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結婚30周年記念旅行 (7) [番外編]

5日目になる18日はアントワープ観光です。

朝、ブリュッセル中央駅まで5分ほど歩き、窓口でチケットを購入しました。往復で一人14.6ユーロ、ざっと2,000円です。

ちょうど5分後にアントワープへ行く電車があったので、朝食も取らずに飛び乗ると、なんとローカル電車でした。検札にきた車掌さんに聞くと、1時間20分もかかるとのこと。後から来る急行のICに乗り替えると早いけど、今日は遅れているので、これで行っても変わらないよと、親切に教えてくれました。最初からICなら45分で着くはずだったので、失敗です。

アントワープ駅では地下鉄に乗り換えるのですが、案内表示がなく、良く分かりません。旅行者にはちょっと難しい地下鉄への階段を見つけ、ホームに下りました。同じホームに違う行き先の電車が入ってくるので、番号でチェックして、目的のノートルダム大聖堂に行く電車に乗り込みました。切符は乗る前にホームにある自動販売機で買う仕組みです。3ユーロのチケットを2枚購入し、電車の中に設置されてる機械に入れて打刻すればOKです。検札でチケットなしを見つかると高額の罰金を取られるのだそうです。

3駅ですから5分ほどで到着しました。

階段を上がり、地上に出るとチャペルの先端が雲にかかるほど高いノートルダム大聖堂が目に入りました。凄い迫力です。一旦近くまで行ってから、朝食を取りに街の中を歩き、少し離れた場所にあるベルギーワッフルが美味しいという「Desire de Lille」を見つけました。カフェラテと一緒に頼んだのはベルギーワッフルの上にフルーツやアイスクリームを乗せたもので、びっくりするトッピングの量でした。もちろん、美味しかったです。

腹ごしらえが済んだ後は、ノートルダム大聖堂に戻り、チケットを買って中に入りました。

あのフランダースの犬に出てくるネロが一生に一度見たかったというルーベンスの3枚の絵を見学し、さらに周囲の見事なステンドグラスもじっくりと見ることができました。主祭壇の中央に飾られていたのは「聖母被昇天」という作品で、ルーベンスが、あまり弟子達の手を入れさせずに自ら完成させた、思い入れの強い作品だそうです。主祭壇の脇には「キリスト昇架」と「キリスト降架」の2枚も飾られていて、まさにルーベンスの3作品がそろい踏みしている姿は圧巻でした。

その後、エスコー川に向って歩き、町を散策しました。大聖堂の裏にあるシティーホールは金箔が多用されていて、見事な建築です。アントワープはモードと宝石の町と言われるだけあって、こじんまりとした個人のお店が沢山ありますが、どこもとてもセンスが良く、しかも値段が安くてびっくりでした。ぜひ、もう一度暖かい季節に来たい街です。パリは一度は行きたいところですが、何度でも行きたくなるのがアントワープです。

遅めのランチは朝食の時に開いていなかった「Applemans」にしました。シャンパンとビールに続いて、アップルマンサラダとクラブアップルマンを注文しました。どちらも店名が付いている自信作で、見た目も綺麗で美味しかったです。

ランチを食べた後は、再び街をブラブラし、変わったチョコやビネガー、小物のお土産を買い込み、地下鉄と電車に乗って、ブリュッセルに戻りました。

今日の夕食は会社の同僚がパーティを開いてくれることになっていて、タクシーで移動するつもりでしたが、ホテルに着くとメールが入っていて、ホテルまで迎えにきてくれることになりました。ディナーの場所からブリュッセル市内を見下ろせるそうなので、もう少し早い時間に戻ってこれれば、景色を見せたかったようです。

BMWに乗せてもらい、ディナーの場所である「Atomium」まで連れてきてもらいました。ここは1958年の万国博覧会の時のベルギーのパビリオンだそうで、そこの最上階にあるレストランが会場です。遠くから眺めると化学の分子模型のように見えますが、近づくと高さが100mもある巨大な建造物で、中央にあるエレベーターの天井はガラスになっていて、中が見える、面白い趣向でした。

料理は暗くて写真が撮れませんでしたが、ベルギー料理のお肉とお魚を堪能しました。結婚30周年のお祝いにと、チョコとお酒も頂きました。

さすがに歩き回った一日で、総歩数は13,524歩でした。

あっと言う間の5日間の観光が終わり、いよいよ明日は帰国の途に着きます。

 

アントワープ大聖堂.jpg

ベルギーワッフル.jpg

アントワープステンドグラス.jpg

ルーベンス絵.jpg

アントワープシティーホール.jpg

Applemans-Salad.jpg

Club-Applemans.jpg

アトミウム.jpg


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