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2017年5月の十ノ原(3) [十ノ原]

3日目は富山へ行ってきました。

寒気が入って朝から雨になるものの、午後からは回復するという予報だったので、近場でうろうろするよりは車でちょっと遠くまで出たほうが良かろうという判断です。以前から興味のあった富山で、シーズンのホタルイカを堪能することにしました。菅平からの日本海方面への遠出は上越市までで、富山まで足を延ばすのは初めてです。

朝8時半に十ノ原を出発し、須坂へ下りて上信越道から北上し、上越JCTで北陸道に入って南下、滑川へ向かいました。滑川ICを下りたのが10時45分で、給油してから富山駅近くの環水公園を目指しました。最初の訪問地は、この環水公園にあるスタバで「世界一美しいスタバ」と呼ばれているお店です。

お店に到着したのが11時20分。運河を臨む公園の中にありました。スタバには独自デザインのコンセプトストアがありますが、その中から2008年に「ストアデザイン賞最優秀賞」を受賞したことが「世界一美しいスタバ」と呼ばれる所以です。天気は今一つでしたが、なるほど店の前には芝生と運河が広がり、開放的な親水空間が見事です。ガラス張りのスタバの建物も落ち着いていて、周囲に良くマッチしています。ゆずを連れて行ったので店内には入らず、屋外の席でラテをいただきながら、景色を眺めました。

続いての訪問地は「ほたるいかミュージアム」です。こちらは滑川ICの近くの海沿いにある滑川市の博物館で、ほたるいかシーズンの3月中旬から5月下旬までは「ほたるいか発光ショー」が見られます。大人一人800円はちょっとお高いですが、小さな子供たちと一緒にほたるいかが青白い光を放つところを見てきました。その後、併設している「おみやげマーケット」で茹でほたるいかを試食。なるほど美味です。店内では生のほたるいかを買って、その場で小さなコンロでしゃぶしゃぶして食べている人がいました。美味しそうでしたが、昼食はお目当ての店を決めてあったので我慢して出発です。

向かったのは黒部漁港にある「魚の駅 生地」。ここにある「できたて館 航海灯」では、ほたるいか尽くしの定食が食べられるとの情報を家内が調べてくれて、やってきました。到着したのは13時45分。ちょっとランチには遅い時間ですが、まだ満席で5分ほど待ちました。オーダーしたのはもちろん「富山湾ほたるいか定食」1,680円、家内は「冬二の詩(干しかれい定食)」1,240円です。

ほたるいか定食には、ほたるいかのお刺身が5杯、天ぷらで4杯、和え物で2杯がついていました。どれも美味でしたが、普段から食べている茹でたほたるいかの和え物でも違いを感じる美味しさでした。やはり地元だけのことはあります。そして何と言ってもここでしか食べられないお刺身が別格。家内のお勧めもあって、単品で追加してしまいました。8杯で880円。これはたまらん美味しさを堪能しました。

その後、併設している物産売り場で、茹でたてのホタルイカに沖漬け、蒲鉾を買いました。夕食もホタルイカです。

黒部ICから北陸道に乗り帰路につきました。帰りは上信越道の信州中野ICで下りて小布施のTSURUYAさんに寄ってから十ノ原へ戻りました。4日目は終日十ノ原で過ごすため、2日分の食料調達です。

夕食に並んだホタルイカ。家内は3杯しか食べなかったそうですから、残りはすべて私のお腹に。

ホタルイカたっぷりの一日でした。


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生地できたて館.jpg

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