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筒袖 [ぶつぶつ]

土曜日は弓道の練習でした。

毎年1月から3月は県実業団の練習会があり、今年は1月18日と2月1日、間の1月25日は会社の弓道部の練習日で、3週連続で弓のお稽古となりました。実業団の練習は朝9時半から16時半まで、矢数は10射ほどですが、普段とは違う先生からの指導を受けられるし、良い射悪い射の見取り稽古もできて、勉強になります。

実業団の練習会は、和服着用で審査形式のお稽古です。普段の練習は道着に袴で、道着は半袖なので問題ないのですが、和服となると袂(たもと)があり、そのままでは弓は引けません。射場に入って本座で「肌脱ぎ」といって、弓を持つ左手を肩から脱いで射をするのです。女性は「襷掛け」といって、襷で袂をくくって射をします。

1月18日は小田原での講習会で、ちょうど雪交じりの天気でした。左肩をむき出しで引いていたところ、先生から「肌をむき出しだと見てる方が寒いので、防寒着を着るように」とのご指導があり、2回目の講習会の前に神田の小山弓具店に行って買ってきました。以前は下着を出すのは好ましくないという考えの先生が多かったのですが、最近は全日本弓道連盟の通達でも、健康に留意して寒い時期には防寒対策をするようにとなり、審査でも防寒着の着用が認められるようになりました。

和服用の防寒着としては、襦袢の形で袂のない「筒袖」です。最近はヒートテックのような裏毛のトレーナーを着て引く人もいますが、基本は筒袖です。化繊でできていて胸元もきちっと締まるので、見た目以上に暖かいです。


筒袖.jpg

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