結婚30周年記念旅行 (6) [番外編]
4日目になる17日はベルギーへ移動です。
実は出発までが大変でした。
というのも、おそらく前々日のタルタルステーキが原因で、Laurentから戻ってから、お腹の調子が悪くなってしまったのです。腹痛はないものの、1時間に1度は起きる状態で、ベルギーへの移動の朝を迎えました。それでも朝食に軽く珈琲とクロワッサンを食べると、お腹も落ち着いてきて、何とか出発することができました。
まとめた荷物を持ってチェックアウトし、タクシーに乗り込み、パリ北駅へ向いました。
北駅では40分ほど待って、TVGに乗り込みました。ここもスリが多いことで有名なので、Informationカウンターの近くで壁を背にして、十二分に注意しながら列車を待ちました。出発番線がなかなか掲示されないのは、テロ対策だと思います。出発の15分前に7番線の表示が出て、TGVに乗り込み、1時間20分ほどでベルギーのブリュッセル MIDI駅に到着しました。ノンストップの快適な旅で、1等では珈琲にクロワッサンのサービスもありました。
MIDI駅からはタクシーでグランプラス近くにあるホテル「Radisson Blu Royal Hotel」へ向いました。ここは五つ星の豪華なホテルです。まだ12時前でしたが、無事チェックインできました。
荷物を広げてから、まずは観光名所、グランプラスの広場へ繰り出しました。
ここは世界で最も美しい広場の一つと言われていて、ゴシック様式で1400年頃に建築された市庁舎や、ギルドハウスが取り囲んでいます。ガラスの天井がある通路のギャラリーを抜けると、平日の昼時で、それほど観光客は出ていませんでしたが、お土産屋さんが立ち並ぶ裏道はそれなりの人出で、ブラブラしながら昼食のお店を物色しました。入ったのは中央駅近くのフリッツという元祖フライドポテトのお店「Chez Papy」です。ベルギーでは主食に食べるのがフリッツで、ピリ辛のマヨネーズにつけるのが普通だそうです。たっぷりとソースがかかったフリットを二人で食べましたが、さすがに半分ちょっとでお終いにしました。
その後、小便小僧を見てから、ルボー通りを抜けてチョコレートの名店が集まるグランサプロン広場へ。再びグランプラスに戻ってチョコやお土産を買って、ホテルに戻りました。
夜はオマール海老のビスクが有名な「Rugby2」へ。ホテルから歩いて15分ほどのサントカトリーヌ広場の脇にあるお店です。オーダーしたのは、もちろんオマール海老のビスク。写真からは伝わりませんが、オマール海老の旨味が丸ごと入った美味しいスープでした。
帰りにはグランプラスに寄って、ライトアップされた市庁舎を写真に収め、ホテルに戻りました。明日は最後の訪問地、あのフランダースの犬でも有名なルーベンスの絵を見に、アントワープに出かける予定です。
タクシーや電車の移動で、動き出したのは午後からでしたが、それでも結構歩き回り、総歩数は12,656歩でした。
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