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一番搾り [ぶつぶつ]

このところTVで満島ひかりさんが宣伝していますが、キリンの「一番搾り」が新しくなったそうです。

最近でこそ、金麦の糖質カットが定番ですが、その前はずっと「一番搾り」でした。今でもちゃんとしたビールを飲む時に、まず手が伸びるのは「一番搾り」です。

会社に入った時、同じ三菱系列であったため、クラブハウスのビールはキリンのラガーでした。まあ、ありがたい時代でして、タダで飲めたので文句は言えませんが、しばらくしてアサヒから「スーパードライ」が発売され、その味にショックを受けたことを覚えています。昔ながらの「苦みのコク」から、「のど越しのキレ」の爽快感は全く新しい味で、ビールに対するイメージが大きく変わりました。

そして、それに遅れること3年。キリンが発売したのが「一番搾り」でした。こちらは名前の通り、一番麦汁のみを使用したもので、渋みを抑えてさっぱりとした味。こちらも出始めに飲んで、なるほどと味の違いを感じた一本でした。スーパードライよりもビールらしくて、それでもさっぱりしている一番搾りは、その後もずっと我が家の定番ビールでした。

で、今回の「新一番搾り」ですが、さっそく以前のものと飲み比べをしてみたのですが、実のところ、ちょっと残念な印象です。たしかにさっぱりとしているのですが、ビールのコクがさらに薄くなってしまい、なんかスーパードライに近づいた印象です。

そもそも4年前のリニューアルにも気付かなかったし、しばらく飲めば慣れてしまうのかもしれませんが、開発コンセプトとしてはどうなのでしょうかね。ホームページを見ると、麦の旨みがアップ!、雑味やクセがなくてバランスがアップ! となってますけど、クセをなくすあまり、ビールらしさも消してしまったような。

最近は個性的な地ビールも増えてきた中、クセをなくすという作戦が成功しているか否か?

プレバトの夏井先生の昇格査定を見守る心境です。


一番搾り.jpg

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