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結婚30周年記念旅行 (8) [番外編]

いよいよ帰国する日を迎えました。

19日の朝はベルギーらしい朝食をと、グランプラス近くのファーストフードのお店「EXKI」へ出かけました。各種パンやサラダが並んでいて、プレートに好きなものを取ってからカウンターでコーヒーなどホットドリンクを入れてもらい、お金を払うスタイルです。クロワッサンにカプチーノ、サラダにしました。やはりクロワッサンは美味しかったです。2階の窓際の席からは何度も行き来したロイヤルギャラリーの入口が見えます。この先に色んなお店があって、それを抜けるとグランプラスでした。

ホテルに戻って荷造りをし、11時にチェックアウトしてタクシーでMIDI駅へ向いました。12時06分発のTGVでシャルルドゴール空港へ向います。

MIDI駅はスリが多いところで有名で、会社の同僚も何人か被害にあっています。周囲を見回しながら足早に待合室に入り、そこで出発まで過ごしました。定刻の10分前にホームへ上がると、すでに列車は到着していて乗車が始まっていました。2号車に乗り込み出発です。途中2駅ほど停車し、1時間40分ほどでシャルルドゴール空港に到着です。

シャルルドゴール空港では地下ホームからエスカレーターで2階まで上がり、エアフランスのチェックインカウンターに向かいました。

ここはすべてセルフチェックイン方式で、その後で有人カウンターに行って荷物を預ける仕組みです。アメリカのDeltaと同じですね。でも大きく違うのは端末の数。エアフランスのおひざ元空港にも関わらず、人出をかけていない印象です。しかもシステムが日本語に対応してはいるものの、途中で行き先空港の省略記号(今回はロンドンのヒースローでLHR)を入れさせたり、一緒の旅行者の情報の入力のタイミングが分からないなど、慣れていない旅行者には、とても不親切なものでした。

近くにいる係員に英語で聞きますが、フランス語なまりで、なかなか意思疎通が出来ません。しかたなく鞄からペンを取り出し、筆談で教えてもらいました。5分ほどかかって何とか入力を済ませ、出てきた2枚の搭乗券を受け取り、1枚を家内に渡し、荷物も預けて、さあ出国です。検査エリアの入口の係員にパスポートと搭乗券を見せ、自分は進みましたが、家内がついてきません。あわてて戻ってみると「これは搭乗券じゃないから通せない」と言われ、血の気が引きました。

良く見ると家内の搭乗券だと思って手渡したものは、ただのレシートで、実際には搭乗手続きをした場所の別の場所にいる係員にそれを手渡して搭乗券に交換してもらう必要があったのです。確かに大きな文字で「This is not a Boarding Tickect」と書いてあったのですが、端末の入力と荷物預けのことで頭が一杯で、良く見ていませんでした。

あわてて搭乗手続きをした場所に戻って、近くの係員に紙を渡すと、端末をパチパチ叩いて、今度は「個人情報が不十分と出てくるわ」と言われ、また驚きました。JALで手続きをしてあるはずなので、eチケットの控えを見せると、それを見ながらチェックをしますが、解決しません。最後に家内のパスポートをチェックして、やっと搭乗券が発行されました。

おそらく、往きの搭乗の際に明らかになった家内の英語のスペルが間違っていたことが原因だろうと思いますが、あの時に気が付いて良かったです。そのまま出発していたらロンドンのヒースロー空港での乗り継ぎでもトラブルになったでしょうし、帰国便でも、もっと面倒だったかもしれません。

搭乗券の問題を解決し、続いて出国カウンターに行くと、今度は私の入国スタンプがないと、これまた、とんでもないことを言い出しました。入国時に目の前でスタンプを押してましたし、スタンプなしで入国できるわけがありません。あわててページを繰って探しましたが、なかなか見つかりません。しばらく探して、やっと家内が見つけてくれて、無事の出国となりました。

写真の中の3つの黒い四角いスタンプが欧州の入出国スタンプで、右上のかすれたのが15年02月13日の入国スタンプです。だいたいこのページは2010年の頃のスタンプが押されたページで、出入りを示す矢印も薄くて分かりにくく、入国時の審査官の適当な対応が原因でした。夜中の22時過ぎの到着でしたし、疲れていたのかもしれませんが、大迷惑でした。

てんやわんやのチェックインから出国でしたが、無事に終わってあとはランチです。ここでもエアフランスのラウンジは使えず、フードコートでカレーライスのようなエスニック料理とビールを買って食べました。1時間20分ほどのフライトでした。

ロンドンでは、やっとラウンジでくつろぎ、JAL便の出発を待ちました。このラウンジはOne Worldグループ全体で使うため、お酒も色々あって、良かったです。料理もカレーやサラダ、スープなど色々あり、美味しそうでしたが、機内の食事のために我慢し、お腹をすかせてJL044便に乗り込みました。

これで、あとは羽田に飛ぶだけです。もう心配はありません。

 

EXKI食事.jpg

ギャラリー入口.jpg

パリ出国スタンプ.jpg


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