コロナ禍に思う：十ノ原だより：SSブログ

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コロナ禍に思う　[ぶつぶつ] [編集]

皆様、いかがお過ごしでしょうか？

相変わらずのコロナ禍の中、在宅勤務というか、自宅待機を継続しております。暇を持て余し、時間はたっぷりあるのにブログが更新できておりません。前回のアップが4月13日ですから1か月以上のご無沙汰です。

ネタがないわけでないので、これはたぶんにメンタルな要素が強いものと考えられます。普段の生活に追われている時には、時間がなくて書けないと思っていましたが、実は時間が出来たとしても筆が進まないということが分かりました。日記・雑感というカテゴリーですから、日々の記録としてメモ程度を記すれば良いのでしょうが、不思議なものです。そうは言っても、学（悪）友のAD君からのリクエストもあり、つらつらと再始動したいと思います。

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手帳を見直してみると、今回のコロナ禍で会社を休み始めたのは2月20日でした。会社からはできるだけ在宅勤務とし、海外出張と新幹線による出張は不可との指示がありました。その後およそ週に半分ほどの出社となり、4月7日からは完全に在宅勤務になりました。3月19日から4泊で十ノ原へ行けたのはラッキーでした。今では県境をまたぐ旅行はご法度で、車にいたずらされたり変な自警団が横行していて怖くて動けません。おろらく5月末には緊急事態宣言は解除されるでしょうが、十ノ原へ行けるのは7月頃からかなと思っています。

先週からはBCP対応業務（事業継続のための必須作業）として週に1度の出社が認められました。緊急事態宣言が解除されればもう少し緩くなるのでしょうが、新しい働き方として、在宅で出来ることは在宅で済ませるようにとなりそうで、まあ週に２－３日の出社が普通になるかもしれません。なんといっても今の仕事のお客様が海外で、実作業も関西の協力会社さんが主体なので、出張が出来ないとエンジンはかかりません。

在宅勤務では、朝の9時から16時頃までは書斎にこもるようにしていますが、TVやBDプレーヤーもあるので（https://sugadaira2011.blog.ss-blog.jp/2020-04-13）、昔録画したドラマを見返したり、ワイドショーでコロナ情報を入手したり、仕事は半分くらいですかね。

いかにして、この持て余した時間を過ごすか？

在宅で行える仕事がないとはいえ、不要不急の外出はダメと言われてやることがないということは、普段は不要不急な外出をしていたということで、なんだか複雑です。

朝のNHK番組で精神科医の斉藤環先生が「不要不急な行動は人間には必須。不要不急な外出ができないなら、家の中で不要不急なことをするのが良い」と言われていたのが、目からうろこでした。でも、なかなかないんですよね。

また、かの養老孟司先生は、「こういう時は指を動かしているのが良い。単純な作業をただ続ける。自分はひたすら虫の標本を作っている」とおっしゃってました。ぼーっと走るジョギングにも繋がるのでしょうが、頭を使わずに単純作業を続けるというのは、精神的にも良いことなのでしょうね。特にこんな閉塞感（実際に閉塞ですね）の中では重要です。

また、サラリーマンが在宅になると、通勤をはじめとしたルーチンワークが出来ないことのストレスが大きいそうです。小さなことでも良いので、毎日決められた作業を設定して実行することで、心の安定が得られるのだそうです。で、この頃取り入れているのが、昼食後のウォーキング1時間と、風呂前の弓の素引き20回。運動としては週中の10km、週末に20kmのジョギングは続けていますが、弓道は市営の道場が使えずにお休み状態です。

あとは、時々の写経と料理ですかね。中学校以来の筆ですが、何とか形になってきました。書き順が分からず、スマホを横においてネットで調べながらですから、一枚仕上げるのに4－5日かかっていましたが、このところ2日ほどで書けるようになってきました。

料理もローストビーフ以外のレパートリーが増えてきました。ビーフシチューにブイヤベースは、想像以上に簡単です。先週の金曜日には、NHKのあさイチで紹介していたハンバーグをつくりました。ポイントは材料をこねる時に氷を入れたバットの上で冷やしながらこねることと、焼く前に肉のだんごの表面をオリーブオイルでコーティングすること。肉汁たっぷりで美味しくできました。塩はちょっと少な目でも良いかも知れません。フライパンにオリーブオイルを入れて、肉を入れて中火で4分。動かさないことがポイントです。ひっくり返して6分。その後火を止めて蓋をして10分余熱で完成です。