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自動散水器の設置(その2) [ぶつぶつ]

購入したのは以下のものです。

Water Garden 自動散水システム家庭用お庭セット 27,980円、追加パーツ 15,273円

地下散水ジョイントパイプ 3,024円、管継手部品(エルボー、ブッシング) 821円

ホース分岐コネクタ 928円、ワンタッチホースコネクタ 2個 944円

ネジ変換ブッシング 908円、ワンタッチソケット 1,251円

ゴムホース 20m 4,298円

これら以外にも、ホースバンドやシールテープなど、数百円の細々としたものもありますが、ざっと合計で56,000円でした。追加パーツの主なものは、調節ドリッパーが30個、調節ジェットノズルが9個、Sホースが15m(1m単位の切り売り)などです。追加したSカップリングはほとんど使いませんでした。やはり余裕を見て購入したので、無駄になったものもあります。Sホースはお庭セットにも15m入っていましたが、さらに15m追加で正解でした。ほぼ全部使い切りました。今回はメインホースが短めで、庭の隅々までメインホースを敷設できなかった分、Sホースが長く必要でした。

本体のお庭セットですが、セットで購入するのが安いかどうかは微妙です。使った部品をすべてパーツ売りでそろえた場合39,540円で、上の27,980円と15,273円の合計43,253円より安価になりました。しかもセット買いの場合、中に入っていたスプレーやジェットノズルなどの一部は使わずに無駄になりました。これらは水量の調整がなく、芝生などに散水するためのもので、植木鉢毎に散水するのには適さないからです。事前に細かく施工状況やノズルの使用状況が決められるなら、個別に購入したほうが無駄がなくて安くあがると思います。

下の図は、我が家のホースと散水ノズルの設置図面です。番号がノズルを設置した数になります。事前にこんな細かい配置まで決めていた訳ではありませんが、ホースの敷設位置は重要です。というのもセットに入っているメインホースは30mで、追加購入する場合も30m単位で4,050円(税別)になるためです。なんとか30mで済ますため、途中に通常のホースを挟むことにしました。

といっても、これはメーカーに電話して教えてもらったものです。30m単位でしか購入できないのでムダが多いと相談したところ、メインホース同志を繋ぐカップリングは内径15mmの通常ゴムホースにも接続可能と教えてくれました。散水のノズルを取り付ける部分はメインホースに穴を開けてカップリングを差し込んでSホースと呼ばれる枝を出すため、専用の黒いプラスチックホースでなければなりません。一方、ノズルを取り付けない部分はその必要がないので、市販のゴムホースで代用できます。我が家の場合、南にある庭と北にある玄関前には植栽がありますが、その間の西側通路にはありませんから、ここを通常のゴムホースに置き換えられれば、メインホースが短くて済みます。最終的に絵を描いてみて、さらにメインホースが3mほど足りないことが分かったため、玄関前の階段部も通常のゴムホースに変更し、何とか30mで済ますことができました。下の絵の赤い部分がメインホース、青い部分が市販のゴムホースです。なお、ゴムホースを使う場合には、カップリングとの接続部をホースバンドでしっかりと固定するようにとのことでした。ゴムが劣化して緩むと水圧で抜けてしまう危険があるそうです。

さて、おおよそのメインホースの設置レイアウトが決まったので、最初にコントローラーの設置です。これは地下散水栓のある南の庭の西側になります。

購入したコントローラーは立水栓用なので、そのまま地下散水栓に取り付けることは出来ません。細かいことを気にしないなら、地下散水栓から逆さ向きに斜めに飛び出させて取り付けることもできますが、コントローラーの底部には電池ケースがあり、水が入ると困ります。見た目も格好悪いので、市販のジョイントパイプを装着することにしました。

これは他社のコントローラーを装着するためのものですが、流用可能です。これを地下散水栓に取り付けると、吐水口が30cmくらい上になるので、そこにコントローラーを取り付けます。ただし、コントローラーの下側に余りスペースがないので、コントローラーの下に付ける付属のパイプは極力短く切り、その先に付属のDXエルボを取り付けました。

この部分は管継手という部品を使ってパイプを横向きに引き出す方法もありますが、その場合はコントローラー下端のネジをアメリカ規格から日本規格に変換するアダプタが必要です。これも販売店にお願いすれば入手可能とのことでした。

DXエルボの先にはゴムホースを接続して地下栓から地上に引出し、そこに三又のホース分岐コネクタを入れました。これは自動散水ラインと一緒に、従来からの水やりホースを取り付けるためです。分岐コネクタにはそれぞれコックがついていて、ホースで水やりをしたい時には自動散水ホースに繋がる方を閉めて、水やりホース側を開けます。そしてコントローラーの手動ONスイッチを入れれば、元栓が空いて水が出る仕組みです。手動の水やりが終わったらコントローラーをOFF(手動スイッチをOFFにすると自動散水モードがONになる)にして、分岐コネクタのコックを元に戻せば、自動散水ラインにつながるという訳です。

ともかくも、コントローラと分岐コネクタまで設置できたので、続いて散水ラインの設置です。

図面にしたとおり、分岐コネクタの先は二つに分かれ、左側は南側の庭へ、右側はゴムホースにして北側の玄関前へと敷設しました。南側の17mは多少長さが変わっても問題ないため、最初に北側のラインを敷設し、その後南側を行いました。メインホースは予想以上に硬くて、曲がりグセがついているため、広い場所できれいに伸ばしてから長さを決めて切断しました。敷設する場合も、あまり小さい曲率で曲げることは出来ません。ぐっと直角に曲げたいところはエルボの継手で繋ぐ必要がありますが、あまり多用すると水圧が下がってしまうそうです。今回はゴムホースとメインホースの間の接続部もあるため、極力直角には曲げないように敷設しました。その分、やや見てくれは良くありません。

敷設が完了したら、一旦水を流してホースの中のごみを排出して、その後ホースの端部2カ所にエンドキャップを取り付けて蓋をします。これでメインホースの完成です。接合部で水漏れがないか、チェックし、問題なければ散水ノズルの取り付けに移ります。


追加部品.jpg

自動散水ライン設置図.jpg

ジョイントパイプ.jpg

コントローラエルボ.jpg

自動散水器.jpg

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