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エアコン交換 [ぶつぶつ]

エアコンの交換は月曜日の13時からでした。

ちょうど帰省から帰ってきた家内を迎えに駅まで行って、12時45分に戻ってくると工事用の車が家の前に停まっていました。ちょっと早目に来てくれたようです。でも、昨日は二人で来ていたのに、今日は一人。

処分のため、昨日ネットで調べたところ、古い室外機は60kgもありました。設置場所も狭いところで、横には別の室外機も置いてあり、とても一人で運び出せそうに思えません。「一人で持てますか」と聞くと、廃棄するものなので、地面を転がしていくから大丈夫とのこと。「えーっ、うそでしょう!」と思いましたが、案の定、後で応援の人を呼んでいました。いくらプロでも60kgの室外機を狭い場所で一人で抱え上げることはできませんよね。

でも、それ以外はすべて一人作業で、手際良く、感嘆しきりでした。

エアコンの下にあるテレビを横にどかしてから厚手のマットで養生し、まずは室内機の取り外し。機器を少し浮かせて下にある配管を取り出し、断熱材を剥いてからバッサリとペンチで切断します。室外機への電源コードも外せば、あっという間に室内機の取り外し完了です。

次に切断した配管の先端を加工してから、U字型のパイプを繋ぎます。どうやらこうして2本の配管を繋ぎ、室外機の接続口から洗浄ガスを流して配管内をきれいにするようです。一旦屋外へ行き、室外機に繋がっていた配管を取り外し、そこに洗浄ガスのボンベを繋いで何度かガスを流して配管内を綺麗にして完了。

それが終わると、再び室内作業です。室内機の位置を決め、ささえる金属板を壁にネジ止めして、新しい室内機をひっかけて取りつけます。こういう仕組みなんですねぇ。壁との間に5cmくらいの筒を差し込んでひっかけた室内機の下部を浮かし、作業を続けます。こうすると壁の孔から出ている配管との間にスペースができるので、作業がしやすい。良く考えられています。室内機側の配管の接続位置を確かめてから、U字パイプを取り外し、新しく30cm位の銅管を繋ぎ、断熱材を巻いてから本体に接続すれば、室内側の準備は完了です。

続いて室外機です。

応援の人が来たタイミングで、古い室外機を運び出します。空いたところに新しい室外機を置き、配管を繋ぎます。そしてそこにポンプを繋ぎ、配管の中の空気を排気して15分ほど保持します。接続部などでリークがなければ真空度が保持されるのでチェックできる仕組みです。その間に室内に戻り、熱交換フィンに水をかけ、結露水の排水がちゃんと行われるか確認します。

最後に屋外で真空ポンプを外し、室外機の中に入っていた冷媒ガスのバルブを開ければ、ガスの圧力で配管から室内機内までガスが満たされ、あとは室内機の電源コードを差し込めば、準備完了です。

リモコンのスイッチを押すと、無事涼しい風が出てきました。運転モードやフィルター交換、その他使い方を教わって、作業終了です。

ペットだけで運転する場合には、人感センサーを切りにしておかないと、人間不在と判断してエアコンが停まってしまうので、注意が必要とのことでした。なるほど、言われてみるとその通りですね。結局この機能はあまり使われない気がしてきました。

今回は事前に下見と状況確認が出来ていたので、テキパキと休みなく作業してくれましたが、それでもざっと3時間近くかかりました。

機械好きの私には、面白い作業見学でした。結構荒っぽい作業もあって、何かの際には役に立ちそうです。

エアコン.jpg


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