさと納税は各市町村から税務署にデータが送られていて、コンピュータ上で申告データと照合されているはずですから、悪いことは出来ません。

e-Taxの入力では、途中で画面が切り替わるたびに「入力データーの一時保存」を聞いてきますが、これはちゃんと画面指示通りにセーブしておいたほうが良いです。少しずつ作業を進める場合でも、それまでのデータを呼び出して再開できるし、万が一のPCトラブルなどがあっても安心です。

データが完成し、それを税務署宛てに送信すると完了ですが、ここで登場するのがカードリーダー。PCのUSB端子に接続しマイナンバーカードを挿入すると、パスワードの入力などの指示があります。最初はカードを認識しなかったりして焦りましたが、カードを入れ直したりして、何とか無事終了しました。これもデータさえ残っていれば、途中からでもやり直せるので、慌てる必要はありません。

これで、確定申告の作業は終了です。あとは計算された税金の納税です。

納税は銀行振り込みやコンビニからの振込みなど数種類から選択できますが、今回は手数料のかからないe-Payを選択し、ゆうちょ銀行から振り込みました。ネットバンクどこからでもOKという訳ではないので、事前に確認しておいたほうが良いです。

いやぁ、一度やってみると、次からは問題なく出来そうで、書類を準備してわざわざ税務署まで出向くことと比べたら雲泥の簡単さでした。

これで気兼ねなく、ふるさと納税を5ヶ所に拘らずに選ぶことが出来ます。


e-tax画面.jpg

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