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2月の十ノ原 (2) [十ノ原]

最終日の月曜日は朝から片づけをし、早目に出発することにした。連休最後で関越道は混むだろうし、高速に乗る前に東御市の「湯楽里館」で温泉に入っていくためだ。

昨日の夜半からは粉雪が降り出し、朝にはジュリエッタもすっぽりと雪をかぶってしまった。標高が高いので、ほうきで掃けば吹き飛ばせるような軽い雪だが、ウォッシャー液はすぐには出ないし、視界を確保しておかないといけない。雪をかき落としてからエンジンをかけ、暖気運転をしてフロントガラスの雪を溶かしておく。

後始末も、3人だと手早い。荷物をまとめ、片づけと掃除、水回りの処理も小一時間で終了し、10時過ぎには出発の準備が整った。前回はコンポストに捨てられた生ごみも、今回は横浜まで持ち帰りだが、プラゴミと缶は管理事務所裏の集積場に置いていく。

上田へ向かう大笹街道も雪に覆われ、除雪車が出ているところでは渋滞が発生していたが、菅平口から真田町へ向い、横井の交差点を東御市方面に入ると、だいぶ流れが速くなってきた。このあたりではほとんど積雪はない。

11時前に「湯楽里館」に到着し、温泉に入る。午前中なのにかなり混雑しているのは、やはり連休で家族連れが多いからだろう。ここは、泉質では昨日の穴観音の湯にはかなわないが、浴場は広いし、眺めも良い。十ノ原からの帰りに立ち寄って行くにはちょうど良いのだ。

さて、皆が揃って、いよいよ横浜へ向かおうとしたところで、次男が「腕時計がない」と言いだした。色々探してみるが見つからない。どうやら昨日の「穴観音の湯」に忘れてきたかもしれないとなり、電話をしてみると、案の定、忘れ物で届いているという。

やれやれ、来た道を戻り、再び菅平を抜けて小布施まで山越えをすることになった。峠はまだ雪だろうし、関越道は完全に夕方の渋滞に捕まりそうだ。まあ、ジュリエッタの足慣らしに良いと、気を取り直し出発した。たぶん片道で50km以上あるだろうから、ざっと100kmは余計に走ることになる。

菅平を抜け、須坂に下りたところで昼過ぎになったので、以前から気になっていた手打ちそばの店「そば工房 高井野」さんで昼食をとることにした。

大笹街道で、長野道へ分岐する「仁礼町」の交差点を過ぎ、1kmほど進んだ角にあるサークルKの脇に看板が出ている。そこを右折して500mほどに「高井野」さんはある。立派な門構えのお店で、店内も割と広い。頼んだのは天ぷらそばと、温かいキノコそばに山菜そば。丁寧な盛り付けだが、量は少し少なめか。味も、普通に美味しいお蕎麦だったが、「刀屋」さんや「福田」さんほどのインパクトはない。このところ、我が家では「福田」さんがお気に入りなのだ。窓から見える庭では、雀が餌台に集まっていた。

その後、「穴観音の湯」で無事に時計を受け取り、帰りは長野道の小布施PAのスマートICから高速に入り、横浜へ向かった。ちょうど「湯楽里館」のあった東部湯の丸ICまで40分だった。菅平の峠越えの往きは1時間ほどかかったから、やはり距離は長くても高速を使うほうが早いようだ。

忘れ物のペナルティで、次男に穴観音の湯から横川SAまで運転してもらったので、楽な帰り道だった。最初はうるさかったベリーも、後半はジュリエッタに慣れたのか、後ろの席でおとなしく眠ってくれたのも有難かった。

もちろん渋滞に巻き込まれたが、予定より30分ほど早く、19時30分に横浜へ戻ってきた。あまりにも汚いジュリエッタを見て、急ぎ手洗い洗車したのは言うまでもない。

予定通り、総走行距離は1500kmを超え、小布施往復を加えて1648kmになった。

いよいよ、これで、オイル交換と点検ができる。

 

ジュリエッタ雪.jpg

高井野入口.jpg

高井野そば.jpg

すずめ.jpg

1648.jpg


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