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豪雪の中をイタリア自動車雑貨店へ [ジュリエッタ]

三連続でジュリエッタの話になる。

連休の最終日はみぞれ交じりの空模様だったが、新宿のイタリア自動車雑貨店まで走ることにした。もちろんスタッドレスだし、スリッピーな路面での運転モード「オールウェザー」の感触を確かめるにはちょうど良いと出かけたのだ。結果としては、予報外れの大雪で大渋滞に巻き込まれ、10時半に家を出て、帰ってきたのが16時前と、トホホな一日になってしまった。東京は雪に弱く、ほんの5cmも積もれば豪雪になる。まあ、そのお陰で、ずいぶんとジュリエッタに慣れる事ができたし、このオールウェザーモード、なかなか使えることが分かったのは収穫だった。

すでに10時半の段階でも大粒の雪がばさばさと降り始め、外出する人も少なかったのか、横浜市内は交通量も少なく、順調だった。横浜新道から首都高速に入り、外苑の出口を下りて、慶応病院の前を北に向かい、四谷三丁目の交差点を右折したところに、お目当ての「イタリア自動車雑貨店」がある。横浜からちょうど1時間だった。店の写真に写っている白い線は雪だ。写真に写るのだから、かなりの大きさの雪粒だった。

ここはイタリア系の自動車のグッズを広く扱っていて、ネット通販もしているお店だ。店内も洒落ていて、小物からエンブレム、パーツまで扱っている。今回の目的はキーリングだ。ジュリエッタのメインキーは長さが5cm、厚さが1cm近いオーバル型で、ボタンを押して鍵部をしまえて、掌に納まるのは良いのだが、出っ張りがない分だけ、つい無くしてしまいそうなのだ。このキー、一度なくすとコピーを作ってもらうのがえらく大変らしい。ディーラーの説明だと本国で作って航空便で送ってもらい、さらに工場で実車と一緒にコンピューター登録しないと使えないという。キーリングでもぶら下げておけば落としてもすぐ分かるし、なくし難いだろう。

店の中をうろうろしてみると、アルファロメオのものでも、1,000円の携帯ストラップから、10,000円近い金属製のキーチェーンまで色々とある。でも、やっぱり革が好い。結局店の中を何周かして、予備キー用とお揃いでベージュ色のキーリングを選んだ。合わせて5,880円。リングがキーの穴に入るか心配だったが、店の人に聞くと「入りませんよ。でも小さなリングを付ければ大丈夫」と、おまけでリングをつけてくれた。よくある話なのだろう。

買い物は30分で済み、寄り道しなければ13時には戻れると思ったのだが、とんでもない、首都高速は大渋滞で大変な帰路になってしまった。走っている車の絶対量は少ないのだが、ちょっとした坂道になると、ノーマルタイヤで動けない車がスタックして、道をふさぐ。見かねた後ろの車の若い人が数人下りてきて、車を後ろから押して何とか路肩に動かし、やっと車列が動き出す、そんなことの繰り返しだ。びっくりしたのは、乗用車だけでなく、タクシーやトラックでもスタックしている車が多かったことだ。タクシーなんてこの時期はスタッドレスに交換していると思ったが、そうでもないらしい。天気予報が雨だったから甘くみたのだろうか。

そうこうしているうちに、首都高速も不通箇所が出始め、ナビも横羽線から湾岸線へ誘導する。ところが、湾岸線も東扇島で閉鎖になって、一般道へ下ろされた。一般道を走って、ふたたび横羽線に戻り、金港JCTから横浜新道へ向かう。新道の連絡道に入ったところで、今度は横浜新道が閉鎖らしく、前方からバックで車が戻ってくる。そこで三ッ沢から横浜新道へ合流する乗り口を逆走して一般道へ下り、1号線の常盤台から和田町で16号線へ、さらに環状2号線で東戸塚と通って帰ってきた。それでもスタックした車が車線をふさぐと、30分くらい動かないことはざらで、保土ヶ谷バイパスを超えたあたりで、やっと流れるようになった。

帰宅したのが16時前。往きが1時間、帰りが4時間半。しかも、ちょうど13日に下田行の砂埃を洗い流したところだったのに、また汚れてしまった。

今週末もジュリエッタ嬢を磨き上げることになりそうだ。 

 

イタリア自動車雑貨店.jpg

キーリング2.jpg 


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