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山口りんご [十ノ原]

「山口りんご」といっても、山口県のりんごではない。上田市にある山口地区のりんごのことだ。

十ノ原の別荘を設計してくれた設計事務所のYさんは果樹園もやっていて、美味しいりんごが自慢だという。話を聞くと、以前蜜が一杯入ったリンゴを知人に送り、「腐ったリンゴを送りつけた」と怒鳴られたことがあるそうだ。冗談のような話だが、腐ったと間違えてしまうほど大量に蜜が入ったリンゴを食べてみたい。

7月の引渡しの時に、そんな話を聞いていたので、ぜひ時期が来たら譲ってくださいと頼んでおいたのだ。種類によっても出荷時期が違うだろうから、様子を聞こうと家内が電話してみると、ちょうど「シナノスイート」が収穫期だという。 10kgで5500円。後で数えてみたら大玉が26個入っていたから、一つ200円弱の見当か。スーパーの値段は良く分からないが、家内に言わせるとお得らしい。

写真で大きさが伝わるだろうか。優に直径が10cmは超えていて、ずっしりと重い。びっくりしたのはその味だ。品種が違うのか、蜜は入っていないが、まるで蜜リンゴのような甘さがある。しかもそれが満遍なく全体に行き渡っている。リンゴというとすこしスカスカした部分があったりするものだが、皮の近くから中心までほとんど均一で、肌理の細かさが食感に現れる。噛むたびにリンゴジュースが口の中に噴出すような、たっぷりの汁液が入っている。

これは、今まで食べたリンゴの中で、一番といっても良いくらいの美味しさだ。リンゴに対するイメージが変わりました。

11月になると「ふじりんご」の収穫が始まるらしい。こんどは腐っていると間違えそうな蜜入りりんごが味わえるかもしれない。

今から楽しみだ。

 

山口りんご.jpg

りんご.jpg 

 


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