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メルセデスC220dのびっくり ⑪ ヘッドライト [メルセデス]

ヘッドライトは、もちろんLEDです。

片側84個のLEDを制御して、前の車や対向車に眩しくなく、広い範囲を照らしてくれます。マルチステレオカメラや各種センサーで得た情報と、速度やステアリング角度、ナビからの交差点情報などを毎秒100回解析し、明るさや配光を制御をしているそうです。コーナリング時や交差点などでも、車の進行方向を自動的に照らしてくれるので、運転者は一切気にする必要はありません。また、リアフォグランプスイッチを押していれば、前方のフォグランプも自動で点灯し、路肩などを明るく照らします。そして雨などの悪天候で反射光で強く見づらい時には、自動でフォグランプをロービームにして眩惑を低減してくれます。

アダプティブハイビーム機能では、ハイビームも自動制御。高速時は最長650mまで先を照らしてくれるそうですが、どうやら真っ暗なところでないと機能しないらしく、通常の高速道路など街灯があるとお目にかかれないそうです。

今までの車では、ライトスイッチはハンドルの脇のウィンカーの先端についていましたが、メルセデスにはありません。そこはワイパースイッチで、ライト関係では手前と奥の動きのハイビーム切り替えのみ。ではライト点灯のスイッチはどこかというと、エンジンスタートボタンの右側のコンソールにあります。ただOFFのスイッチはありません。Autoの位置のままにしておけば、点灯や消灯はすべて自動でやってくれるので、触る必要がないから、ちょっと端のこの位置に置かれたようです。フォグランプを点灯させたい時だけは、そこにあるリアフォグランプをONにする必要がありますが、それ以外はAutoのまま。OFFのスイッチがないのも、安全を考えてのことだそうです。

面白いのはパーキングライト。欧州では路上駐車時に点灯させることが義務づけられている国もあるそうで、右か左を選択して車幅灯を点けっぱなしにできます。これ、間違って点けて車を降りてしまうと、ドアロックしてもずっと点いているので、バッテリーが上がってしまう危険があるので注意が必要です。

以前のジュリエッタでもイグニッションオンと同時にフロントライトが点灯して光軸調整の動きがわかるようになっていましたが(https://sugadaira2011.blog.ss-blog.jp/2013-01-31)、メルセデスでも同じように光が動くウェルカムライト機能が付いています。車に乗り込んでエンジンをかけると、ポジショニングライトに続いてメインライトが左右に流れるように点灯し、なかなかカッコ良い演出です。


マルチビームヘッドライト.jpg

アダプティブハイビーム.jpg

ライトスイッチ2.jpg

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