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豊鉄 [ぶつぶつ]

月曜日に豊橋に出張してきました。

豊橋から私鉄の「豊橋鉄道渥美線」に乗って、ガタゴト。途中に愛知大学があるため、豊橋駅を出発するときには学生さんでほぼ満員でしたが、3つ目の「愛知大学前駅」を出ると、その後はガラガラ。10番目の老津(おいつ)駅で降りて、タクシーで業者さんの工場へ向かいました。

渥美線は豊橋から渥美半島の真ん中くらいにある田原市までを結ぶ18kmのローカル線です。車両はピンクの柄で桜のマークがついていました。これで一年中走っているのかしらん。東急電鉄の車両のお古を使っているそうで、なるほど車体の形には見覚えがありました。

同行したMO君は入場するときにタッチしたSUICAが見つからず、車掌さんに料金の340円を現金で支払っていました。そう、老津駅は無人駅で、下りた人は車掌さんに切符を渡すか、交通系ICカードでタッチするところを確認してもらって出場する仕組みです。

入場時にタッチしたのだから電車の中に落としたとなると大変と心配しましたが、無事にカバンの脇から出てきました。でもカードは一度入場処理がされているので、東京に戻る前に豊橋駅でICカード情報を解除して貰わないと、エラーになってしまいます。ひと手間増えましたね。

毎回、何かやらかしてくれるMO君でした。


豊橋電鉄.jpg

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白い巨塔 [ぶつぶつ]

先々週から先週にかけて、テレ朝の開局60周年記念で、山崎豊子原作の「白い巨塔」をやっていました。

長男が好きなこともあって、全五話を録画し、日曜日に第一話を見てみたのですが、どうも違和感があって、思わず15年前にTVドラマ化した際のビデオを見返してしまいました。

今回は、主演の「財前五郎」が岡田准一、「里見脩二」が松山ケンイチ、「東教授」が寺尾聡、財前の愛人の「花森ケイ子」が沢尻エリカ、財前の義父が「小林薫」といった面目で、なかなか見事な俳優陣をそろえています。

一方、見直したというビデオは2003年から2004年のフジテレビ開局45周年記念作品で、こちらは財前が唐沢寿明、里見が江口洋介、東教授が石坂浩二、花森ケイ子が黒木瞳、財前の義父が西田敏行といったところ。やはり大御所も含めて、素晴らしい俳優の面々が名を連ねています。

両方の第一話を見直してみて、なんとなく違和感の出どころが分かってきました。それは時代設定です。

原作は1965年と50年以上も前ですが、それぞれドラマ化する時代に設定を置き直しているため、今回の2019年ドラマでは財前五郎が最初に腕を振るう手術がAIを活用した腹腔鏡手術という設定になっていました。一方、2003年の際には、唐沢君がクラッシックに合わせて手を振り、手術の手順をイメージトレーニングしていて、外科医として並外れた技術を持っているところが想像される重要なシーンになっています。医は仁術で、やはり医者は自らの手をつかって問診したり処置をしたりと職人としての高い技術があって然るべきです。技術や装置の進歩に加えて、診断もAIがやるようになる時代だと、医者としての素晴らしさを演技で表現するのが難しく、その結果、現代版では演技やセリフが上滑りしてしまっていたような印象です。それは財前五郎だけでなく、周囲の面々、あるいは愛人の花森ケイ子に至っても、そんな印象でした。無理して役を作っているような。

実はこの「白い巨塔」は、1978年に田宮二郎主演でTVドラマ化されており、確か大学2年、スキーサークルの冬合宿に行っている時に、草津のホテルで田宮二郎の猟銃自殺のニュースを見て驚いた記憶があります。この自殺後にドラマの放送があり、最終回は30%超えの大ヒットになったのだそうです。このTVドラマの場面そのものは記憶にないのですが、その時に里見役を演じた山本學が2004年のドラマを見て「今回のは演技が大げさすぎる」と評したと知り、同じような印象を持たれていたのではと思いました。まあ良く見てみると、2004年のドラマでもPCでメールを見るシーンや携帯電話が出てきていたりして、時代が進むにつれてその時の技術やトレンドを取り入れざるを得ず、医者そのものの姿の描き方が難しくなっているのかもしれません。

白い巨塔は有名な作品ですし、何度も映画やTVドラマ化されています。それをどうして今回リメイクすることになったのか、まだ全五話を見ていないので何とも言えませんが、現代なりの解釈や問題提起が感じられればいいなあと思っています。

浪速大の教授陣の一人を初めて女性に設定したそうですが、そんなことで現代風にしましたと言われてもねぇ。


白い巨塔文庫.jpg

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FEDEXは速い! [ぶつぶつ]

仕事の関係でアメリカから荷物を送って貰いました。

もともとは先週末の金曜日、5月24日の朝に発送すると言っていたので、それなら1週間あれば届くだろうと、その荷物を使って行う作業を翌々週の月曜日の6月3日に予定して、豊橋の業者さんにもいろいろとお願いをして準備をしていたのでした。

ところが先方でトラブルがあって、結局発送できるのが29日の午後になるとの連絡がきました。3日の月曜日の仕事に持参するには31日金曜日に会社で受け取らなければなりません。うーん、これはまずいと思いつつ、まずは荷物の送り先を会社から自宅に変更し、金曜日にチェックして週末までに届かないようだったら月曜日の作業を延期しようと考えていました。

そして29日の朝から待てど暮らせぞ、先方から発送の連絡が来ません。しびれを切らして30日の朝に先方に連絡をしてみると、なんと発送は現地の29日、すなわち日本だと木曜日とのこと。これでは間に合いません。FEDEXの荷物追跡を見てみると、到着は31日金曜日の午後6時になっています。まあ、時差があるので土曜日の朝として、実際には早くても日曜日かなと思っていました。

そして翌日の金曜日に荷物追跡を再度チェックしてぶったまげました。なんと、もう成田に届いています!

集荷は現地の29日の水曜日の14時15分で、その日の内に航空貨物が離陸するオークランドの空港まで届いています。FEDEXの専用貨物便が離陸したのが木曜日の早朝03時56分で、成田の仕分け所には翌金曜日の06時41分着。時差が16時間あるので、飛行時間としては10時間くらいで、通常のフライトと変わりません。そして午前10時までに通関も終了し、13時15分には千葉から鶴見の集配所まで届きました。これだと、案内にあるとおり、日本時間の金曜日の夕方に自宅まで持ってくるかもしれません。日曜日に届けばよいかと思っていましたが、驚きです。

どうやらFEDEXさんやDHLさんは定期便があり、特に頻繁に荷物を海外に送る会社さんには特別枠があって、常に最短の便に押し込めるとは聞いてましたが、ここまで早いとは。

そして金曜日は到着までに帰ろうと17時に自宅に帰ってみたら、もう届いてました!

速くて、早い。FEDEXさん、恐れ入りました。


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