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都会の昼食(242) 日本橋 万豚記 豚キャベツ味噌炒め定食 [都会の昼食]

つい先日来た日本橋「大吉三」の、同じ建屋の1Fにある中華のお店です。

店構えからして迫力があります。中はカウンター席が4人ほど、あとは4人掛けのテーブルが所狭しと置いてあって、木の丸い椅子で、まるで寅さん映画に出てくる昔の食堂の雰囲気です。2Fの大吉三もそうでしたが、この建物のお店は昭和レトロを残した懐かしい空間です。

昼のメニューは、油林鶏、ライス、スープが付いた定食が8種、麻婆豆腐からレバニラ、麻婆茄子、豚きくらげ、豚キムチなどなど。どれも税別830円。他に各種ラーメンや炒飯もありました。定番なのか大きく描かれているのが「餃子定食」。やみつき餃子は餃子が12個で780円、大餃子定食は大餃子が6個で880円で、どちらもライスとスープ付きです。食事の途中で見かけたやみつき餃子はごく普通の大きさの餃子がどんどんと2段に6個ずつ盛られていましたから、値段から考えて大餃子はおそらくその2.5倍はある、すごい大きさと想像されます。

午後からニンニクぷんぷんというわけにもいかないので、ごく普通の「豚キャベツ味噌炒め定食」を選びました。回鍋肉ですね。 

待つこと5分、出てきました。ご飯は半分ねと言ったのに、見ると丼に半分で茶碗なら普通に一杯の量でした。のぞいてみると普通の定食には丼にちょうど一杯、大盛りを頼んだ人には丼から5cm近く盛り上がるようなてんこ盛りで、しゃもじで形を整えて出していました。こりゃあ次元が違う感じです。

豚キャベツ、美味しいです。中華は出来たてが一番ですが、それにしても強火でささっと炒めてあるので、やけどしそうなほど熱々です。甘辛い味噌の絡み具合も適当で、寒くなってきたこれからの時期にぴったりです。

どの定食にも添えられている油林鶏は、いわゆる唐揚げです。ぱらっと葱が乗っていて、醤油タレもかかり、こちらは少し冷めているものの衣はパリッと、中はジューシーな鶏肉で美味しいです。

厨房の中には男性が3人、フロアーには男女1名づつ、注文は片言の日本語ですが、あとは完全な中国語の会話でした。東京駅では一押しの「博雅 」(都会の昼食(181): 2015-01-23)がありますが、こちらも厨房から接客まで中国の人でした。

やっぱり、美味しい中華料理は中国人なんでしょうか。

次回は、なんとか午後をずる休みにしても、餃子に挑戦したいお店でした。

 

豚キャベツ味噌.jpg

万豚記.jpg 


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